春は憂鬱? 新生活は予想以上のストレスがかかるかも?『新しい始まり』という流れについていく必要はない。 

新生活

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こんにちは、どうも、ゆたです。

4月になり、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

私は記事を書く仕事を始め、3ヶ月が経ちました。

一月からTANOSHIKAで業務を始め、AKARIに記事を投稿しつつ、その他の業務も並行しながら働いております。

ともに記事を書いている仲間はみんな私のことを励ましてくれたり、褒めてくれたりしてくれます。

職員の皆様は私のちょっとした変化に気づき、直ぐに声をかけてもらえて、常々、TANOSHIKAに来て良かったなと思っています。

そんな恵まれた環境にいても、4月というのは何か変化を求めてしまうマインドになることがあります。

新生活が始まる人も多くいるし、連日新しい始まり、と強調したニュースが報道されます。

そうなると人は自然と周りと足並みを揃えようとし、不安や焦りが出てきてしまうこともあるようです。

なので、今回は4月が憂鬱になってしまう現象を改善する方法を調べて、記事にしていこうかなと思います。

新生活が憂鬱な人は意外と多い。

私は精神科で入院することもあって、たくさんの先生と関わってきました。

そんな先生が口を揃えていうのが、4月は新しい患者が増える、ということです。

これには、一応、理由がちゃんとあって、今までの環境から新しい環境に変わることが多い4月では環境の変化についていけず、体調を崩すことの方が多くなるのです。

このように4月というのは他の月に比べても、環境の変化で体調を崩す方が増える月なのです。

他にも、4月からジムやヨガに通い始めたり、人は自然と4月から生まれ変わろうとしてしまいがちなようです。

これは周りの影響を受けている可能性が高いと言います。

ニュースの話をしましたが、それ以外のメディア全般で『新しいことを始めよう!』といった一見前向きな言葉を聞いたり、目にする機会が増えます。

その結果、「自分も何かしなくちゃ」と焦ったり、プレッシャーに感じてしまうのです。

そんな風に感じてしまうことは決して、珍しいわけではなく、下手したら、いつものルーティンを壊してしまう恐れすらあるのです。

世間の声は気にせず、何かを始める時は自分のタイミングの方が上手くいくかも知れませんね。

新生活にまつわる憂鬱について。

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参考:春だからって、新しいことを始めなくてもいい「新生活の憂鬱」の対処法【臨床心理士が解説】

上記の記事を参考に新生活にまつわる憂鬱についてまとめていこうかなと思います。

こんなことが“憂鬱”に感じてしまう

①学生から社会人へ

就職すると今まで関わらなかった年上の方とも付き合っていくことになります。その中で「うまくできるのかな…?」と不安になることもあります。

②上司と後輩の狭間で

やっと仕事になれた矢先に、後輩や部下ができて、指導したりしなければいけない立場になります。それに加え、上からの要望に対しても応える必要があり、板挟み状態できつい、ということになり得ます。

③これからの自分の生き方に思いを馳せる

周りの変化に対し、「自分はこの先どう生きていくんだろう……?」とふと考え、急に不安が押し寄せて何かを行動しなければいけないのではと焦るという人もいます。

未来というのは不確定要素が多いので、考えてもなかなか答えが出るものばかりではないですが、未来を想像し、これからの人生を考えてしまうのがこの時期なのです。

④結婚などに伴う新生活

自分の仕事とは別に私生活での変化もこの時期を境に変わっていくことがあります。その一つが結婚です。仕事もしつつ、家庭も……。オーバーワークになり兼ねません。夫婦でお互いを尊重し、バランスをとっていく必要があり、それ自体にもかなりのエネルギーを使うので、心がポッキリ折れないようにしなくてはいけません。

⑤子どもの入学や進級

自分は何もなくてもお子さんや家族にはあるのかも知れません。特に子どもは小中高、と多くの子どもが進学していきますし、進級は毎年あります。そんな中で新しいクラスや仲間、先生と上手くいかないこともあるでしょう。そんな時、親としては心配ですし、心がすり減ってしまいます。子どものことはもちろん、大切ですが、自分が先に疲弊し切らないよう、頼っていく必要がありますね。

この中に皆さんも経験したことがあるものが一つはあるのではないでしょうか?

