生理中の経血量多いですか?~「夜用ナプキン」を日中に使っていたら婦人科へ~

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はじめに

先日、このようなツイートを見つけました。

それは、生理用品の「夜用」を日中でも使っているのは、経血量が多い証拠だということでした。

かくゆう、私も生理中は経血量が多くて「夜用」や「おむつ式」のナプキンを使うぐらいなのです…。

生理の血は何の血?

生理のときに出る経血は、妊娠に向けて成熟した子宮内膜が剥がれ落ち、血液とともに排出されたものです。ホルモンの働きによって子宮収縮が起こることで、不要になった子宮内膜を体外へ押し出して排出します。

引用:経血がドロドロしているのは病気?|elis(エリス)クリニック

このように、毎月子宮内膜が厚くなり、妊娠がなければ不要となった内膜は剥がれ落ちます。その剥がれ落ちる段階で、出血をともなうのです。

 

「夜用ナプキン」を日中使う人は要注意

生理の時の経血量が140ml以上であれば、「過多月経」と呼ばれます。

しかし、当の本人(私も含め)たちには、ナプキンにどれだけの量の経血がしみ込んでいるなんてわかりません。

生理用品の大手メーカー「ソフィ」のホームページによると、

「経血量が多いかどうかの判断基準は、昼でも夜用のナプキンを使う日が月経期間中に3日以上ある、普通のナプキン1枚では1時間ももたないなど、このような場合は経血量が多いと判断しましょう。」

「また、経血にレバーのような大きな血のかたまりが混ざることも、月経過多の特徴的な症状です。以前よりも経血量が増え、月経期間も長びいているようであれば、一度婦人科で相談しましょう。」

引用:ソフィ

と書かれており、過多月経になると「貧血」なども引き起こす原因になります。

過多月経による貧血は、「鉄欠乏性貧血」であることが多く、症状の一つとして、爪の異常があり、爪の真ん中が凹んでスプーンのようになったり、爪が薄く割れやすくなったりします。鉄欠乏性貧血の方の中には、爪の症状に納得する人もいました。

様々な婦人病が隠れている

また、貧血だけではなく、さまざまな子宮の病気が原因で、生理の経血の量が多いこともあります。

過多月経の原因としては、女性ホルモンの異常、子宮腺筋症、子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮内膜増殖症、子宮頚がんや子宮体がんなどの可能性があります。

「経血が多いくらい」とは考えずに、病院で検査をしてもらうことがとても大切です。

さいごに

わたしもかつては、経血の量がすごく多くて、夜用の一番大きいナプキンをつかったり、タンポンとナプキン同時に使ってみたりしたのですが、特に寝るときの経血漏れがひどく、どれだけ気をつけても朝には、布団に経血がついているなんてことは、日常茶飯事でした。

最近になって、オムツ型のナプキンが発売され、経血の多い夜でも安心して漏れることなく、眠れるようになりました。

そして、経血が多い原因としては、生理不順があり、生理痛もひどかったので、今では婦人科でピルを処方してもらっています。

ピルを服用することで、経血の量はだいぶ減りましたが、まだ夜はオムツ型は手放せません。

日中に夜用ナプキンを使用されている方は、「過多月経」など、子宮の病気が隠れている可能性があります。

ぜひ産婦人科や婦人科を受診されてみて下さい。

 

参考サイト

「夜用ナプキン」を日中に使ってますか?→経血量が多い証、婦人科へ 貧血の可能性も「パッケージに記載してほしい」医師の願い|まいどなニュース

ソフィ

 

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TANOSHIKAライター。うつ病、AC(アダルトチルドレン)、機能不全家族育ち。現代詩を勉強中です。セクシャルマイノリティ当事者。読みやすい、わかりやすいをモットーに様々な記事を書いていきます。