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私が産まれた時から田舎で暮らしていて、近所の人たちが外にいて子どものことを見守っていました。そんな田舎暮らしも良かったのですが、家では親や兄弟と話をしたという記憶もなく、ほったらかしにされていました。兄弟のあとをついていっても「帰れ」と追い返されて、家族や近所の子どもと会話をした記憶もほとんどありません。
それは当然年の近い子どもとの関わり方にも、大きな影響を与えていたのではないでしょうか。
周りには同級生が住んでいましたが、どちらかといえば一人でいるほうが好きで、たまに友だちの誕生会にでたくらいで、一緒に遊ぶことはほとんどありませんでした。絵本読んだり人形遊びをして、過ごしていたように思います。
そうした傾向は、年齢が上がっていくと同時に強くなり、人と関わりたい、いろんな話もしたいという気持ちもあるのに、ほとんどできなかったのです。それに高校を出てからもずっと悩まされいました。そんな環境や生活でも、家庭はとても嫌な田舎暮らしでした。
こんな暮らしが嫌で、都会への憧れを強くしたのでしょう。
都会での暮らしが教えてくれたこと
私が初めて田舎を出て他の場所に行ったのは修学旅行で、あの重苦しさも息苦しさもなかったといえば、半分当たっていて半分は外れています。小さな憧れはだんだんと強くなり、学校を卒業してやっと手にいれました。しかし、ここでも人間関係に悩んで心に小さな変化が起きました。
都会に行って良かったこと
・煩わしい家がなくなった
・ひとりの時間がもてた
・重かった空気が軽くなった
・監視がなくなりホットした
都会でも改善しなかったこと
・人との関わり方がわからない
・自分らしさがもてなかった
・退屈だった
などがあげられます。
これまでの暮らしの中で・・・数十年が経った今でも
数年だけ他の土地で過ごしていましたが、ストレスから胃潰瘍を発症し、自分の居場所もなく、心もすさんだことで、大きな決断をした時にやっと楽になりました。子どもを育てながらの仕事は大変でしたが、子どもの存在が心のよりどころになったのです。
子どもが3歳の頃に病気を発病(関節リウマチ)
この病気を発病した時、たったひと言「この家にリウマチになったのはいない」と突き放した人が、同じ親から産まれたことがとても嫌でした。
母や叔母に聞くと「リウマチ」を患っている祖母がいるとわかったのです。私も納得する結果になりましたが、これからもっと稼がないと思った時だったので、心や体に大きなダメージを受けました。
それだけでなく、更年期障害、うつ病まで現れたことで、私の中で何かが崩れていったのです。
その時の感情は・・・
・やる気が起きない
・絶望した気持ち(どうでもよくなった)
・他の人のことが考えられない
・落ち着かない
・人の側を嫌がる
ほっとさせた感情は・・・
・自然の中にいる
・子どもと2人きりの時間を楽しむ
・一人の時間や夜が待ち遠しくなる
などが当時の感情です。
現在の住まいは田舎ぐらし・・・
家の中にいるだけでかなりのストレスを感じていて、夜はラジオを聞いて落ち着きを取り戻して、やっと眠りにつくのです。それには、心と体に強いストレスが毎日のようにかかり、家にいることが苦痛になって、予定がない時の辛さを紛らすために部屋の中いることが多くなりました。
そして今・・・
私はこの生活が息苦しく自分らしくいることができないことで、人と自然に話す、会話を楽しむ、笑顔になる、心が晴れるなどの気分を感じることができなくなりました。仕事などで外に出た時と、見たいテレビがある時だけは、心や体は安定しているのです。
気がついたら、食事の終わった後に寝ていることがよくあり、目を覚ました後から眠るまで数時間かかって、やっと眠るという生活が続いています。
気持ちのブレがないのは、今の職場で人が少ないことが私らしく過ごせている証なのです。このままずっともちこたえたらいいのですが、些細なことで心が乱されるとイライラしてきて、きつい言葉が口をついてでてくるのです。
そういう時は、心と体に大きなダメージを受けて他のことへのに集中力もなくなり、一日何をしていたかも覚えていないことがほとんどです。
まとめ
私はいつも親兄弟からの過保護と過干渉を受けて過ごしてきたことや、父方と母方の両方の性格が交わったことで、人から変わり者と言われてきました。そのことで怒ることのなくできたころはいいのですが、今では口を閉ざし、話かけることができなくなったのも続いています。
もし、言葉を使って話ができていたらここまできていたでしょうか?
いつでも私は、不安にならないようにするには?心が落ち込んだ時は?体の痛みが出る時に繋がるのは、全てがストレスからくるのだ!わかっていてもどうすることもできません。
ストレスや不安から解放できる方法があるなら私は知りたいと思いました。
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