がん患者の自殺予防の勉強会に参加して大きく変わった私の人生観について

この記事は約 6 分で読むことができます。

こんにちは、改めましてM. Jです。

今回は、がん患者の自殺予防の勉強会に参加して得ることができた「私の人生観について」の記事を書いていこうと思います。

この記事をご覧の皆さん、人生観についてどのように思っておられますか?

「人生観」・・・人によっては、少し難しい話かもしれません。

ただ、自分自身の人生観を持っている人の人生と、何も考えずにのんびり過ごしている人の人生では「日々の生き方」が違ってくると思います。

今までの私

今までの私を振り返ると、学生時代や就職して間もない新人の頃、私は「とても深みのない人間」で、「考えることをほとんどせず、突発的に行動する人間」でした。

自分のことが中心で、周囲のことを全く考えていない人間でした。

受身の考え方で「自分がしなくても、誰かがやってくれるだろう」という甘い・依存的な考え方の「つまらない人間」でした。

発達障がいの特性もあったので、いろんなことを「感じる能力」にもかけていたように思います。周囲からは「考え方の甘い人間」「イヤな人間」だったと思います。

しかし、病院に就職して「さまざまな経験」をするうちに「このままではいけない!」「もっと自分自身を高めていかなくては!」と強く思うようになりました。

そんな中で迎えた2020年、久留米で内科医をされていた先生が講師の「医の道 仏の道」の勉強会に参加し、「日々の自分の生き方はこれでいいのだろうか?」と考えるようになりました。

「生かされている人生は、基本的には80年」と考えた時、80歳になった自分から逆算すると「人生は本当に短いなあ」と思います。

「1日1日をもっと大事に過ごしていくこと」が必要だと考えさせられ、自分自身の「生き方を変えさせられるような」衝撃を受けました。

今回はその時に受けた講演の内容を、以下の項目に沿って、書いていこうと思います。

  • 現在の医療の状況・現在の医療の課題
  • 医療関係者と患者との関係・新たな考え方
  • 仏教の考え方
  • 大きく変化した私の人生観

現在の医療の状況・現在の医療の課題

まず、現在の医療の状況と現在の医療の課題について、記事を書きます。

【現在の医療の課題・医師(医療関係者)と患者との関係】

◆がん(悪性新生物)の患者が増えたり、新たな難病も出現してきた。

→線維性筋痛症、掌せき嚢胞症、溶血性貧血、などの病気が出現した。

◆医師の知識は「医学的な知識だけ」では対応ができなくなってきている。

→「緩和医療」「難病」「高齢者」に対する知識が必要になってきた。

◆患者の権利として「セカンドオピニオン」の制度が制定された。

◆医師は患者と「目線を同じ」にする必要性が出てきた。

◆医師は患者との「人間的な交流」をとっていくことが必要になった。

【どのように考えていくべきか・・・】

◆医師などの医療関係者の「人生観」を変える必要性が出てくる。

→次項に示す「仏教的な考え方」を導入していくことが必要!

以前と現在では「医療の在り方」が大きく変化し、医師や医療関係者は「意識改革」が必要になりました。

医療関係者も「医学的な知識」だけでは、対応していけないこと、「人間性」が求められることがわかりました。

次の項では、今後「どのような考え方」「どのような行動」をするべきか示していきます。

仏教の考え方

今後、医療関係者や患者が考えていくべき考え方について書きます。

主に「仏教的な考え方」といわれる考え方です。

【仏教的な考え方】

「生きていること」への喜びや感謝が大事!

◆「生きていること」「生かされていること」は貴重で、有り難い!

(生きていること:奇跡的なこと、死ぬこと:必然)

1日1日の区切りをつけていく!

◆「昨日・今日・明日」のように区切ると、日々の「人生観」が変わってくる。

1日1日を大切に生きること! 目的をもって1日1日を過ごすこと!

◆「限られた1日をどう生かしていくか」という考え方をする→1日1日が輝く!

「一日一生」という言葉の意味をかみしめる!

◆毎日の朝を「新生」と捉える。

◆「明日はないかもしれない」という意識で行動すること。

「感謝」や「奇跡」を感じることが大切!

◆自分というものは「多くのものに生かされている」という考え方が重要!

「物事の本質」を知り、それに基づいた行動を心がける。 

◆「感謝と謙虚さ」「心を尽くすこと」「誠や真を大切に」

◆仏教的な「ちえ」=「智慧」を身につけること!

「苦しみ」についての考え方を変える!

◆幸せを追い求めすぎないこと。「今の状態」に対して「感謝」をする。

「生かされていることの喜び」を感じること!

◆治らない病気の時は「病気を受け止める」こと。

◆「世俗的な価値観を超えていく」こと。

確かに、序章でも述べた通り「生かされている人生」「80歳からの逆算」という考え方をすると「1日1日を大切に生きていく」ことは大事だと思います。

「1日1日の重さ」を感じてしまうと、人生は短いと感じます。

最後に、大きく変化した私の人生観について示します。

大きく変化した私の人生観

以上、自殺予防の勉強会の内容でした。

実際に、20代の自分自身と現在の自分自身では「違った人間」になっていると思います!

20代は、何も考えずにのんびり過ごしていました。しかし、「これではいけない!」という思いが今は強くなっています。

そんな中、さまざまな勉強会に行くようになって「新しい考え方を得ること」ができ「人間性を高めること」ができるようになりました!

これが「私の人生観」です!20代の時には思っていなかった「新たな考え方」です!

特に、「目的をもって生きること」は、身にしみて感じました。

健康寿命の80歳から逆算すると「人生は短い」から「いつ死んでもいい」という覚悟のもとで1日1日を過ごすことはものすごく大事だと感じました。

がんになれば「余命宣告」があります。しかし、どのような人間でも余命は長くても「80歳から90歳」というところではないでしょうか?

「生かされている1日1日を一所懸命、しっかり過ごしていく」しかないのです!

これが「私の人生観」です!20代の時には思っていなかった「新たな考え方」です!

日々「自分自身の120%以上を出していくつもり」で、熱い思いで過ごしていきたいと思います!

この記事をご覧いただき、どうもありがとうございました!

今後について

興味があることや、今後書いていきたい記事のテーマとして、病気の早期発見:母に対しての思い、TANOSHIKA CREATIVEの支援員さんから見える:接遇技術を向上させる方法、薬の副作用への対応や救済制度についてがあります。

皆さんに役立つ情報を届けていければと考えています。
今後ともよろしくお願いします!

HOME

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。