【発達障害の方へ】転職のための自己分析方法

自己分析

この記事は約 27 分で読むことができます。

こんにちは!piasuです!

発達障害を持ってある方の中には、就労継続支援、就労移行支援、それから今の会社などから「転職をしたい!」と転職活動を頑張っている方もいらっしゃると思います。

しかし、発達障害の特性のこともあり、「なかなか転職活動がスムーズに進まない!」そう焦っている方も多いのではないでしょうか。

そんな人におすすめなのが「自己分析をすること」です。

自己分析することは、就活においてこのようなメリットがあります。

  • 自分に本当にあっている職業、仕事がわかる!
  • 企業と合わない!という状況を避けることができる
  • 自分のアピールできるポイントがわかる
  • 自分の障害について理解が深まる
  • 転職活動をどう進めたらいいのか、ということがわかりやすくなる

次のセクションから、わたしがネットで見つけた「発達障害のある方が転職するための自己分析方法」をいくつか紹介します。

興味のある方は、実際に自己分析をしてみましょう。
例として私(ライターpiasu ASD、双極性障害持ち)の自己分析したものも載せますので、よかったらご自身の自己分析の参考にしてくださいね。

自分に合ったお仕事をみつけることができる自己分析方法

まずは「自分に本当にマッチしたお仕事」がどんなものか、自己分析したうえで知る方法をご紹介します!

こちらのサイトで見つけた方法を紹介させてもらいますね。

自己理解(障害理解)〜多くの発達障害者が陥るワナとは?〜|転職鉄板ガイド

こちらのサイトによると、「好きなこと」「できること」「その人の価値観」、この三つが合わさっている職業が本当にその人にマッチする職業なのだそうです。

なぜ、この3つが合わさる職業でないといけないのか、それは「好きなことができる仕事」「興味のある仕事」であっても、その仕事で求められる能力が自分になかった場合、仕事ができなくて、辛くて退職してしまうことに繋がることもあるからです。
自分の価値観に合っている仕事を選択することも大切です。
価値観に合わない仕事だと、ストレスを感じて、しんどさも感じるでしょう。

だから、「好きなこと」「できること」「その人の価値観」この3つが合わさる仕事を選ぶべきなんだそうです。

では、早速やり方を説明していきます。

やり方

好きなことを考える

まずは好きなことを考えるために、以下の質問に対する答えを考えていきましょう。

①すごく夢中になれることはなんですか?過去に好きだったことでも大丈夫です。
②①はなんで夢中になれるんですか?
③①から得たできること、そして技術は??

④このことから考えられる自分の興味関心を考えてみる

できることを考える

次は自分の「できること」について考えてみます。
以下に自分のことを当てはめていきます。
やり方がわからないなあ、という方はあとに出てくる「piasuの場合」を参考にしてみてくださいね。

会社名 仕事の内容 得意だったこと 苦手だったこと

 

 

     

 

 

     


それが書き終わったら、続いて、以下の表も書いていきます。
こちらもわからない場合は、私の書いた表を参考にしてください。

  仕事の内容 環境や人
得意

 

 

 
不得意

 

 

 

自分の価値観について考える

続いて、自分の価値観を考えるために以下の表を埋めていくといいそうです。
こちらもわからない場合は、私の書いた表を参考にしてください。

やってみたいなあ、と思うことを書きまくろう!それがたとえ「無理だろう」というものでも書いてみよう!!

 
自分でグループ分けをしてみる

 

 

 
表を観察したうえで、自分の価値観を考えよう。

 

 

参照元、表引用元:自己理解(障害理解)〜多くの発達障害者が陥るワナとは?〜|転職鉄板ガイド

piasuの場合

私の場合を書いてみました。
詰まった時に一例として参考にしてみてくれると嬉しいです!!

