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こんにちは、翼祈(たすき)です。
今回はこの間知ったこの問題について、考えていきたいと思います。
イギリス、全ての猫にマイクロチップ義務化 マイクロチップの重要性とは
イギリス政府は、飼い猫を含む生後20週以上の全ての猫にマイクロチップの装着を義務付けることを決めました。現在、イギリスにいる飼い猫1080万頭のうち280万頭は、生後20週以上の含めマイクロチップを装着していないといいます。違反した場合は最高500ポンド(約7万5000円)の罰金が科されます。チップを装着することで、猫が迷子になったり、盗まれたりした場合でも飼い主と再会できるようになるといいます。ペットの盗難防止活動団体であるPet Theft Awarenessによると、ペットの盗難件数は2015年から2020年までに約3倍に増加し、さらに2020年3月から2021年3月までに12.3%増加しています。
政府は、飼い主が飼い猫に政府が指定した固有の番号がついた小型のマイクロチップを、猫1匹1匹に対し皮膚の下に埋め込むことにより、万が一飼い猫が行方不明になった際にもマイクロチップの固有番号の照合により飼い主と再会しやすくなることを期待しています。
スキャナーで政府が指定した固有の番号付きのマイクロチップの番号を読み込み、このマイクロチップの番号をデータベースで照会することにより、迷い猫を飼い主の元に帰す方法に容易に特定することができるためといいます。
また、動物保護団体のCats Protectionの話では、マイクロチップ装着にかかる費用は通常20~30ポンド(約3000~4500円)ほどで、マイクロチップ装着の処置は苦痛を動物に強いるものではありません。
Cats Protectionは、これまでにも飼い猫へ政府指定の小型の固有番号付きマイクロチップ装着義務化の運動を率先して参加してきました。
Cats Protectionの擁護・政府関連部門の責任者であるジャッキー・カフ氏は、飼い猫の飼い主を見つける際はもちろん、何かで怪我をした猫の身元を特定する時や、例えば交通事故で死亡した猫の飼い主にその悲報を伝える時など、飼い猫にも政府指定の小型の固有の番号付きのマイクロチップ装着義務化の重要さを常日頃から痛感しています。
イギリス政府の動物福祉省のゴールドスミス卿によれば、こうしたマイクロチップ装着の義務化という新たなルールにより国内の何百万頭もの猫のかけがえのない命を守ることができると訴えています。
現在政府は、先に義務化された飼い犬のマイクロチップ装着に関する法律およびデータベースシステム改善の見直しを行っており、この法律やデータベースの改善の見直しが完了次第飼い猫の政府指定の小型の固有番号付きマイクロチップ装着義務化の規則が施行される予定です。
日本では、
日本で新たに施行する改正動物愛護法でも、ペットの販売者のマイクロチップ義務化以外に、幼すぎる犬や猫などの動物の販売を禁止する「8週齢規制」や、飼育環境において数値で規制していく「数値規制」、インターネット上での動物の販売をしにくくする規制などが盛り込まれています。
ペットにマイクロチップを埋め込むことによる健康被害を懸念や不安視する声もあがっていますが、動物への健康障害はほとんどないそうで、日本の環境省は「副作用はほとんど報告されていない」と説明しています。
日本でも来年6月からペットショップやブリーダーなどで販売される犬や猫へのマイクロチップ装着が義務化されますが、既に飼われている犬や猫は努力義務にとどまっています。動物福祉先進国の英国はこれに先行する形となりました。
環境省は11月24日、飼っているペットの犬や猫に飼い主の情報を記録した、政府指定の固有番号のある「マイクロチップ」の装着を飼い主に義務付けるのに関連して、環境省の指定機関の日本獣医師会に飼い主が納める責任のある、ペットの「マイクロチップ」の情報登録手数料の金額が決定しました。
指定機関に納める飼い主負担の情報登録の金額はインターネットで申請する場合は手数料300円、書類申請の場合は手数料1000円です。政府により固有番号がわりふられた「マイクロチップ」への飼い主の情報登録は、いなくなったペットの遺棄や行方不明を防ぐのが大きな狙いです。
この装着の義務化はペット業者にも規制強化し、生後56日以下の犬猫販売禁止します。マイクロチップの大きさは直径2ミリ、長さ8~12ミリの円筒形と小さいもの。政府指定の固有の15桁の番号を記録し、注射で犬や猫の体内に小さなマイクロチップを埋め込見ます。専用の機器をかざして登録された固有の番号の情報を読み取ると、飼い主の氏名や連絡先などがすぐに照合出来ます。
飼い主情報の登録やマイクロチップの装着は、改正動物愛護法に基づき、2022年6月からペットショップやブリーダーにもこのマイクロチップ登録が国から義務付けらます。今後犬や猫を購入する予定の飼い主も、情報変更の届け出・登録が必要。既にペットを飼っている人に関してはマイクロチップの装着と登録が努力義務に留めます。
私の考え
私が飼っていた愛犬も時々脱走したり、散歩中に父を振り切って、居なくなって暫く帰って来ない時もありました。どんなに探しても見つけきれず帰って来ず、私が泣きながら名前を叫んだら、愛犬が飛んで帰って来た場合も何回もありました。
よくSNSで「愛犬・愛猫を探しています」という投稿も見かけますし、値段もお手頃で、今の所健康に害がないのであれば、是非進んで取り上げた方がいい、問題だなと思いました。
参考サイト
noteでも書いています。よければ読んでください。
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