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消えたい夜。
布団の中で、ただひたすら朝を待ち続ける夜。
苦しい夜。
私の心臓の鼓動だけが、聞こえる。
いつから、消えたい、なんて思うようになったのだろう。
小さい時は、希望に満ち溢れていて、そんな事もなかったのに。
ODをした事がある。
だけど、馬鹿らしくなって、すぐに辞めた。
主治医も、そんな事では死なない、と言ったから。
リスカらしき事もした事がある。
だけど、終わった後に、とてつもなく親に申し訳ない気持ちになったから、辞めた。
死にたい。
とは思わない。
怖いからだ。
私は、臆病者だ。
死ぬ代わりに、シャボン玉みたいに消えてしまいたい、と思う。
パチンと消えたい。
それから、私だけじゃなくて、私の過去も全てパチンと消えてしまえばいいのに、そんな事を思う。
私は、自分が嫌いだからだ。
自分なんて、消えてしまえ、そんな事をよく思う。
いつも、消えたい、なんて思うのに、私はそれが急に嫌になる時がある。
自分の心臓の鼓動を聞いた時だ。
それを聞くと、途端に嫌になる。
私の為に、懸命に働いている命。
健気に働いている私の命。
この世界に、たった一つしかない、私の大切な命。
そんな事に気づいて、なんだか、恥ずかしいけれど、どんな絶望の中でも、それを聞いていると、明日も生きようと思えるのだ。
初めて、自分を大切に思えるのだ。
消えたくない。
生きたい。
そう、強く思う。
生きたい。
私は、そうやって、いつもギリギリのところで生きている。
一生懸命、生きている。
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