エンディングノートを書いてみたら人生が変わった

エンディングノート

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この間、本屋さんでこんな本を見つけました。↓

エンディングノートです。

皆さんは、エンディングノートってご存知ですか?
エンディングノートとは、自分にもしもの時があったときのために、残された人々に大切なことを書き記せるノートです。

例えば、遺産相続について、葬儀はどんなものにしてもらいたいか、供養について、など。

私は、昔からエンディングノートに興味があったのですが、本屋さんでこれを手にとって、「自分も書いてみよう」って思い立ったんです。

エンディングノートを書いてみて、いくつか気付きがありました。
良かったら何か、皆さんの、自分の人生を振り返るきっかけになってくれたら嬉しいです。

なぜエンディングノートを買ったのか。

そもそも20代前半の私が、なぜエンディングノートを購入したのか。
きっかけは、最近の出来事でした。

ある日から、脈が飛ぶようになったのです。
心臓の鼓動がなんだかおかしい。
そして、胸が痛い。
病院で、不整脈の疑いがある、と言われました。
同時に、最悪の場合も想定される、と言われました。
詳しく調べてみると、結果はストレスが原因で、心配はいらない、とのことでした。

でも。
それでも色々考えました。
人生には終わりがあるんだ。
そんな当たり前だけれども、避けられない、強い現実をじっと思いました。
それから、1週間くらい、「生きること」「残された命」について考えました。

ふと立ち寄った本屋で、このエンディングノートに出会いました。
運命のようでした。
エンディングノートについては知っていました。
でも、ほとんどの本が、金銭面の相続のことなど、難しい内容でした。
私が本当に書きたいのは、自分の想いでした。
残された人々、大好きな人々。
そんな人にメッセージを残しておきたかったんです。
その点、こちらのエンディングノートは、自分のことを書いたり、残された人々に対するメッセージを書く欄が多く、いいなって思いました。
それで、購入しました。

書いてみての感想

さっそく、家に帰ってから、エンディングノートを開いて、書いていきました。

中身はこんな感じでした。

こちらには自分のヒストリーが記録できて、自分の人生を振り返ることができます↓

こちらは、大切な人々へ、感謝の気持ちを伝えることができるページです。↓

こちらは、もしもの時に残された人々に知っていてもらいたいことを書いておくところです。↓

その他にもたくさんの、様々なことが書ける、ページがあります。

まずは、残された人に事務的なメッセージを書いてみました。
例えば、持っていた宝物を誰に譲りたいか、とか。
あとは、色々なパスワードとか。
書いていて、何故か楽しくなってきました。

次に書いたのは、自分のことのページです。
好きな物や、好きなことを書いていきます。
なんだか心が整理されていって、すっきりしました。

その日の最後には、自分の葬儀をどんなものにしたいか、というなかなか難しい質問に答えていきました。
お葬式で流したい音楽、使いたい遺影写真。
そこまでは、スラスラと書くことができました。

次の質問で、ペンが止まりました。

「その他の希望・葬儀に関して家族・親戚・友人に伝えたいこと」

何かあるだろうか。
しばらく考えていました。

私は、真っ先に、ある人々が思い浮かびました。
職場のみんなでした。

私の葬儀にみんなは来てくれるかは分からないけれども、もしかしたら来てくれるかもしれない。
その時に、絶対「生きている時は、色々ありがとう」って、家族から、伝えてもらいたいって思ったんです。
少し恥ずかしいですが、本音でした。
私を変えてくれたTANOSHIKA。
私の人生を明るくしてくれたTANOSHIKAのみんな。
心の底から、「ありがとう」と伝えて欲しい、と思いました。

その中でも、1人の女性の利用者の方が思い浮かびました。
いつも、いつも、私に優しくしてくれるその方。
私が体調が悪い時、そっとしてくれて、元気が出たらまた話しかけてくれる、そんな方です。
その方には、特に感謝を伝えて欲しい、そう思いました。

なので、その欄には、「葬儀に来てくださったTANOSHIKAの皆さんに以下のようなメッセージを伝えてください」と、家族へメモとして残しました。

それから、そんなことを自然と思える人々と一緒に働けるなんて、私はなんて幸せなんだろう、と思いました。
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
とてもいい気持ちになっていました。

書いて良かった

書くのは、まだもしかしたら早いかもしれません。
でも、本当に書いて良かったです。
自分の残された人生をよく考えるきっかけになりました。
それから、周囲の人々に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
もっとみんなのことを大切にしたい、そう強く思いました。

これからも生きていく

一生懸命、生きていきたいと思います。

私は、エンディングノートのお陰で、生きている間にこの世界に少しでも素敵な影響を与えられたら、という夢もできました。

これからも、一生懸命、残された命を大切に、生きていきます。

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発達障害と双極性障害を持っています。20代女。 趣味:おしゃれ全般、資格取得、ネットサーフィン、文章を書くこと。 🤍noteも書いているよっ!