「マスク着用義務が復活しつつある-アメリカ・ニューヨーク市」

マスク着用義務

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皆さんこんにちは。Pinkです。「コロナ禍」でのマスク生活も、普通のことになっていた日本で、3月13日以降マスクの着用は、個人の意思を尊重した上で、個人の判断が基本となりました。

今回は「マスクの着用義務」について書きたいと思います。

アメリカ・ニューヨーク市では

Forbes JAPANの記事によると、アメリカの一部の「病院」や「教育機関」では、「マスクの着用義務」を復活させているそうです。

その理由としては、「新型コロナウイルス」の変異株EG.5通称エリス)・「XBB」系統の派生系が広がり、入院患者数も増えているとのことです。

しかし、専門家からは、マスクの着用は自分自身の年齢や、感染リスクの高さに伴って判断するべきとの見解も出ています。

ニューヨーク市の保健・精神衛生局長は、多数の変異を起こした新たな「変異株」で、アメリカなどで見つかっている「BA.2.86通称ピオラ)」について、ワクチン接種や以前の感染によってできた免疫を回避しやすそうだと注意を呼びかけたとのことです。

また、モーリス・ブラウン大学では8月下旬、9月からの新学年度を控え、学生の間で新型コロナの陽性例の報告があるとして、全ての学生と教職員を対象に、2週間のマスク着用を義務化すると同時に、ソーシャルディスタンスも呼びかけています。

新型コロナウイルスに見られる影響

アメリカの医療保険大手「カイザー・パーマネンテ」では、運営しているサンタローゼの医療機関で、「新型コロナウイルス」の検査で陽性となる患者が増えているとして、職員や患者、訪問者にマスクの着用を義務付けたとのことです。

ニューヨーク州の医療機関でも「ユナイテッド・ヘルス・サービス」「オーバーン・コミュニティー病院」、シラキュースの「アップステート医科大学病院」などが「マスク着用義務」を復活させているそうです

また、カリフォルニア州では、映画スタジオの「ライオンズゲート」では、従業員数人が「新型コロナウイルス」にかかったことなどを受けて、自社施設の一部でのマスク着用を従業員に求めています。

さらにサンフランシスコでは、医師が患者と接したり、拘置所や刑務所の職員が入所者に接近する場合には、引き続きマスクの着用が義務化されているそうです。

米疾病対策センター(CDC)のデータによると、アメリカでは、8月19日迄の1週間に、「新型コロナウイルス」で入院した患者の数は1万5067人と、前週から18.8%増えており、3年あまり前に「新型コロナウイルス」のパンデミックが発生して以来、アメリカでの入院患者数の累計は627万人超に上がるとのことです。

マスクの着用義務について

マスクの着用義務」については、パンデミックが始まった当初から、当局者の間でも意見が分かれてきたとのことです。また、研究では、ある地域全体の感染拡大を確実に防げるものではない可能性が示されているそうです。

ジョージ・ワシントン大学では、CNNに対して「マスクを着用するかどうかの判断は、本人の年齢や「新型コロナウイルス」への感染リスクが高いかなど、様々な原因に左右される」と語っています。

また、感染リスクが低い子供に対しては、学校で着用を義務づける必要はないとの考えも示しているとのことです。

ファイザー」「モデルナ」「ノババックス」各社が開発した「XBB対応ワクチン」は米食品医薬品局FDA)の承認待ちですが、9月末には使用可能となり、10月には広く使えるようになると予測されています。

日本ではファイザー製の「XBB対応ワクチン」が厚生労働省によって承認され、9月20日以降接種可能になっています。

共和党の政治家からは「マスクの着用義務」を強く非難する声が上がっている一方で、ミシシッピー州の知事は、マスク着用の義務化は全く行わないと宣言したとのことです。

参考サイト:米国で復活し始めるマスク着用義務 NY市は多変異株「ピロラ」に警鐘

 

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