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クラウドファンディング420%達成!
クラウドファンディング420%を達成した「この子には障がいがありますマーク」の無料配布の申込受付が8月10日に開始されます。
「障がいのある子どもと、もっと安心しておでかけしたい!」と障がい児の母親が企画・制作したこのマーク。
一体、どんなマークなのでしょうか?
「この子には障がいがあります。」マークとは?
このプロジェクトの発案者は、ハンディを持つ長男(8歳)と次男(5歳)と暮らすシングルマザーの穐里明美(あきさとあけみ)さん。
彼女には、悩みがありました。
ハンディを持つ長男ともっと安心して外出したいというものでした。
穐里さんのご長男には、生まれつき「自閉症」と「ワールデンブルグ症候群」という障がいがあります。どちらの障害も、見た目では分かりにくく、周りから誤解されてしまう場面も少なくなかったといいます。
お子さんが2歳のとき、病院のボランティアスタッフからもらった「この子には障がいがあります」という文章が書かれたキーホルダーに、私は何度も何度も救われました。
穐里さんは、当時のことを、「バギーに乗る息子に「もう大きいんだから歩かせなさいよ」などと言われることもあり、外出するとき、特に電車に乗るときは周りの視線も刺さるような気がしていました。」と語っています。
ですがこのキーホルダーがあると、周りの視線も驚くほど温かいものとなりました。
と声をかけていただくことも増えたとのことでした。
その後、古くなったキーホルダーの代わりに、同じキーホルダーを探したのですが、もう手に入らないということがわかりました。
ならば、「自分で作ってしまおう」とこのプロジェクトが始まりました。
参考・画像引用:「この子には障がいがありますマーク」を広め、思いやりの架け橋に!
マークの仕様
画像引用:クラウドファンディング420%を達成した「この子には障がいがありますマーク」無料配布の申込受付が8月10日開始|株式会社Fair Heartのプレスリリース
・縦8.5cm(ストラップ部分除く)
・横5.3cmクッション性のあるポリ塩化ビニール製
・裏面にメモを入れられる仕様となっています。
マークの利用シーン
最後に
穐里さんからのメッセージがあります。
「この子には障がいがありますマーク」の有無に関わらず、人にやさしくし合えることがごく自然で当たり前である環境を作りたいと思っています。
困った時に助けを求めやすくなるように、ということ以外にも、周りの方が手を差し伸べやすくなって会話が生まれ、障がいについて考えるきっかけを作ることができたらうれしく思います。
今、過去の私と同じ思いを抱え、お子さんとの外出に不安を感じている親御さんや、障がいをオープンにすることに迷いを感じているご家族が、もっと安心できるもっと優しい社会づくりの実現へ一歩近づくことを願っています。
私も以前に、「ヘルプマーク」への思いを記事にしたことがあります。
ヘルプマークを持つことへの葛藤を記事にしたのですが、その後ヘルプマークを受け取ることにしました。
今では、カバンにヘルプマークを付けて、事業所へ出勤しています。
今のところ、ヘルプマークをつけていることで何か助かったという具体的な例はないですが、気持ちの面で少し安心感が生まれました。
マークに助けられている感じがするのです。
できれば、穐里さんがおっしゃるようにマークの有無に関わらずに、他人に優しくできるようになれば一番いいと思います。
【ヘルプマークの記事】
参考サイト
クラウドファンディング420%を達成した「この子には障がいがありますマーク」無料配布の申込受付が8月10日開始|株式会社Fair Heartのプレスリリース
「この子には障がいがありますマーク」を広め、思いやりの架け橋に!
「この子には障がいがあります」 障害をオープンにするタグを配布する47歳母親の決意(1/4)〈dot.〉 | AERA dot. (アエラドット) (asahi.com)
noteはじめました。こちらもどうぞ
「何かお手伝いが必要ですか?」
「どんな障がいをお持ちなんですか?」
「私の家族にも障がいを持っている人がいるんです」
「このキーホルダーはどこで買ったんですか?」