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こんにちは、改めましてM. Jです。
前回、一般就労に向けて努力すべきことについて記事にしました。
今回は「EQ(心の知能指数)を高める~一般就労に向けて~」の記事を書いていこうと思います。
以前M.Jが一般就労をした時に、健常者と障がい者の間に「大きな壁」があることを認識しました。会社の中で障がい者が「受け入れられているような雰囲気」ではありませんでした。
そのため、一般就労の時の1日1日はものすごく苦痛でした。
障害者の離職理由の上位にも、「職場の雰囲気・人間関係」が挙げられています。
この理由は、精神障害者で1位、身体障害者で2位となっており、大きな理由となっています。
そのくらい、職場での人間関係というのはお仕事を続けていくうえで重要です。
私は以前アスペルガー症候群の診断を受けており、特性上職場の方とのコミュニケーションに難しさを感じてきました。
「周りに対する関心・配慮」が著しく欠けていましたので、その部分を修正していくように「意識」していきました。すると、健常者と障がい者の壁が少しずつ薄くなっていく感じがしました。
アスペルガー症候群の特性が強いため、健常者同士のようにはうまくいきませんでしたが、一般就労を目指すうえで、職場の方との人間関係を良くしていくことはものすごく重要です!
その為の一つの方法として、今回は「EQ(心の知能指数)」を高めていくというやり方を以下の項目に沿って紹介していこうと思います。
- EQ(心の知能指数)とは・・・
- EQ(心の知能指数)の高い人の特徴
- EQ(心の知能指数)を高める方法
- 実際の行動 ➡️ EQを高めるのは難しい
- 実際の行動 ➡️ EQを高められた?
- 追加事項
- 職場の方との関係を良好に
EQ(心の知能指数)とは・・・
この記事をご覧の皆さんは、EQという言葉をご存じでしょうか?
IQは頭の良さや回転の早さ、記憶力の高さを示し、先天的な要素が大きいとされています。
一方でEQについては、以下のようにまとめることができます。
【EQとは・・・】
◆他人の感情を感じ取る能力。
◆自分の感情をうまくコントロールして、利用する能力。
◆EQの高い人は、無用な衝突を生まず、人間関係を円滑にしていく。
◆後天的な要素が大きい。→意識してトレーニングすることで高められる。
EQとは、日本では「心の知能指数」と言われ、仕事や人間関係において「感情をうまく管理し利用する能力」とされています。
「他人の感情を感じ取る能力」「自分の感情をコントロールする能力」は仕事では必要不可欠です。
ただ、後天的に鍛えられる能力ですので、しっかり鍛えていきたいと思います。
次の項では、EQの高い人の特徴について触れていきましょう。
EQ(心の知能指数)の高い人の特徴
EQは「社会生活」において、IQ以上に重要なものです。
「EQが高い人」は「人間関係」が円滑になり「社会生活」がうまくいくと考えられます。
「EQが高い人」は、どのような人でしょうか?
EQが高い人には、以下のような特徴があります。
①何に対しても寛容的、柔軟性がある
②話を聞くのがうまい、傾聴力がある
③共感力がある
④自分の間違いを素直に認める
⑤努力家、粘り強い
⑥失敗を冷静に受けとめることができる
⑦ストレス耐性がある
上記の「EQの高い人の特徴」を見ていくと、人間として「理想的」だと思いました。
①の寛容的や柔軟性、②の傾聴力、③の共感力は、チームで仕事をするうえで「必要不可欠な能力」と感じました。
次の項では、EQを高める方法について触れていきましょう。
EQ(心の知能指数)を高める方法
「EQの高い人」の特徴がわかりました。
また、EQは高いほうが周囲の人から好かれて、より良い人間関係が取れることもわかりました。
では、EQを高めるには、どのような方法があるのでしょうか?
