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FNNオンラインの記事に、「18歳の壁」について書いてあったのですが、それは「障がい児」を持つ親の切実な訴えでした。
子供のいない私にとって、また、「障がい児」を持つ親の心情を分かることはできないと思ったのですが、そういったことではなく、記事を読んで、これは世の中の人々が知らなければならないと思い、今回記事を書こうと思いました。
障害のある子どもを育てる
今回の訴えは、「18歳の壁」について、「働き続けることはぜいたくではなく死活問題だ」ということです。では、まず「18歳の壁」とはどういったことなのでしょうか。
ネットで調べたところ、「児童養護施設」は、原則18 歳までですが、18 歳までの養育を担うだけの機関ではなく、 20 歳までの措置延長も可能だということでした。
しかし、記事によると、子どもが学校を卒業した後に多くの支援が途切れ、仕事との両立が難しくなるそうです。このことこそが「18歳の壁」です。
「医療的ケア児」など障害のある子どもを育てる親でつくる団体が、子どもが学校を卒業した後の悩みや支援の在り方などについて、初めてアンケートを行なったそうなのですが、結果は次の通りでした。
これまで「障がい児」を育てる親の約3分の1が、平日は毎日「放課後デイサービス」を利用していたのですが、18歳からサービスが使えなくなると、親の就労などに影響が出るといった問題点が浮かび上がってきたとのことです。
「障がい児及び医療的ケア児を育てる親の会」
。「障がい児及び医療的ケア児を育てる親の会」では、「18歳の壁」がもたらす様々な問題が、悪循環になってしまうと話しています。
これは「障がい児」「医療的ケア児」に限らず、両親の介護のために仕事を辞めることを余儀なくされ、ますます生活が大変になることと、同じように私は感じます。また、それこそ「死活問題」だと思います。
団体は、今後「延長ステイ」の仕組みを新たに創設するよう国に働きかけたいとしているとのことなので、どうか国もこれから先、「18歳の壁」について考えてもらえることを願っています。
参照:(FNNプライムオンライン)「働き続けることはぜいたくではなく死活問題」障がい持つ子の親が“18歳の壁”について切実な訴え2024年12月23日
私自身、まだ知らないことが多いのですが、これからもっと「18歳の壁」の現状について調べて、何か力になれるようなことはないかと思っています。国が対策を考えるまでには時間がかかると思ったからです。
関連記事に、以前、他のライターメンバーさんが書いた記事を掲載しています。併せて読んで頂けると、より分かりやすいと思うので、宜しくお願い致します。
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noteでも記事を書いているので、よかったら読んでみてください!
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