「リフレーミング」〜1つの言葉で視点を変える方法とは〜

この記事は約 6 分で読むことができます。

皆さんこんにちは。Pinkです。私は、「双極性障害ということもあり気分の落ち込みが激しいのですが、気持ちが落ち込んでいる時は、普段よりも更に物事をネガティブに捉えてしまいます。

そのような時に思い出すのが、「就労移行支援事業所に通所している時に学んだ「リフレーミング」です。

リフレーミング」とは、出来事・アイデア・概念・感情などを、これまでと違う枠組み(フレーム)、視点で捉えたり体験することにより、ポジティブに解釈出来る状態になることを言います。

そこで今回は、ポジティブという言葉に焦点を当てて、視点を1つの言葉でポジティブに変えることが可能であるという記事について書きたいと思います。

1つの言葉でポジティブに変える4つの方法

以下の方法があるとのことです。

4つの方法

① 「まだ」を付け加える

②  「しなければならない」を「できる」に置き換える

③  「はい、でも◯◯◯」を「はい、そして◯◯◯」に変える

④ 「これをくぐり抜けている」を「これを通じて成長している」に切り替える

それでは1つずつ、どのようなことなのか見ていきたいと思います。

⑴ 「まだ」を付け加える

「新しい技術を使いこなせない」など、現状では不可能なことに不満を感じていると、悪循環になりやすいと思います。

そこで、このような否定的な言葉の前に「まだ」を付け加えると、ポジティブな意味に変わるのです。

「新しい技術を使いこなせない」→「まだ新しい技術を使いこなせない」

まだ」は、将来的に解決策・問題解決があり、今の状況は一時的なものにすぎないということを示唆します。「まだ」をつけることによって、限定されるわけでなく可能性を表現することが出来るというわけです。

私はライター業務をしており、iPadを上手く使いこなせず悩んでいたのですが、このように「まだ」をつけてみると「まだiPadを使いこなせていない」となり、「これからなんだ」という気持ちになります。

⑵「しなければならない」を「できる」に置き換える

ストレスを避ける為にも、何かをしなければならないと思い込み、悲しんでいる自分に気付いた時は、敢えて立ち止まってみることもいいのではないかと思います。

今自分がやっているその仕事、あるいは課題は、やりたくてやっていることなのか、または、やりたくてやっていることではないのか。もしそうであれば喜びをもたらせてはいないからです。

新しい計画書を作らなければならない」→「新しい計画書を作ることができる

「しなければならない」を「できる」に置き換えると、すべてが変わります。

「新しい計画書を作らなければならない」というのは義務になりますが、「新しい計画書を作ることができる」というのは、何々を出来る機会です。何かをしなければならないというのは面倒に感じますが、何かをできるとなると楽しい気持ちになりませんか。

⑶「はい、でも ◯◯◯」を「はい、そして◯◯◯」に変える

人はストレスを感じると、物事が上手く行かない理由や何も変わらない理由を考えてしまうと思います。そのような時は提案に対して「はい、でも◯◯◯」と答えてしまうかもしれません。

私も以前働いていた会社で、問題が起きて上手く行かないと、ストレスも重なり「はい」と一旦受け入れた後に、つい「でも◯◯◯なんです」と答えて言い訳になり、結果何も変わらないことがありました。

このことからも分かるように、「でも」といった言葉は、やる気を無くし相手を失望させるネガティブな言葉で、会話やアイデアの前進を止めてしまうかも知れません。

「はい、でもやり方が分かりません」→「はい、そしてこのようにしたいと思います」

それが、このように「はい、そして◯◯◯」となると、個人が持つ考え方や習慣など、これまで身につけた経験は、他者の提案に興味を持つ、または受け入れるといった提案の一部に同意した上で、そのアイデアを発展させる方法を見つけるということになります。

⑷「これをくぐり抜けている」から「これを通じて成長している」に切り替える

例えば、世界が自分を陥れようとしていると考える人がいるとします。そうした人々は被害者意識を持ち「なぜ自分が」という考えになり、いつも危機意識、恐れや不安や悲しみを持つことになってしまい、行動を起こすことが出来ないと思います。

「私はこれをくぐり抜けている」→「私はこれを通じて成長している」

今の状況を「私はこれをくぐり抜けている」と考えると、やる気が落ちてしまい、気持ちが折れる場合があります。その状況では自信がないまま、不安に駆られ、現状に甘えてしまうことになるでしょう。

物事を上手く運べる人は、異なる考え方を取り入れ、「これを通じて成長している」と自分に言い聞かせ、何かを通じて成長するということは前向きで、力を与えてくれます。

4つの方法の活かし方

それでは、この4つの方法をどのように活かせることが出来たらいいでしょうか。人それぞれ、性格があり、また障害を持っている人もいると思います。ネガティブな考えからポジティブな考えに変えようとしても、急には無理だと思います。

リフレーミング」について学んだ時に出された質問に、下記のようなものがありました。

「コップに水が半分しか入っていない」と思うのか、それとも「コップに水が半分も入っている」と思うのかでは考え方に大きな違いがあります。前者はネガティブな考え方で、後者はポジティブな考え方になります。

そこでまず、この4つの方法をやってみて、その状況が持つ可能性に意識を向けることが出来れば、辛い時期に役立つだけでなく、自分の未来もイメージ出来るのではないでしょうか。

ぜひ私もこの4つの方法を取り入れて、気分が沈んでいる時には少しでも考え方を変えられるようになりたいと思います。

参考サイト:たった1つの言葉で視点をポジティブに変える4つの方法

 

noteでも記事を書いているので、よかったら読んでみて下さい!

HOME

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。