PTSDは、遺伝子「ホスホジエステラーゼ4B(PDE4B)」の働きが弱い程症状悪化! 

PTSD ホスホジエステラーゼ4B

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

皆さんは、一度はPTSDという言葉自体は聞いたことがあるのではないでしょうか?

PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは、「Post Traumatic Stress Disorder」の略で、事件や災害、事故など、強い恐怖や生命の危険を感じる様な体験を引き金で発症する精神的な障害です。

PTSDは、精神的苦痛を抱いたり、悲しい体験を繰り返し思い出したりします。他人が亡くなるのを目撃するといった間接的な体験が引き金となり発症することもあります。

記憶が突然蘇るフラッシュバックや抑うつ、不眠、過剰な警戒感、パニックなどの症状が出現します。体験から数年後にPTSDを発症する場合もあります。厚生労働省によりますと、日本の総人口のおよそ1.3%がPTSDを経験するとされています。

私も恐らく中学生の頃のいじめが原因のPTSDだと思いますが、特に20代がフラッシュバックが酷く、毎日の様に悪夢にうなされ、当時1番信頼していた精神科の主治医からも、「どうすれば救ってあげられるか分からない」と言われていた程、深刻なものでした。

そんなPTSDですが、先日その原因の遺伝子が特定できたという研究成果が発表されました!

世界で初めてPTSDを発症する分子機構を発見できたと、東京大学などの研究チームが2024年3月1日に明らかにしました。「ホスホジエステラーゼ4B(PDE4B)」という遺伝子の機能が弱い程、フラッシュバックなどの症状が重症化するといいます。

研究チームの神経科学が専門の、喜田聡・東京大学教授は「PTSDは専用の治療薬が存在しない状況が続いています。今回の我々の研究成果が、治療法や診断方法の開発に結び付くかもしれません」と説明します。

今回はPTSDにまつわる最新の研究成果をお届けします。

PTSDに左右される、遺伝子「ホスホジエステラーゼ4B(PDE4B)」とは?

画像引用・参考:心的外傷後ストレス障害(PTSD)の分子機構の解明 ――cAMP情報伝達経路の過活性化がPTSDの原因となる――   東京大学

東京大学の研究チームは、PTSDの患者さんの血液と、PTSD状態に陥らせたマウスの脳内の「海馬」という領域で機能する遺伝子を比べました。どちらも遺伝子「PDE4B」が共通して低下していることを見つけました。

遺伝子「PDE4B」は、記憶に関わる情報伝達物質「cAMP」を分解する酵素としての働きをします。PTSD状態にしたマウスで、「cAMP」を人為的に増加させるとフラッシュバックの様な症状を示し、逆に人為的に減少させるとフラッシュバックの様な症状が抑制させました。

そのことで「PDE4B」の機能が弱くなると、「cAMP」が活性化され、フラッシュバックなどの症状が引き起こしやすく、PTSDの重症度が増殖することも見受けられます。PTSDの患者さんの血液を解析すると、症状が重い人になればなるほど「PDE4B」の機能が弱かったといいます。

その反面、この「cAMP」は開発中の慢性疼痛治療薬で不活性化することも発見し、治療法の開発に結び付く可能性があるとされます。

参考:PTSD発症メカニズムを解明、治療薬に道筋…東大などチームが関係遺伝子を特定 読売新聞(2024年)

この研究成果は国際科学誌[モレキュラー・サイカイアトリー]にて発表されました。

脳神経科学が専門の富山大学の卓越教授の男性は、「PTSDの原因となる、『PDE4B』と『cAMP』という、特定の部位をターゲットとした治療法の確立に、かなり近付いたと言える研究成果でしょう」と述べました。

私とPTSD

私はPTSDの診断は受けていませんが、恐らくあると思います。それはやはり中学時代のいじめですね。

無視されたり、席を離されたりはもちろんありました。学校で使うテニスの硬式ボールを、クラスの男子全員から投げ付けられたこともありました。

地理の時間、私の名前と同じ地名を習う時、クスクスと全員が笑いました。

私は授業で寝ることはほぼありませんでしたが、1回授業で寝て、終わりの号令まで寝ていた時がありました。

その後の掃除の時間に雑巾で床を拭いていると、いじめのリーダー格の男子から、手を足で踏まれ、

「あ、生きてたんだ(笑)」

と言われました。

大学時代の嫌がらせからの中退、面接不採用続き、引きこもりなど、様々な辛いことが多かった私ですが、中学時代のいじめは、病気の影響で忘れた部分があるものの、長い間悪夢で出て来て苦しみました。

中学時代の姿のまま、いじめていた同級生が出て来ました。この悪夢は、TANOSHIKAに入社した1ヵ月過ぎまで観ていました。

ほんの3年前までくすぶっていた私は、今はマイルドになりましたが、心の中にやり場のない怒りの刃を、常に人に向けている状態でした。

今はコロコロ主治医が変わりますが、3年前、10年間お世話になった、私のことをよく知っていた当時の精神科の主治医ですら、「どうやってあなたの心を軽くし、助けてあげられるか、僕にも分からない」と、言われていた程でした。

あの時のいじめは許していませんが、WEBライターとして過去の自分と向き合ってから、少しずつ悲しい記憶を消化していきました。

いじめの記憶が病気でほぼ無くなる程、PTSDで追い詰められた自分が過去にいたんだろうなと思っています。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も2交代制で担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。