春の訪れと共に「春愁秋思(しゅんしゅうしゅうし)」うつ病viviの想い

春愁秋思

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春の訪れと共に「春愁秋思(しゅんしゅうしゅうし)」うつ病viviの想い

はじめに

「春愁秋思(しゅんしゅうしゅうし)」

春の日にふと感じるもの悲しさと、秋にふと感じる寂しい思い。

よい気候の時になんとなく気がふさぐこと。

また、いつも心のどこかに悲しみや悩みがあること。

春愁は、春の日の物思い、春に感じる哀愁。

秋思は、秋の寂しい物思いの意。

あなたはどんな春を迎えますか?

誰にでもあるであろう悲しく寂しい出来事。

そんな悲しみや寂しさを乗り越える為に伝えたいことを、
メッセージにして贈りたいと思います。

春の訪れと共に

3月20日は春分の日でしたね。

暦でも、春。

これで、いよいよ春本番です。

春と言えば、新生活の始まり。

心機一転と気持ち入れ替えて、始めたいところなのですが・・・。

そうはいかないこの季節。

春になると、悲しかったり寂しくなったりする方いませんか?

viviはどこか悲しくなってしまいます。

どうして悲しくなるのかをお話したいと思います。

過去を振り返ると

思い出すのは父の死。それからペットの死。

また幼い時の2度の転校、クラス替え、進学、転職、そして引っ越し。

これらによって訪れてきた変化。

viviは春爛漫というより春の嵐でした。

どうして、こんなことばかりが起きるのか・・。

悔やんでも仕方ないけど、だけど忘れたくても忘れられない。

ふと思い出す、心の傷と悲しい出来事。

振り返っては立ち止まってばかり。前に進みたい!

幼い時の記憶。転校と転入

幼い時の記憶。それは転校。

幼い時は、これがどういうことなのかわかりませんでした。

急に決まった転校。1回目は小学3年生春。

父の仕事の都合と聞かされていました。

でも、本当は違う。父の事業の失敗。両親の別居。

あとあと知った、隠された真実。

そして、寂しく孤独な毎日。

この街は冷たい。前の土地に戻りたい。

前も寂しかったけど、温かい人たちに囲まれていました。

ガラッとかわった環境になじめず、戸惑う日々。

幼心にいろんなことに疑問を感じていました。

若さゆえの失敗。転職と退職

viviは元はホテルマンです。

今、思えばあれは若さゆえの失敗でした。

勤めていたホテルのスタッフの派閥。

上層部から割れた二つの勢力の争い。

巻き込まれなければ今頃、viviはホテルマンとして確実に一歩一歩階段を昇っていました。

退職前にオープン前の某ホテルから引き抜きを受けていたのです。

しかし退職を決意した時は、そこに移ろうとは思いませんでした。

なぜなら、その時は精神的に疲れ果てていたからです。

派閥に巻き込まれたことで、若かったviviはパワハラを受けました。

また同年代の若い世代からは支持を受けていました。

そのことで日を追うごとに、パワハラが酷くなっていました。

最後は電車に乗ることもできなくなり、今思えば、この頃から鬱病になっていたのかもしれません。

ですから、遅かれ早かれviviは精神病にかかる運命だったのではないかと思います。

今更、悔やんでも仕方ないけど、あの時の記憶は一生消えないでしょう。

父の死

あれは平成18年春のこと。

それは突然やってきました。

父は大腸がんで余命半年と宣告されました。

病院に行くのが遅くて、もう手遅れ。

もっと早く、病院で検査を受けていれば、こんな急なことにならなかったのだろうと思います。

父はその前の年に行われた健康診断で「再検査」という通知を受けていたのに病院にいっていませんでした。

いかなかった理由は、仕事が忙しかったから。

でも、あとあと考えれば、それはviviのせいだったのかも知れません。

viviはそのころ、安定の職種といわれる「医療事務」の資格を得るため、専修学校に通って猛勉強していました。

なんとしてでも、平成18年1月にある認定試験に合格したかった。

恐らく、父はviviに心配や迷惑、勉強の邪魔をしないように配慮していたのだと思います。

というのも、それだけ沢山の迷惑をかけてきたからでしょう。

そして猛勉強のすえ資格試験に合格。

早速、医療事務の仕事に就き安定してきた頃に、
父は病院にいって癌であることと余命を宣告されたのでした。

父は翌年、平成19年4月に逝きました。

もっと優しくしてあげればよかった。

もっと生きていてほしかった・・。

父は今でも空の上から見守ってくれています。

おわりに

いくつかの泣き言を語りました。

まだまだ語っていない泣き言もあります。

どれも、今更、悔やんでも仕方のないことです。

 

もう二度と戻りたくない過去の出来事。
もう二度と戻れない過去の社会生活。
そして、もう戻ってきてくれない父の存在。

 

語るたび涙があふれてきてしまいます。

だけど、泣いてばかりではいられません。

後ろを振り返っても立ち止まっても、前を向かなければ。

それでも泣いてしまうのなら、無理やりでも笑って過ごしたい。

笑っていれば、いつか明日が見えてくるはず。

こんな詩があります。

 

「笑顔」

「元手はいらない、しかも利益は莫大 

与えても減らず、与えられた者は豊かになる

一瞬見せれば、その記憶は永久に続くことがある

どんな金持ちでもこれなしでは暮らせない

どんな貧乏人も、これによって豊かになる

家庭に幸福を善意をもたらす友情の愛の言葉

疲れた者によっては休養、失意の人にとっては光明

悲しむ者にとっては太陽、悩める者にとっては自然の解毒剤となる

買うことも強要することも、盗むこともできない、

無償で与えて、はじめて値打ちがでる・・・」

 

笑顔の力は大きいという詩です。

サービス業についていたので、特にこの「笑顔」についての詩はviviを励ましてくれました。

どんなに辛くてもどんなに悔しくても、笑顔でいれば人に優しくなれます。

 

「こんなに辛く悲しいのは私だけでいい」

「これ以上、悲しみを拡散したくない」

 

疲れたものにとっては休養、失意の人には光明

 

「人を笑顔にしたい」

 

当時はそんな気持ちでいっぱいでした。

でも、この病にかかってからはできなかった・・。

だけど、今は再び出来るようになりました。

難しい顔をするときもあるけれど、この詩を思い出せば笑顔になれます。

この「笑顔」という詩を心に刻んで生きていく。

また堕ちるときが来るかも知れないけれど・・。

このまま笑っていたい。

そして、あなたにも伝えたい「笑顔」でいる意味を。

辛い時こそ笑っていよう。

 

笑顔の力は大きい。

 

泣いていても、気分がどんなに堕ちていても、

涙が枯れるまで泣いて、とことん堕ちて、

人に優しく、自分に優しく。

口で言うより難しいことだけど、やってみる価値はあるのです。

まずは鏡に向かって微笑んでみて。

忘れかけていた、自分の笑顔。

なにかを思い出すことでしょう。

笑顔の素晴らしさ。

あなたも笑っていてほしい。

悲しみから解き放たれた、その笑顔はきっと素敵な笑顔になることでしょう。

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うつ病と闘うアラフィフ。おまけに、腰部脊柱管狭窄症!踏んだり蹴ったり。のんびり穏やかに毎日を送っていきたいと思ってます。