好きなことを考える

まずは自分の好きなことを分析していきます。
以下は私が実際に上で紹介したやり方をもとに、自分の分析を書いたものです。

①すごく夢中になれることはなんですか?過去に好きだったことでも大丈夫です。
文章を書くこと、パソコンを使った作業(ライティング、デザインなど)です。
②①はなんで夢中になれるんですか?
自分の頭の中にある想像したものを、創造することがすごく楽しいからです。
③①から得たできること、そして技術は??ライティングの知識、デザインソフトの操作、集中力、仕事への真摯な気持ち、クライアントさんから感謝されたりスキルを積み上げることで得た自信、在宅ワークでも集中する力、ある程度のWeb業界に関する知識など。
④このことから考えられる自分の興味関心を考えてみる
このことから興味関心は以下のようだと思いました。

  • ライティング、デザイン
  • 頭の中にあることを創造すること
  • パソコンを使った作業

できることを考える

次は自分の「できること」について考えてみます。
以下の表の項目を埋めていき、自分の「できること」を見つけていきましょう。

以下の表は私が実際に埋めてみたものです。
ご自身が書く際の参考にしてください。

会社名 仕事の内容 得意だったこと 苦手だったこと

某飲食店

接客、キッチン、レジ なし、思いつかない 急な計算(急いでと言われて緊張で簡単な計算もできなくなった)臨機応変さ(急に起きたことに、臨機応変に対応できなかった)

 

TANOSHIKA(CREATIVE)

 

webデザイン、webライティング、コーディング エッセイを書くこと、デザインを思いつくこと、それを形にすること、在宅ワークで集中すること、パソコンでわからないことがあっても自分で解決できること、頭の中にあるものをパソコンを使って形にすること クライアントさんとの打合せ(クライアントさんのおっしゃっていること、周囲の人が話していることをよく理解できなかった)コーディング(打ち間違い連発&難しすぎていっこうにうまくならなかった)

  仕事の内容 環境や人
得意


頭の中にあるものをパソコンを使って形にすること

優しい、同じように特性のあるひとたち、年配の方々
不得意

体を使って臨機応変にする仕事

気が強い人たち、同世代の子たち

自分の価値観について考える

続いて、自分の価値観についてもサイトに掲載されている表を埋めて考えてみました。

やってみたいなあ、と思うことを書きまくろう!それがたとえ「無理だろう」というものでも書いてみよう!!

「作家」「ライター」「デザイナー」「エッセイスト」「アーティスト」「芸能人」
自分でグループ分けをしてみる

「作家」「ライター」「デザイナー」「エッセイスト」「アーティスト」
理由:小さいころから、頭にある自分で想像したことを形にすることが得意だし、好きだし、すごく褒められてきたから。
「芸能人」理由:自分らしさを売りにすることに小さいころから興味があるから。

「歌手」理由:音楽が苦手&興味がないから。
「飲食店の接客、キッチン」理由:以前働いていた時に、とっさの対応などが臨機応変にできず、周囲の人に疎まれていたから。
「運転手」「医療関係」理由:自分は、ミスが許されない命が関わる仕事は、そそっかしいので危ないと思うから。
表を観察したうえで、自分の価値観を考えよう。

 

自分の頭で想像したことを創造することが好き。自分だからこそ、求められることがあると嬉しい。対して、ミスをしたら人の命に関わったり、大変な責任がある仕事はとてもつらい。「デザイン、ライティング」などはミスはもちろんだめだけれど、ミスをしても人の命に関わったりはしないので、気持ちが平穏でいられる。緊張しなくて済む。
体や手先を実際に動かす仕事が不得意。
自分の頭で考えたことを表現したり、図形化したり、まとめたりする仕事で且つミスをしたとしても、生命などに関わる仕事ではない仕事が合っているとおもった。

表参照元:自己理解(障害理解)〜多くの発達障害者が陥るワナとは?〜|転職鉄板ガイド

わたしはこれらの「好きなこと」「できること」「自分の価値観」の3つを書いてきたうえで、3つ全部に重なるものは以下のことだと思いました。

  • パソコンを使うこと
  • ライティング、デザイン
  • 頭で考えたことを形にすること

このことから、私は「パソコンを使ったクリエイティブな仕事」が本当の意味で向いているんだろうなあ、と気づくことができました。

ただ、サイトにも書いてありますが、「好きなこと」「できること」「自分の価値観」3つ全部が当てはまる職業なんてないよ~という方もいらっしゃると思います。
その場合は、10割合う仕事でなくとも、8割、7割でも近い仕事を選びましょう。
あとは、たとえば、この仕事をしたいけれども、「技術だけない」という場合は、技術を後からつけることができるなら選んでみていいだろうということでした。
しかし、どんなに頑張っても、スキルを身に着けることが難しそうな職業は、選択はしないほうがいいらしいです。

第三者に自分を分析してもらおう

また、私はしていませんが、自己分析は客観的な目線もすごく大切。大事な人や家族、知り合いなどにも客観的に分析してもらうのがおすすめだそう!

