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こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんは、「簿記」ってどういうイメージがありますか?一般的な検定もあることで、広く知られているものだと思います。
私の中では難しそうなイメージです。何故かというと、発達障害の1つの学習障害で、数学が苦手で計算が、全くできないから。
サビ管さんに「電卓、持って行って、買い物に行ったらいいんじゃない?」と言われましたが、それでも計算間違いがある。
買い物をする時、「多分、これ位の予算で済むだろう」と思っていると、大幅に予算をオーバーしたり、通販で代引きでしか選択できなかったものを買った時、配送会社が持って来るので、現金を用意していると、金額を間違えていて、よく「足りません」とか言われたり。
母から、「気前が良すぎる」と言われており、もうちょっと計画的に買い物をしないといけないなと感じております。
この記事では、「簿記」にまつわる、障害者の記事となっております。
今回は私の家族で、「簿記検定」の資格を持つ家族を最後の自分の感想で紹介しながら、この記事の本題の女の子を紹介したいと思います。
2023年、先天性の「裂手裂足症」で、両手両足の指の一部を持たずに生まれた女の子が、「簿記」にのめり込んだ理由
簿記に魅せられ、朝から晩まで「簿記漬け」の高校生活を送った神戸商業高校(神戸市垂水区星陵台4)会計科3年の浜部希輝(きき)さん(18)が卒業する。右手にペン、左手で電卓を操り、ひたすら簿記と向き合った3年間。早さと正確さが求められる世界で親指、薬指、小指だけを使った電卓のたたき方を極めた。なぜなら生まれながら両手の人さし指と中指を持たないからだ。
ちゃんと歩けるか、箸は持てるかと親は案じたが、その心配もなんのその。日常生活を難なくこなした。
引用:3年間「簿記漬け」だった女子高生、ハンデ乗り越え極めた電卓さばき 全国大会準V、次のステージへ 神戸新聞NEXT(2023年2月27日公開)
今回の記事を読んで、ハンデを理由に諦めるのではなく、どうやったら簿記や日常生活においてハンデにならないかを考えて工夫していくところに学ぶべきところがあると感じました。
私の家族の「簿記」検定所有者
それは父です。今でこそ、これまでの経歴とは違う仕事に就いて、認知症か?と思う位、記憶間違いや突拍子もないことを言って、困らせ、昼13時半まで寝る、ずっと寝ている、服にも無頓着な人になっていますが、昔は違っていました。
父は、元々高校が商業高校出身で、大学も商業科に進み、「簿記」検定や珠算など、色々な資格を持っていたみたいです。
資格があることで、会社員時代は、企業の経理として働き、福岡市まで満員電車に乗って、朝早くから夜遅くまで仕事をして、スーツもスリーピースの格好をして、ネクタイも、物凄くこだわって、毎日違うものを着けていました。
ネクタイも色や柄も違って、確かミッフィーちゃんという、小さなイラストがチャームポイントな、そういう柄も持っていて、たまに着けて、仕事に行っていました。
会社員時代は母も、「オシャレだったよ」という位、服にもこだわって、仕事に行っていました。
今でこそ、年齢的なものもあって、おじいちゃん化していますが、1つだけ衰えないものがあります。それは、計算する力。
父は買い物をする時、値段を観て、頭の中で計算をしながら、ものをカゴに入れていき、会計時、ピッタリ、不足も多すぎもなく、買い物をします。
父は昔から計算をする環境にいたため、スーパーでも1店舗ずつの金額を覚え、「こっちの店の方が安かったから、今日は買わないでおこう」とかなるわけです。
私は数年前、大型のスーパーに家族で行った時、「これが欲しい」とカゴに入れると、「この商品は、あの店の方が、⚪︎円以上安かったから、今日はここでは買わないよ」と言われて、棚に戻されて、その父が言った店で買ったことがあります。
母も人並みに計算ができますが、よく言う話は、「子どもの頃、習いたかったのが、そろばん。大人になってからも、役に立つというし、習いたかったよね」と、よく言います。
確かにそろばんを子どもの頃にやって良かった習い事とはよく言いますよね。
「簿記」検定などを取る位、計算ができる人の娘が、学習障害で計算が全くできないのは、神様のいたずらか?とか思うわけですが、今は生活がだらしなくても、そういうところは私にはできませんし、父の数少ない尊敬するところではあります。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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