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1.キャッシュレス生活を実践してみた
さて、先日、「キャッシュレス社会」についての記事を書いたのですが、僕は1週間キャッシュレス生活を実践してみました。
今回は、その模様をレポートします。
2.まず準備したもの
・Zaim(ザイム)
今回のキャッシュレス生活を送るにあたって準備したものは、まず、Zaimという家計簿のアプリです。このアプリの優れているところは、豊富な連携機能です。電車などの交通系ICカード、スーパー・コンビニなどの流通系ICカード、さらにはAmazonとも連携しており、それらの決済データが自動的に取得できるので、データを自分で入力しなくても済みます。
・nimoca(ニモカ)との連携
僕が通勤で使う交通機関は西鉄なのですが、西鉄はnimocaというICカードを発行しています。nimocaは、ある一定の残高になると自動的にチャージしてくれるオートチャージ機能も搭載しており、現金でチャージしなくても済みます。しかし、僕は障害者割引を利用しているのですが、障害者用カードはこのオートチャージ機能に対応していません。ここはあえなく、現金でチャージします。
nimocaは会員登録すると、Zaimなど家計簿アプリと連携し、自動的に利用履歴を入力させることができるのです。ですが、その手続きが少々面倒でした。ホームページでの登録と運転免許証などの本人確認書類のコピーを郵送で送らないといけません。
手続きは1週間ほどで済みます。
・nanaco(ナナコ)との連携
僕はよくセブンイレブンを利用するのですが、セブンイレブン系列が発行する電子マネーはnanacoです。nanacoも会員登録すると、家計簿アプリと連携できます。しかも、nanacoはクレジットカードからのチャージが可能で、現金を一切扱わない取引も可能です。
・WAON(ワオン)との連携
僕はよく行くスーパーがイオンなのですが、イオンはWAONという電子マネーを発行しています。WAONも会員登録すると、家計簿アプリとの連携が可能です。
チャージする場合、イオンが発行するイオンカードというクレジットカードだとクレジットカードからチャージすることもできますが、僕はイオンカードを持っていないので、現金でチャージします。
ですが、日常的にイオンでお買い物をするという方は、イオンカードを持っておくと良いかもしれません。
・デビットカードの発行
デビットカードとは、銀行口座と紐づけられた決済用カードです。クレジットカードが支払いからだいたい1か月から2か月先に銀行口座から引き落とされるのに対し、デビットカードは即時に使ったときに瞬時に銀行口座から引き落とされるので、使いすぎの心配がありません。
あまり聞きなれないデビットカードですが、海外では結構普及しており、クレジットカードよりも使用されている割合も多い国もあるといいます。
デビットカードの使用履歴も会員登録すると、家計簿アプリと連携することができます。
僕は、このデビットカードを発行して、iPhoneのiTunesStore、Amazonでの支払いをデビットカードで行うことにしました。
ですが注意が必要で、デビットカードはクレジットカードと異なり、「銀行口座の残高不足で支払いはできない」リスクが高まります。そのため、一部のwebサービス、高速道路のETCの支払い、ガソリンスタンドでの支払いはできません。
僕が試したところ、タクシーの配車アプリや、新聞社の電子版の支払いはデビットカードではできなかったのですが、それ以外の支払いはだいたい可能でした。
「毎月、クレジットカードでの支払いが大変」という方はデビットカードを試してみると良いかもしれません。
・スターバックスのアプリ
僕は仕事終わりによくスターバックスを利用するのですが、スターバックスのアプリを使うと、現金ではなくアプリからの支払いできます。チャージはクレジットカードやデビットカードで行います。
3.1週間キャッシュレス生活を送ってみて感じたこと
さて1週間、キャッシュレス生活を送ってみて思ってみたことを書いていきます。まず、だいたい現金を扱う機会は、電車に乗るときのnimocaへのチャージ、イオンでの買い物するときのWAONへのチャージ、通院の病院への支払いぐらしかありませんでした。ですが、nimocaもWAONも条件さえ満たせばクレジットカードからのチャージか可能なので、完全なキャッシュレス生活を送りたい方は試してみる価値はあると思います。
あと、医療機関へのクレジットカードでの支払いができると良いですね。ですが、インターネットで検索してみるとクレジットカードでの支払いが可能な医療機関も見つけることができるので、試してみると良いかと思います。
次に思ったことは、キャッシュレス生活を送ると、チャージが千円単位でのお札での支払いが中心となってくるで、硬貨の扱いに困ります。ですが、Suicaは券売機によっては、硬貨でのチャージが可能な場所もあるそうです。また、すべてではないのですが、硬貨での入金もできるATMもあります。僕は、たまった硬貨をATMで毎日入金しています。
最後に思ったことは、キャッシュレス生活を送ると、何より家計簿への入力が自動的にしてくれるので、自分でいちいち入力しなくても済みます。それが一番、メリットを感じたことですね。
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