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こんにちは、どうも、ゆたです。
突然ですが、私には姉が一人います。
現在、一緒には暮らしていませんが、とても仲良く、最近では、ご飯を食べるため頻繁に実家に帰って来ますし、休みの日は一緒に遊びに行くこともあります。
そんな姉ですが、私が幼い時は相当苦労していたのではないでしょうか?
私は生まれてから両親はめっきり私中心の生活になりましたし、初めての男の子だったので、散々甘やかされたなと自分でも思います。
その時の姉の心情を考えると、正直、我慢していたこともたくさんあったのではないかと思いますが、姉も姉で私を結構、可愛がってくれてお菓子やゲーム、おもちゃなど色んなものを与えてくれました。
そんな姉は我が家の長女として生きてきましたが、インターネット上ではこんな言葉があります。
「長女症候群」。
「長女症候群」は、正式な診断名ではありませんが、インターネットや様々なメディアで長女の大変さをテーマにした映像が作られ、その結果、一大ブームになりました。
更に最近の研究では「長女症候群」はこれまでに考えられていたような噂レベルの話ではなく、しっかりとした科学的な根拠がある可能性があるといいます。
今回は長女症候群とその原因についてお話しようかなと思います。
長女症候群とは一体、何なのか?

簡単にいうと、家族の中で子どもとしての役割だけではなく、第二の母親としての役割をしてしまう主に長女に起こる現象を指します。
例えば、母から「あなたはお姉ちゃんだから、下の子たちのお世話をお願いね?」といわれた長女はその役割を全うし、下の子の世話をするようになります。
そういった小さな積み重ねで、本来、子どもとして受け取ることができるはずだった愛情をあまり受けることができず、大人になってしまうのです。
インターネット上では「不平等だ」「あまりにも損だ」という声が上がっています。
また、研究結果で、母親の妊娠中のストレスが大きいと、長女の成長が早まるという研究結果が出ています。
これは簡単にいうと、長女は母親の手助けをするために一般的な子どもより早く成長をするということです。
子どもが早く成長し、親の代わりに家族の世話をすることは「親化(ペアレンティフィケーション)と呼ばれ、実は、最年長の男の子、もしくは二番目以降の男女ともに起きないといわれています。
長女は損なのか?
ここまでの話で長女は子どもの頃、愛情をあまり貰えず、下の子たちの世話をさせられるので、やっぱり、損なのではないか、という意見もあるかも知れません。
ですが、長女に生まれると得をすることもあります。
2014年の研究では、きょうだいの中では最初に生まれた女の子が最も成功する可能性が高いといわれています。
また、2012年の研究では、長女はリーダーシップを発揮する仕事を好み、その能力を存分に発揮する可能性が高いという結果も出ています。
また、母親との絆はほかのきょうだいよりも強い傾向があり、自分が子どもを産んだ時も協力して、育児に取り組めるといった特徴もあるようです。
参照元:HUFFPOST 「長女症候群」は実在した?ネットにあふれる長女の苦難に新たな光を当てる新研究 2025年4月22日
終わりに。
家族として見たときに、長女という存在はきょうだいに取ってどうしても頼ってしまう存在に思いますし、母親としても、家事や仕事に追われていると、どうしても、長女に頼ってしまうと思います。
私も幼い時は姉の後ろにくっついて、何事も一緒にしたいと思っていました。
長女というのは自然に下の子たちから頼られる存在であり、更に母親からもお願いされることが多いのではないか、そう思うのです。
長女=損をする、というのは少し言いすぎな部分もあるかも知れませんが、きょうだいや家族内での役割はやはり、第二の母親として、ほかのきょうだいより自分らしく生きていくのは難しいのかも知れません。
更に、長女のそういった苦しさや頑張りはどうしても目には見えにくいと思います。
ですが、そこで培った力は社会でも重宝されますし、結果として生きていくための力に変換されると思います。
子どもの頃は不満に感じていたことであっても、大人になってからは彼女自身の頼れる味方になるのですね!
今日はここまで。
以上、お相手はゆたでした♨
noteもしていますので、良ければ遊びに来てくださいね♨

まとめ記事もあります、お時間がある方は是非!
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