参照元:自己理解(障害理解)〜多くの発達障害者が陥るワナとは?〜|転職鉄板ガイド

やってみて気づいたこと

私は「得意なこと」と「不得意なこと」、そして「好きなこと」と「嫌いなこと」がはっきりしていたので、この分析方法はやりやすかったですし、自分に合う職業を知れてすごく新鮮な気持ちになることができました。

また、マッチする職業が見つかったことで、「身につけなければいけない技術」もわかるので、根本的に「自分にマッチする職業って何?」と疑問に思ってる方におすすめしたいなあと思います。

自分の歴史を知った上で自分の基本的な情報を知る方法

次に紹介するものもこちらのサイトで見つけました。

【障害者枠の就職・転職】自己分析のやり方や便利なツールを徹底解説!

幼少期~社会人になったばかりの頃の自分の歴史を紐解いていく方法です。
この自分史、キャリア史を作ることは、自分の興味関心や、経験、不得意なことなど、自分の基本的な情報を知るのに役立ちます。

「そもそも自分とは?」とそこからわからない人におすすめの自己分析方法です。
自己分析の基本をしたい人はぜひ、やってみてくださいね!
ここで分析したことは、履歴書、職務経歴書にも使えるのでおすすめです。

実際に、私も作ってみたのでよかったら私が作ってみたものを参考にして、皆さんも書いてみてくださいね。

piasuの場合&やり方

やり方は、時系列に年代を書いて、起こった出来事、そして感じたことを書くだけです。

下の表は、やり方を参考に、わたしが作ってみたものです。
真似して表を紙に書いて、自分のものを書いてみることもいいと思います。

年齢 出来事

思ったこと、感じたこと、惹かれたこと、苦手に感じたこと

幼少期 託児所に入って不安感を感じた 人間関係が苦手だなあと感じた。同世代の子たちが苦手。怖い。
幼稚園時代 幼稚園でも友達ができなかった やっぱり人間はこわいとおもった。特に同世代の子たち。
本に出会う。 本を自分でも作りたいと思った。心が惹かれた。
実際に自分でチラシの裏などに物語を書いた。たのしかった。
体育が始まる 体育が不得意で、いつもビリに近くなるので嫌だった。体育の前は憂鬱になっていた。
小学生低学年時代 友達が結構できた 友達が結構できて、クラスで人気者だったから、学校に行くことが楽しかった。
特に休み時間に絵を描いて、みんなに「すごいね」と言われることがとても嬉しかった。
算数でつまづく 算数が難しくなってきた。算数がうまくいかないと、悔しかったり、嫌な気持ちになった。
小学生中学年時代 クラスの人気者になる クラスで人気者だったから、嬉しくて楽しくてたまらなかった。
リーダーに何度も立候補した その時は元気があったのか、色々なことに挑戦できた。挑戦はとても楽しくて、自信になった。リーダーシップがあるね、といろんな人に褒められた。
運動会で緊張でお腹を壊した

やっぱり体を動かす体育が苦手だった。
体育の他にも家庭科や技術がミスばかりするので、苦手になってきた。

 

小学生高学年時代 クラスで孤立することが増えた

人気者だったのに、地味な感じになっちゃって、苦しかった。特に明るい子と話すことが話が合わな過ぎて苦しかった。

勉強についていけなかった

道徳だけ楽しかった。自分の気持ちを書く授業も好きだったし、褒められた。
一方、特に算数、家庭科、技術などほとんどわからなかった。手先を動かす作業も苦手。体育は相変わらずできなかった。

