「ダブルケア」。育児と介護をする時期が同時に30〜40代にのしかかる境遇のこと。

ダブルケア

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

皆さんは、「ダブルケア」という言葉を知っていますか?

「ダブルケア」とは、介護と育児が同じ時期に生じる境遇のことを言い、この課題と実態を研究する横浜国立大学の相馬直子教授とイギリスのブリストル大学の山下順子上級講師が2012年に提唱した和製英語を指します。

公式な見解はなく、広い意味では家庭内で2人以上の介護などを抱えている状況に用いられる時もあります。

日本各地の支援団体は毎年2月を「ダブルケア月間」と提唱し、全国で啓発イベントを開催しています。

大学生までの子どもを持つ30~55歳の男女およそ1万7000人を対象に大手生命保険会社「ソニー生命」が行った2018年の実態調査によりますと、3割が「ダブルケア」を経験したと答えました。その「ダブルケア」をしている期間が10年を超えている人もいます。

「ダブルケア」に直面する人が、日本には少なく見積もっても29万3700人いることが明らかになりました。その9割を30~40代の働き盛りの世代が占め、育児をしている38人に1人が「ダブルケア」の当事者になっていることも判明しました。

「ダブルケア」で、介護離職を迫られる人も少なくありません。過去に経験したとする人も同じ割合いることも判明しました。

少子高齢化や晩婚・晩産化をベースに「ダブルケア」が拡大し、社会を支える現役世代により重い負担がのしかかっている実態が浮き彫りになった実態調査でした。

今回は、「ダブルケア」という、介護社会問題を孕んだこの問題について、考えていきます。

「ダブルケア」の当事者が、困っていること

「ダブルケア」の当事者だという年齢別では、40代が49%と最多で、30代が41%と続きます。この年代で全体の9割に達し、労働力の中核を担っている働き盛りの世代を直面しています。20代(7%)や50代(3%)にも一定数いる以外にも、60代にも0.4%、「ダブルケア」をしている人が存在していることが確認されました。

介護と育児の両立を迫られている人たちの仕事をしているかどうか実態調査すると、29%が無職になっていることも分かってきました。全体の中でおよそ7万人は過去に介護や育児が原因で離職を経験していました。

現在日本では、介護を理由に仕事を辞めざるを得ない「介護離職」が社会問題として表面化しています。

実態調査で特に注目したいのは、現在無職の8万4000人の中で、7割近い5万5100人が就職したいと考えています。その半数は理由で「介護をするために仕事をして、収入を得る必要がある」と答えています。

こうした数字は「ダブルケア」に直面している人が経済的な負担に困窮し、家庭の状況によってはさらなる貧困が直撃している実態を裏付けています。働きたくても精神的な余裕や時間がないことから就職できず、社会から孤立しているケースもあると考えられます。

また、仕事があると回答した20万9700人の中で33%が、派遣やパートなどの非正規社員となっている問題点も見過ごせません。

女性に限定してみると、非正規の割合は54%まで達しています。介護と育児の両立を優先することでフルタイムの正規雇用が困難で、満足な収入を得られていないとの指摘も浮上しています。

一方、「ダブルケア」に伴う重い負担が女性ばかりにのしかかっていることも見過ごせられない現状です。担い手は女性が19万6900人に対し、男性は9万6800人。女性が全体の7割近くを「ダブルケア」の担い手を占めているという実態調査の結果になりました。

参考サイト

育児と介護“ダブルケア”の苦悩 「子どもが泣いているのに祖母の世話をしなくてはならない」当事者語る実態と必要な支援は ABEMA NEWS(2024年)

現役子育て世代「10人に1人」ダブルケアに直面 ソニー生命調査 毎日新聞(2024年)

育児・介護同時期に担うダブルケアラー、推計で国内25万人のうち7割女性…「孤立しがちな現状に理解を」 読売新聞(2024年)

仕事をしながら育児と介護、ダブルケアに苦しんだ女性が手放したもの 読売新聞(2024年)

“育児と介護担う「ダブルケア」を知って” 大阪でパネル展 関西 NEWS WEB(2024年)

神奈川県横浜市で、「ダブルケア」のサポートに励む一般社団法人「ダブルケアサポート」によりますと、「ダブルケア」を担う人たちは精神面や体力面のみならず経済的な負担を強いられますが、行政のサポートや社会の理解は乏しいということです。

私もそうなる世代

子どもがいないので、「ダブルケア」には該当しない人間ですが、もし子育てをしていたら該当する世代でもあります。

これは直接「ダブルケア」には関係ない話かもしれませんが、私は2週間以上前からRSウイルスに感染しまして、通常1週間軽度で治るらしいのですが、未だ治らないところを考えると、重症の方に入っていると思います。

RSウイルスの治療法は、症状に応じた対症療法しかありません。私はだいぶ落ち着いて来た方ですが、今でも咳の症状が1番酷いです。

それより悪いのは、母の方です。母に私のRSウイルスが移り、母はこの間初めて私が先に貰っていた30回可能な吸入器を頂きましたが、無くなるスピードが早く、私がこの間頂いた、60回可能な吸入器を頂きに行きました。

母は色々な症状が出て来て、夜中に咳き込み出すと寝ておられず、結局朝の起床時間になると言っていて、寝ていない分、余計に体力も落ちます。

鼻もかなり出て来て、ティッシュの無くなるスピードがとにかく早いです。父は1行動、1タバコですが、母は何かをする前に、鼻をかまないとできない位出るそうです。

それ以外にも嗅覚障害、味覚障害があって、「美味しいものが食べたいけど、何を食べても味がしない」とか、「ブタの生姜焼きを作るのに、しょうがの匂いも一切しない」と言っています。

この間抗原検査した時に、コロナとインフルは私も母も陰性でしたが、母は38度超えの熱が3日間続いてから、嗅覚障害と味覚障害が出たと言っています。

父が老いる一方で、母はしっかりしなきゃと元気でしたが、母には高血圧などの持病があって、よりRSウイルスの症状が重く、長引いているのだと思います。

薬を貰って飲んでも治らず、また薬が無くなると貰いに行く。本当に時間とお金がかかり、負のループに陥っています。

入院生活を終えて、元気に退院してきた母が、RSウイルスにこの3週間強悩まされ、父には普段から感じてきても、母にも感じ出した、老いという瞬間でした。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。