もしかしたら、複数経験したことがある方もいるかも知れません。

私たち人間はこういった変化に対し、憂鬱に思ってしまうのです。

新生活にもやもやした時の対処!

さて、このように4月は環境の変化が激しくある意味、頑張りすぎてしまう月でもあるわけですが、疲弊し切って、仕事を辞めたり、心が病んでしまう前に自分の体調と向き合っていく必要があります。

そのためのちょっとした意識についていくつか提案します。

もし、気になったものがあれば実践してみてくださいね!

憂鬱にならないためのコツ

①とにかく、休息をとること

極論、これができていれば、完全に折れてしまうことはないと私は思います。睡眠と食事をしっかり確保すること、これは最重要項目と思っても差し支えないかと思います。しっかり休息をとりながら頑張りすぎて息切れしないよう意識してみましょう。

②変わらない部分を持っておくこと

仕事やその他の環境がどうしても変化してしまうことはあると思います。その中でも変わらないものを持っておくとそれが救いになることがあります。

仕事が変化する時はプライベートは普段通り過ごすこと、そして、プライベートが忙しい時は仕事は安定した状態にすること、色んなことを同時に変化させないようにすることで心の安寧を計りましょう。

③日々のルーティンにしていくこと

これは上記のことと繋がりますが、変化していたものがルーティン化していくと本当に生活が楽になりますし、逆に今までのルーティンから大きく変えてしまうと突然、体調が悪くなることもあります。日々のことをルーティン化していくことも、新生活をする上で必要な視点かも知れません。

④今、現在に意識を向けること

周囲がやる気だと釣られてしまいがちで、未来のことばかり意識してしまいます。すると、不安になったり、心配事ばかりが気になってしまい、疲れてしまいます。

もちろん、未来について考える時間は人間にとって大切ですが、今を生きている我々にとっては未来より、今をどうするかの方が大切です。

あまり未来について考えすぎて不安になるよりはもう少し近場なこと、現在について考えていくことも重要なことではないでしょうか?

⑤不安の正体を明確化してみること

とはいえ、不安になることはあります。

そんな時、その不安について漠然としたままにするのでなく、明確化させていくことでその不安の全貌が明らかになり対策できるかも知れません。

いつかの記事でお話ししましたが、おすすめなのは、メモに書き起こすことです。是非、試してみてください。

⑥安心できる人との繋がりを切らないこと

新生活が始まると新しい場所での生活が始まります。そうなると、今までの関係をリセットしてしまうこともありますが、本当に大事な人との関係は切らないでおきましょう。縁というのは何もしないと切れてしまうものだと思います。

大切な人との縁は自ら動いてしっかり繋いでおくことを強くお勧めします。

きっと、いつか「よかった」と思える日が来るはずです。

終わりに。

というわけで、心がもやもやした時の対処法についていくつか提案していきました。

ただ、やはり4月というのは自然法則的には木や花が芽吹く時で、始まりを意味するのは、間違いというわけではありません。

その始まりに気を引き締め、頑張ろうとすること自体は寧ろ、自然なことかも知れません。

しかし人間は疲れます。

それも体力以外の要素でも脳みそが疲弊したり、心が疲弊したり様々です。

周りがどれだけ輝いて見えても、あなたはあなたです。

自分のペースで限界まで頑張りすぎない生き方をすることは、あなたのためにも、そして、結果としてあなたの大切な人のためにもなり得ます。

この記事を読んだ皆さんが自分らしい人生を送れるよう、そして素敵な新生活ができること願いつつ、この記事を終わりにしたいと思います。

以上、お相手はゆたでした。

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