中学時代 友達ができなかった

同世代の子たちと自分の違いに劣等感を感じてつらかった。

勉強がとうとうわからなくなっていった。

体育、技術、家庭科、数学は特にわからなかった。
勉強以外でも先生の簡単な指示の意味がわからなくなっていた。毎日苦しかった。

不登校になる

一人でコツコツ勉強することはたのしかった。

高校時代 接客のアルバイトを始めるも、
ミス連発でみんなに怒られる

ミスを連発したことがすごくショックで自信を無くした。自分はダメ人間なんだ、と落ち込んで、毎日具合が悪かった。
特に臨機応変な対応が苦手なんだなあ、と感じた。

英検二級を勉強を頑張って合格できた

英検を取ったけれども、あんまり嬉しくなかった。
自分が本当に勉強したいことではなかったのかな、とおもった。

学校で人間関係がきつかった

やっぱり、自分は同世代の子と関わることが苦手なんだろうな、と感じた

学校時代 専門学校のようなものに入学した。
勉強についていけなかった。

理科が特にむずかしかった。自分は理系じゃないんだろうな、と思った。

TANOSHIKAに入ってから 初めてのHP制作でお客さんにありがとうと笑顔で言われた

嬉しかった。何もかも上手くできなかった自分だけれど、パソコンはすいすいできるんだって気づいて嬉しかった。

ライティングで取材を受けた

ライティングで人に興味を持ってもらえたのが嬉しかった。つらいこともあったけれど、それより技術向上をはかることがとても楽しくてたまらなかった。

やってみて気づいたこと

この方法をやってみて気づいたこと、それは私は「自分が得意なこと」をしなければ、体調が悪くなるということです。
自分ができないこと、不得意なことをすると、失敗してどんどん心も体の調子も悪くなるんだろうなあと、この表のおかげで今までの傾向が知れてよかったです。

私の場合、ここから考えたことは「就職前に業務内容を確認出来たら確認して応募する」などが対策として取れるなあと思いました。
業務内容をよく見て、確認して「努力してもできなさそうな、私の場合だと体を動かす作業」これが入っていたら、応募をやめたり、またはなんらかの対策を取ることが大事だと思いました。

この自己分析方法は、自分の得意なことや不得意なことがわかるだけでなく、ある出来事が起きたら自分がどんな風に感じるのか、体調がどのように変化するのか、自分の傾向も知ることができると思います。
なので、自分の基本的な特性について知りたい人にもおすすめです。
また、この自己分析方法をすることにより、面接時にも「自分はこういう特徴がある」とスムーズに伝えることができると思いました。

かんたんに自己分析をしたい人におすすめの方法

続いて紹介するのは、あまり時間がない方、すぐに自己分析をかんたんに終わらせたい方にはこちらの方法がおすすめの自己分析方法です。

この自己分析方法もこちらのサイトで知りました。

【障害者枠の就職・転職】自己分析のやり方や便利なツールを徹底解説!

やり方

生きてきたり働いたりする上で、印象的なことや、理想の将来像などに、なぜ?とずっと自分に問いかけて自己分析する方法です。
なぜ?を3回から5回繰り返し、自分に質問していきます。

やり方を想像するのが難しいかと思いますので、次の私が実際にやってみた方法を参考にしてみてください!

トヨタでも使われた方法だそうです。

piasuの場合

実際に私も挑戦してみました!
私は「体を動かす作業が苦手」「フリーランスのライターになりたい」について分析してみました。

「体を動かす作業が苦手」→「なぜ苦手なのか?」「そもそも指示の意味を理解できない
「なぜ、指示を理解できないのか」「言っている意味を緊張して理解できるだけの落着きがなくなるから」「なぜ、緊張するのか」「ミスして怒られたら怖いから」「なぜ怒られることが怖いのか」「怒られた後の現実が怖いから」

「フリーランスのライターになりたい」→「なぜフリーランスライターなのか」「憧れている人がフリーランスだから」「なぜその人に憧れるのか」「何かをコツコツしているところや、生み出すデザインや文章が楽しいから」「なぜその人の作り出すものに楽しいと思うのか」「かわいくて、自由さを感じるから」

