高齢者になると増加する「フレイル」から自身を守るための予防策や、食事法とは?  

フレイル 予防

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

フレイルとは、年を取って心身の活力(認知能力、筋力、社会とのつながり)が低下した状態を指し、2014年に日本老年医学会が名付けました。英語の「Frailty(虚弱)」という単語に由来しています。

毎年2月1日は「フレイルの日」です。2020年に国が後期高齢者を対象に「フレイル健診」を取り入れたり、同じ年に同学会などが2月1日を2(ふ)、0(れ)、1(い)の語呂合わせで「フレイルの日」と制定しました。その後毎年関連イベントが開催され、知名度が一気に高まりました。

どんな人であっても老化は避けられません。要介護の一歩手前の状態を指すフレイルは、その兆候を早期発見し、日々の暮らしを多方面に見直し、適切な予防対策を行えば、フレイルの進行を緩やかにし、心身機能の低下を予防することが可能となります。

今回は高齢者になると増加するフレイルから守るための予防策と、食事法などを発信したいと思います。

高齢者の方のフレイルの認知度

シニア世代のウェルビーイングを実現する孫世代の相棒サービス「もっとメイト」を運営する、東京都渋谷区にある株式会社MIHARUは、東京渋谷区にある株式会社Muscle Deliと、日本に住んでいる50代以上の男女を対象に、食生活に関しての意識・動向調査アンケートを行いました。

フレイルは、〈1〉意図せず痩せた〈2〉力が弱くなった〈3〉疲れやすいと感じる様になった〈4〉歩くのが遅くなった〈5〉運動をしていない―という5つの基準の中で3つ以上が該当する状態を指します。フレイルが進行すると自立した生活を送れなくなりますが、栄養を十分に摂りながら適切に運動すれば元気な状態に回復することから、近年、全国の自治体や病院などで「フレイル予防」をうたう介護予防の取り組みが浸透しています。

「フレイルという言葉や内容をご存知ですか?」という質問に対し、「フレイルという言葉も内容も知らない」と回答した人が40.6%と最多で、2番目に「フレイルという言葉も内容も知っている」と回答した人は39.6%、3番目に「フレイルという言葉だけ知っている」は19.8%に留まりました。

その上で、「食事からたんぱく質を意識的に摂取していますか?」という質問に対しては、「フレイルという言葉も内容も知っている」と回答した92.9%が「はい」と回答しましたが、「フレイルという言葉も内容も知らない」と回答した人は「いいえ」が27.9%となり、フレイルの言葉の意味を正しく理解していない人ほど食事にたんぱく質を摂取していないことが明らかとなりました。

画像引用・参考:【フレイルの日】シニア世代の食意識アンケートで約60%が「フレイル」理解不足。知らない人ほどタンパク質を摂っていないことが明らかに。 PR TIMES(2023年)

フレイル予防策①フレイル予防音頭

軽妙な音楽と、こぶしの利いた歌声をバックに、タレントのパパイヤ鈴木さんらが両腕を曲げて舟漕ぎポーズをしたり、歩いたりをする、介護予防体操の「フレイル予防音頭」です。75歳以上をターゲットに後期高齢者医療制度に携わる愛媛県内20市町の広域連合が2021年春、約1分間の動画をYouTubeに公開しました。

65歳以上の高齢者の人口比が全国で11番目に高い愛媛県では、要介護者の急増に対する危機感が露わになっているといいます。愛媛県後期高齢者医療広域連合は軽い気持ちでフレイルの予防体操を始めて欲しいと、振付師のパパイヤさんを起用しました。動画のDVDを各市町に配り、高齢者が集まる場で取り入れています。愛媛県後期高齢者医療広域連合事業課の主事の男性は「高齢者の間ですっかり『フレイル』という言葉は定着し、要介護予防への意識も向上した」と説明します。

参考:理解深まる「フレイル」、食べて動いて介護予防 読売新聞(2023年)

フレイル予防策②卵などたんぱく質を摂ること

東京都渋谷区にあるキユーピー株式会社は、健康寿命の延伸に結び付く様に、毎年2月1日「フレイルの日」に、高齢者に限定せず、多くの人がフレイル予防の重要性の意識を高めることを提唱します。

フレイル予防の3本柱は、「運動」「栄養」「社会参加」です。柱の1つ「栄養」では、1日3食バランスよく摂ることが全世代においてもとても重要となります。

そしてフレイルを予防する為には、たんぱく質を摂ることが特に重要とされています。フレイル予防で推奨したい食材が“卵”です。卵は良質なたんぱく源で、人間に必要な栄養素がほとんど含まれています。不足しがちなたんぱく質が補完できるだけではなく、ほかの栄養素も一緒に体に吸収されるありがたい食材といえます。

しかし、卵にはビタミンCと食物繊維が含まれていません。そんな時に、ビタミンC、カリウム、食物繊維などを含む野菜と卵を一緒に摂取することで、より理想的な栄養バランスへと近づけます。

キユーピーグループでは、社員向けにフレイル予防の啓発を実施しています。例えば、社内の執務エリアのサイネージにフレイル予防に必要な3つの柱や食事の摂り方などのポスターを掲示しています。そして2月1日も「フレイルの日」に、東京2ヵ所の社内の社員食堂では、キユーピーグループ商品のユニバーサルデザインフード「やさしい献立」を使ったメニューが提供されます。

画像引用・参考:2月1日は「フレイルの日」 記念日を機に、フレイル予防を考えてみませんか PR TIMES(2022年)

参考サイト

「やさしい献立」シリーズ商品サイト

https://www.kewpie.co.jp/udfood/

2022年12月に行われた、大学教授ら有志による「フレイル予防啓発に関する有識者委員会」では、フレイルを予防できる具体策では、▽散歩や有酸素運動を行い、じっと座っている時間を少なくする▽バランスの良い食事を心がけ、何でも食べることができる様に口腔機能を保つ▽人と関わる時間を増やし、生き甲斐を感じる暮らしを心がける―と良いとの指針を出しました。

流石にまずいと感じている。

私は家事の中では料理が、恥ずかしながら1番苦手です。母が入院していた時は、買って来たものだったり、生協で頼んだサッと作れるものを作り、何とか食べて来ました。

在宅勤務中の会社のZOOMでの面談の時に、支援員さんに聞かれたんです。「卵や肉は食べていますか?」と。そういえば魚は別として、卵や肉は買い物する時に私は完全にリストから外していました。

今思えば本当にこの2つは特に在宅勤務中は食べる機会がかなり減りました。母が父の仕事用のお弁当に、毎回卵焼きを入れていたのはこのせい?肉も食べる頻度が今より高かったのは、母によるフレイル予防だったんでしょうか?

母は既に退院していますが、もう1回手術で入院を控えています。全然卵とか食べなきゃという自覚がなかったので、退院した母に料理が苦手な私でもできる、まずは簡単な料理から習おうと思いました。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。