①相手の感情を引き出し、理解することに努める
②相手の話を傾聴する姿勢を大切にして、人と対話をする
③相手の良いところを見つけて、言葉にする
④1日の行動と感情を記入する→客観的に分析する
⑤自分の感情を整理する→感情のコントロールをする
⑥感謝できることを多くする
⑦幸せを感じられることを多くする
⑧許しが「人間的成長」につながることを理解する
EQを高めるには、上記の中でも①の相手の感情を理解する、②の相手の話を聞く、③の相手の良いところを見つけるということが重要です。
次の項からは、実際の行動について触れていきましょう。
実際の行動 ➡️ EQを高めるのは難しい
まず、M.Jの仕事での大きな失敗についてお話しします。
2021年秋ごろ、M.Jは今の職場とは「別のA型事業所」で仕事をしていました。
その時、ある利用者(以下、◯さん)の書いたメモ帳が、支援員(以下、△さん)によって暴露されることになったのです。
その場所に居た利用者全員(約10名)に知れ渡ることになりました。
◯さんは、そこに居た利用者の一部から「からかわれる」ことになりました。
◯さんいわく、そのメモ帳は「本人と支援員さんだけの秘密」だったらしく、◯さんはそのことでかなり傷ついていました。
その時M.Jは「△さん、なんてことをしてくれたんだ」と思いました。
これは、明らかに「個人情報漏えい」だと思いました。
この事業所とは、入社の最初に「個人情報漏えい」をしないことを約束としていました。よって、契約違反となる事項です。
いろいろ考えた結果「黙っておかずに言うべきだ」と思い、翌日△さんに直接伝えました。
その朝、M.Jは感情が高ぶり大声で叫ぶような感じになってしまったのです。
すると、入社時に契約した支援員(以下、◇さん)に止められました。
M .Jは「感情のコントロール」ができませんでした。
「おかしいでしょう!」と更に大声で△さんに対して叫んでいました。
◇さんからは「あなたの言っていることこそわからない」と言われました。
M.Jは以前、個人情報を取り扱う仕事をしていましたので「まず、自分だったらしない」と思った行動です。「その行動はないだろう!」と思い、興奮してしまいました。
EQを高めるには、いわゆる「優しい人になれるような」行動をしていかなければならないと思います。
その為には「自分の感情をコントロールする」ことが必要不可欠だったのです。
もし「EQの高い人」であれば、もう少し冷静に対応していたと思います。
言葉づかいも「やわらかいもの」になっていたと思います。
〇さんのためとはいえ、適切な行動ではありませんでした。
幅広く、相手のことを考えて、冷静に言葉をかけることが必要だったと思います。
改めて「EQを高める」ことの難しさを感じました。
「自戒」を込めて、今後「EQを高める」ようにします!
実際の行動 ➡️ EQを高められた?
M.Jが「一般就労」した時の唯一の成功した出来事をお話します。
M.Jは以前、自己主張をすることが多くありました。20代前半の頃、友人との話し合いになると、自分の意見を通すことが多くなっていました。
旅行や食事会の日時や場所について、友人の意向をほとんどきくことがなく強引に決めてしまっていました。相手の要望は、ほとんどきいていなかったと思います。
相手によっては、不満に思うことがあり、人間関係の悪化につながっていました。これによって、友人の1人から「絶交」されました。「絶交」された時は、かなりショックでした。しかし、よく考えてみると「自分の言ったこと・取った行動」に原因があるかもしれないと思いました。
そこで、絶交された日の「自分の言ったこと・取った行動」を紙に書き出しました。紙に書くと「冷静」になることができ「自分の意見を通しすぎたことが原因」ということがわかりました。
よって、その次の旅行や食事会からは、友人の意向を「傾聴すること」を意識するようにしました。友人は「M.Jの強引さに何も言えない状態」になっていたので、意見が言いやすくなり「人間関係が良好」になりました。
この痛い思い出は、障がい者雇用で「一般就労」した時にものすごく役に立ちました。
前述したように、職場の方との人間関係を良くするために「相手の話・相手の意向」をしっかりきくように「工夫」しました。
その結果、一般就労をした時に「職場の方との人間関係を良好にすること」ができました。
追加事項
M.Jは、まだまだEQが低く、発展途上の人間です。
よって、「日記」を書きながら、日々の「行動を反省」しています。
「日記」を書くことによって「EQを高める」ようにしています。
「日記」を書くことは「反省して、自分を客観的に観察する」最もいい方法です!
この記事をご覧の皆さんも「日記」を書くことをオススメします!
職場の方との関係を良好に
実際の行動を通して「EQを高める」ことの難しさ、そして大切さをかなり感じました。
この記事をご覧の皆さんは、素敵な方が多いと思います。
ただ、障がい者として一般企業で働くことは「難しい部分」もあるということです。
構造上、健常者が多数の状況ですので、かなり厳しい目で見られます。
では、一般企業で「人間関係を良好にする」ためには、どのようにすればいいのでしょうか?
◎「相手のことを考える」という視点に立って物事を考えていくこと
◎できるだけ、相手の感情を察するようにすること
◎周囲の人の意見を積極的に聞くこと
◎自分の感情をコントロールすること
上記のようなことを通して、「EQを高める」ことが必要不可欠です!
前回の記事「努力」と同様「EQを高める」ことでしか、健常者との関係は良くなりません。
EQを高められるように1つ1つ取り入れていきたいと思います。
この記事をご覧いただき、どうもありがとうございました。
この記事は、以下の文献を参考にしました。
参考記事
コエテコーEQとは? EQの測定方法やEQ向上によるメリット
(株)エージェント みんなのキャリア相談室ーEQを高めるコツ
本格的にEQを鍛えて、向上させていきたい方は、以下の方法でトレーニングすることができます。
今後について
興味があることや、今後書いていきたい記事のテーマとして、大型連休バンザイは甘い!「休暇分散・連休ずらし」について、ヒールのある靴のデメリット、女性管理職を多く!があります。
皆さんに役立つ情報を届けていければと考えています。
今後ともよろしくお願いします!
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