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こんにちは、翼祈(たすき)です。
線虫がん検査とは、嗅覚に優れた線虫を使って、尿中のがんの匂いからがんの危険性を分析する最新の生物使用の検査です。
線虫がん検査は1滴採尿するだけで済み、痛みがなく簡単に終わり、安い金額で全身を網羅できることに優れた検査となっています。
そんな線虫がん検査ですが、[N-NOSE]で知られる「HIROTSUバイオサイエンス」という企業が、犬用の『N-NOSEわんちゃん』の販売を2023年5月からスタートすることが明らかとなりました。
今回は『N-NOSEわんちゃん』ってどういうもの?、お値段は?など、様々な視点からお伝えします。
2023年5月から犬用の線虫がん検査も販売スタート!何が分かる?
画像引用・参考:愛犬のがんリスク早期発見 N-NOSEわんちゃん
人用の線虫がん検査の技術を実用化した、九州大学大学院で線虫の研究をしていた元助教が設立した、ベンチャー企業「HIROTSUバイオサイエンス」が、新規に、犬を対象とした線虫がん検査をスタートすることになりました。
2023年4月11日は、広津崇亮社長ら4人が福岡県庁を訪問し、服部誠太郎知事に事業の新規報告を行いました。
「HIROTSUバイオサイエンス」は、「線虫」でがんを発見する技術を実用化していますが、これを適応させて、犬の尿からもがんを発見する技術を開発したということです。
「HIROTSUバイオサイエンス」は、線虫を活用したがんの早期発見検査[N-NOSE]を2020年から販売スタートをしていて、1滴の尿から、胃がんなど15種類のがんを分析することが可能です。
そして2023年5月からは、新規に愛犬を対象とした線虫がん検査『N-NOSEわんちゃん』をスタートすることに当たり、服部知事に概要などを報告しました。
「HIROTSUバイオサイエンス」によりますと、犬の死因の1位は「がん」で、がんを発症し死んでしまう犬は多いと推定されますが、犬自身は痛みなどの不調を訴えることができず、がんを発見するのが遅れるケースも多いそうです。
『N-NOSEわんちゃん』では1滴の尿で乳腺がんやリンパ腫など犬に多く見られる9種類のがんを分析することが可能で、ネット通販などで線虫がん検査キットが販売されます。
広津社長は、「従来ペット用の簡易ながん検査キットはありませんでした。犬用のがん検診を定期的に受ける習慣がなかったと思いますが、健康な時から習慣付けとしてこまめにチェックして頂くことで、がんの早期発見も可能だと思います」と説明しました。
参考:「線虫」でがんを見つける技術 犬のがん検査も5月から開始へ 福岡 NEWS WEB(2023年)
線虫がん検査キット『N-NOSEわんちゃん』にかかる費用は、定期検査で1万6800円、1回の“お試し”は1万9800円となります。
「HIROTSUバイオサイエンス」の社員は、「大事な家族の一員である愛犬を守るためにぜひ、試して頂けたら」と述べました。
この間観ました。
前回受診の時に薬を貰う為に薬局に行くと、正面に以前とは違うものが置いてました。近くに行ってよく観ると、「あ!これって!」。そう、線虫がん検査のキットが売られていました。
線虫がん検査のこと自体は以前から知ってはいたものの、実際に現物を観たのは初めてで、感動しました。
この記事を書いて、犬の死因で1番多いのががんだと知り、人と変わらないところにショックを受けました。
人用の検査キットにも、「がんは発見できても、どの部位のがんかまでは分からない」と書いてありました。犬用の検査キットも恐らく人と一緒かもしれませんが、がんを早期発見できて、助かる命が増えると思います。
この犬用の検査キットもきっとすぐニーズが高まるでしょうね。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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