この記事は約 5 分で読むことができます。
皆さんこんにちは。Pinkです。4月は、新社会人・新入生などの始まりの季節だと思います。こうして記事を書いている間も、新しい環境で頑張っているであろう人達の様子が目に浮かびます。
私はそれがずっと苦手でした。小学生くらいまでは、4月になる度に、「新しいクラスは誰と一緒だろう。」「担任の先生は誰かな」と楽しみだったのですが。
中学に入学して以降は、新しく始まることへの不安感も大きくなると同時に、友人や先輩と上手く付き合うことが出来なくて、早く働きたいと思っていました。
しかし、働いてもより不安は増すばかりで、それが現在の「適応障害」であることにつながるのは、ずっと先のことになります。また、同時に「双極性障害」もあり、今は「就労継続支援A型事業所」でライター業務をしています。
私の周りは、支援員さんも含め殆どの人が年下で、「年齢差」でいうと親子ほど離れている人も少なくありません。初めは「年齢差」で悩むことも多かったのですが、今ではその悩みも完全ではありませんが、なくなりました。
今回ELLE[エルデジタル]の記事を読んで思ったことを書きたいと思います。
年齢差のある友人関係
年齢差のある友人関係は、精神衛生上大きな利点があり、お互いにとって役立つと言われているそうです。
何かと争点で捉えられる傾向がある「X世代」(*1)と「ミレニアル世代」(*2)とのことですが、私達に今一番必要なのは、この2つの違う世代で結ばれる友情かもしれないとのことです。
(*1)…1965年生まれから1980年生まれ
(*2)…1981年生まれから1996年生まれ
「世代論」が人気を集める今の時代、「X世代」と「ミレニアル世代」を対立させる文化や習慣は終わりを見せないそうです。また、「世代格差」も同じです。
ELLE[エルデジタル]に取材を受けた人の話によると、同じ不況の時期に高校や大学を卒業したことや、子どもがいるかなどといったことよりも、性格の相性の良さや共通の興味、一致した価値観の方が、親交関係には重要であることに気づかされたと話しています。
笑いを共有し、お互いのために余裕を持たせることで、自分が注目され、理解されていると感じているとのことです。何世代にも及ぶ友情は、共感力の向上や認知機能の改善など、お互いにとって役立つことが科学的に証明されているそうです。
臨床心理士によると、この場合「X世代」と「ミレニアル世代」の両方が、お互いの人生について優れた知性を持つことと、広い視野を与えることができると言います。また、ほとんどの人は、友人の視点から物事を聞くと、見方が変わると言います。
「X世代」は年下の友人を持つことで視野が広がり、「ミレニアル世代」は、15歳から20歳も年上の友人を持つことで自分に責任を持つことができ、良い部分が影響されて、自分が望むところまで成長する手助けが得られるとのことです。
孤独が浸透する現在
アメリカ人生活調査センターの調べによると、「パンデミック」は友人関係にひどい影響を及ぼしていて、若い女性では他の年齢層よりも明確であるとのことです。下記の通りとなっています。
① 少なくとも数人の友人と接触が無くなった…59%
② 友人のほとんどと定期的な連絡を取らなくなった…16%
孤独が浸透する前代未聞の時代に、今まで以上に、人生経験の違う人同士の、人間的で、3つの方向に向かう広がりをもったつながりを必要としているとのことです。
「ミレニアル世代」は、他人の目を気にしたり、恐れたりすることがあまりないように見え、多くの「X世代」がお手本にしたいほど、恐れを知らないのでとのことです。
その他にも、個人的な境界線がはっきりしていて、人間関係で色々と言うことはなく、人間関係において、もっと平等な感覚を持っていると話しています。
しかし、「ミレニアル世代」は、SNSで発信されるメッセージに影響されやすいと思うので、現実的な助言を受けることは、精神衛生上もとても役に立っているとのことです。
最後に
年齢差のある友人関係についての記事を読む中で、印象的な言葉がありました。
「彼女と一緒にいると、歳の差のことなんて考えもしません」
です。今でも、まだ「年齢差」で悩むことがあった私は、そのように考えることができたらいいなと思いました。また、相手からも、そう思われる存在でありたいと思います。
職場や学校などで、「年齢差」に悩んでいる人が少しでも気持ちが楽になれたらいいなと思います。
参考サイト:年齢差のある友人関係が今、私たちに一番必要な理由 – ELLE
noteでも記事を書いているので、よかったら読んでみて下さい!
→HOME
コメントを残す