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こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんは、日本にはシングルマザーがどれ位いるのかご存知ですか?
しんぐるまざあず・ふぉーらむの資料によりますと、
日本の母子世帯数は推計ではおよそ119万5000世帯です。
これは、子どもが20歳まで、同居親族のいる方も含めた数です。
シングルマザーの数は30年前と比較すると、1.5倍に増加していますが、過去5年間は横ばいの推移です。同居親族がいる割合は母子世帯の母は35.2%です。
詳細は、下記の資料を読んで頂きたいです。↓
この様にシングルマザーの置かれている状況は、厳しさを増す一方です。
お子さんの世話をする時に、お母さんが一人で家計を支えるために仕事をしているわけなので、「もし自分の子どもが病気になったら?自分に子どもの風邪など感染症が移ったら?自分自身が病気をしたら?」と常に不安だと思います。
そんなひとり親家庭が増える中、シングルマザーにとって住まいの確保は課題の1つですが、物価高やパート勤務など収入の不安定さなどを理由に部屋を貸して貰えない事例が多くあるので、専用のシェアハウスが人気を博しています。
例えば、千葉県内にある、駅から歩いてすぐの集合住宅では、小学生以下の子どもがいるシングルマザーの家庭のみを対象とし、18世帯が入居できるシェアハウスがあります。2016年にシェアハウスをオープンして以来、ほぼ満室の状態が続いているといいます。
今回は、このシェアハウスが、防犯などで、優れている点などを紹介します。
千葉県にある、シングルマザー対象のシェアハウス、どんなところがメリット?
オートロックの扉を抜けて玄関に入ると、ずらりと靴箱が並ぶ。入ってすぐのところには、広々とした共有リビング。大きなソファとテレビ、絵本が並んだ本棚が置かれ、大人が並んで料理できるようなシステムキッチンとダイニングセットもある。廊下を挟んで、家族ごとに分かれて使う個室が設けられている。各部屋に風呂やトイレ、簡易キッチンが付いている。
引用:シングルマザー向けシェアハウス、娘2人と入居した38歳「ここは生活の場であり心の逃げ場」 読売新聞(2023年7月23日公開)
とても苦しい状況だと思う
しんぐるまざあず・ふぉーらむの資料の中に、「シングルマザーになったのは、離婚が最多の理由」と書いてありました。
お互いに「この人とフィーリングが合うな」「一緒にいて、居心地がいいし、落ち着くな」「好きな人とずっと一緒にいたい」
と思っていても、例えば子どもが生まれて、夫が家事を全く手伝わなくなって、子どもの泣き声にイライラして、キツく当たったり、些細なことで衝突が生まれて、離婚を選ぶ人もいると思います。
離婚の原因に、夫のDVが絡んでいた場合、「夫以外の居心地の良かった住まいや地域の子どもの仲の良い友達、近所の人との関わり」を全部捨ててでも、夫に見つからない様に、子どもと逃げないといけない。
市役所に「元夫には現在の住所を教えないで下さい」と念押ししていても、ヒューマンエラーで夫にも妻の現住所の通知が行って、「見つけたぞ!」と言って、元夫が家に押しかけ、恐怖を感じた妻は、また折角住み始めた土地を離れて、別の場所を探す、という話はよく聞きます。
DVなど以外で今深刻な問題は、物価高による家計の圧迫でしょう。
以前SNSを観ていた時、
「粉ミルクが高くて買えないから、子どもには薄めて飲ませている」や、「子どもに必要な栄養の米を食べさせたいけど、新米になっても高くて買えず、食べさせてあげることができない」
と書いてありました。
どちらに関しても、「粉ミルクも米も大事な栄養素です。国が腰を据えて、下支えし、その子ども達に届く様に支援をし、食べさせないといけない」
との専門家の声もありました。
離婚してまず探さないといけないのが、この記事の本題にも書いた、まずは住む場所の確保。それがないと、生活する上で成り立たない。
私は住まいを借りたことがないので分かりませんが、住まいを借りる時にもある程度審査があって、収入が安定しているのか、勤続年数が長いかなども評価されて、可否が決まると思います。
この千葉県のシェアハウスは、小学生以下のお子さんのいるシングルマザーという限定的なものではありますが、一時的でも住まいを確保できるだけで、安心できることも沢山ある。
そういう点では、この様なシェアハウスがもっと全国的に浸透しなければ、シングルマザーの人たちの生活を支えられないと感じました。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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