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こんにちは、翼祈(たすき)です。
『ゆめいろシューズPROJECT』とは、難病など病気の子ども達がデザインしたイラストから、専門店でイラストを靴にプリントシール化して柄を付け、完成した靴をその子のいる自宅に届けるプロジェクトとなっています。
このプロジェクトは、東京都港区にあるロシュ・ダイアグノステックスが、2020年からスタートさせました。
2022年も北海道、横浜、福岡の全国3拠点のこどもホスピスが賛同している病院や自宅などで、靴のイラストの色などデザインを決め、ぬり絵を楽しんで貰います。このプロジェクトにかかる シューズの製作費は、基本的にロシュ社員の寄付金を充てています。
今回はそんな『ゆめいろシューズPROJECT』の詳しい中身について、お伝えします。
『ゆめいろシューズPROJECT』とは?
「ロシュゆめいろシューズプロジェクト」は、これまでは、子どもたちが靴の台紙に好きな色でデザインし、それをもとにプロのイラストレーターが靴を手描きで仕上げていましたが、2022年度は、その制作方法にデジタルを取り入れます。 iPadで靴のぬり絵アプリを使い、子どもたちが思い思いの色を塗っていきます。完成したデザインを、デジタルプリントで靴に転写。より多くのお子さんたちに、より早く、シューズをプレゼントできるようになります。
画像・動画・引用:ロシュゆめいろシューズプロジェクト
3年目を迎える『ゆめいろシューズPROJECT』
3年目となる2022年は、専用のぬり絵アプリの開発を行いました。難病の治療中の子ども達へ、より気楽に、身体への負担が軽減されたぬり絵を楽しんで欲しいと思います。
2022年は一般社団法人 北海道こどもホスピスプロジェクト、NPO法人横浜こどもホスピスプロジェクト、NPO法人 福岡子どもホスピスプロジェクトの賛同で、150人の子ども達がこのプロジェクトに参加します。入院や長期通院など、辛い治療を頑張ってしている子ども達が、この世界でオンリーワンな靴を履いて外出した時のことを想像を膨らませ、治療に前向きになれるきっかけとなって欲しいと願います。
なお、世界でオンリーワンなシューズの制作費は基本的にロシュ社員の寄付を充てています。グループ会社のロシュDCジャパン株式会社も『ゆめいろシューズPROJECT』の支援を担っています。
創立125周年となるロシュグループは、ヘルスケア業界で革新をもたらし続ける、世界有数のバイオテックカンパニーです。
医薬品と診断薬を掛け合わせ、健康・診断・治療・予防・予後の全ステージでの、医療従事者の方と当事者が最適な治療選択や意思決定が可能となる様に支援を行います。
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社とは、ロシュ診断薬事業部門の日本法人となります。日本市場での診断薬事業は50年の経験と実績を誇り、2022年1月現在で全国8都市に職場があり、体外診断用医薬品・研究用試薬・医療機器事業・機器事業などを幅広いジャンルで活動しています。
診断の革新でヘルスケアの未来をカタチにし、皆さんがより健康に、あなたらしい人生を過ごせる様に支援することを掲げています。
画像引用・参考:アプリでぬり絵を楽しんで、世界で一つだけの靴をデザインしよう「ロシュ ゆめいろシューズプロジェクト」治療をがんばる子どもたちを今年も支援 PR TIMES(2022年)
活動はテレビで観て知りました。
『ゆめいろシューズPROJECT』は、この間テレビで観て知りました。テレビでは、難病で寝たきりの男の子が、参加していました。男の子は姉弟で、お姉さんは学校の授業などが忙しくなり、以前ほど弟さんに構えなくなったそうです。
男の子は僅かに動く目と指先で、感情をモニターで伝えます。その男の子は、恐竜のイラストを選んでいました。恐竜の色を男の子が決めて、色をお姉さんが塗っていました。お姉さんは、「久しぶりに共同作業が弟と出来て、楽しかった」と言っていました。
靴が完成すると自宅に届けられ、男の子は初めて靴を履きました。自分だけの靴。男の子は、「イェイイェイ」と、モニター上で嬉しそうに話しました。
靴は移動する為には大切なアイテムですが、自分の靴が今までなかった、しかも世界に1つだけの靴となると、絶対に嬉しかったことでしょう。靴は生産上数に限りがありますが、多くの人がこのプロジェクトに賛同して下さったら良いなと思いました。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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