やってみて気づいたこと

この自己分析方法をして気づいたこと。
それは、私は今まで自分のことを「体を動かす作業が苦手」だと思っていましたが、これはもしかしたら根底には「緊張」や「不安感」があって、そのせいで指示の意味がわからなくなってしまい、ミスをして、苦手意識を持ってしまうなどの現実が起きてしまっていたのかもと新たな発見がありました。

これは、スマホのメモ機能や裏紙を使って、その場で簡単にできる上に、自分も分からなかったことがわかる、素晴らしい方法だなあと思いますので、おすすめですよ!ぜひやってみてくださいね。

自分の価値観を知る+自分のPRポイントを見つける自己分析方法

続いて紹介する自己分析方法も、このサイトで見つけたものです。

自己分析・自己PRの考え方 2 チェックシートに記入 | 障害者のための求人・雇用・仕事情報なら就職・転職サイト【ウェブ・サーナ】

自分の過去と現在を事細かにいろいろな項目ごとに振り返る方法です。
この分析をすると、今まで見えてこなかった「自分の価値観」「自分が手に入れたこと」などがわかります。

やり方

「中学・高校時代」、「大学・短大・専門時代」「卒業後」に分けて、自分のことを分析していくやり方です。

やってみたい方はここから、シートをダウンロードできるので、印刷したりしてやってみてくださいね。
このシートに書き込むだけで、分析が簡単にできるのでぜひ。

クリックしてjbsheet.pdfにアクセス

やり方は、上のテンプレートをダウンロードして表に自分のことを書き込むだけ。

コツはなるべく多くのことを書く、そして、具体的且つ、客観視して書くということです。
そして「昔の自分はなにを考えてどういう風に物事を実行していただろうか」「今の私は何を考えてどういう風に動いているのか」「将来的に私はどう動くべきかどうあるべきか」などを考えつつ書くということです。

まずは、「中学・高校時代」といった過去のことを振り返ることによって、自分でも気づくことができなかった、自分の原点を知ることができます。

次に、「大学・短大・専門時代」。この時期に頑張ったことは面接の時に絶対に質問されるポイントです。どんな経験をしてきたか、どんなことに努力してきたのか、書きながら振り返っていきます。

最後に、「卒業後」の欄には、学校を卒業して転職を検討している方は、今までの会社で取り組んできたこと、今の自分について書き記していきましょう。

完成したら、書いたことを振り返ります。

書いたことを振り返ることで、自分の価値観を知る+自分のPRポイントを見つけることができます。

piasuの場合

私も早速試してみました。よかったらご自身がこの分析をする際に手が止まってしまったときの参考にしてください。

  中学・高校時代 大学・短大・専門時代 卒業後
得意科目 道徳、英語 創作活動  
不得意科目 数学 数学、生物  
所属クラブ スポーツ部 なし  
習い事 塾、ヨガ なし 英語
取得した資格 英検二級 なし デザインのオンラインスクール卒業
化粧品検定二級
健康状態 不登校になる 精神状態が悪化。 今の事業所に入ってからは、割と元気。
趣味(好きなこと) 小説を書くこと
頭で考えたことを図にしたりすること

好きなバンドの音楽を聴くこと。
文章を書くこと。映画鑑賞、読書。

文章を書くこと
ライティング、デザインの事業所での仕事。
印象に残ること 不登校だったけれども、色々な人に助けられたこと。 精神状態が悪化した中でも、助けてくれる優しい人たちがいたこと。 デザインを沢山がんばって、お客様にありがとう、と言われたこと。
努力したこと 英検の取得
不登校だったため、学校に行っている子たちに、社会に出たときに負けないために、本を沢山読んだ。
ない。 毎日の出勤
スキルアップ
オンラインスクールの通学
仕事
将来の夢 翻訳家 デザイナーに少し興味があった フリーランスのライター
アルバイト
接客 なし  

やってみて気づけたこと

この分析方法で、私は「自分について」以下のことを知ることができました。

特性があり辛いことも多かったものの、英検取得や合格するまで一生懸命コツコツ勉強できた。またオンラインスクールの勉強も仕事と両立して頑張れたことです。

このことから、

「特性はあるが、何かを達成するための力、コツコツ頑張る集中力、気合、これはすごくある」というPRポイントに気づけました。

一個人の感想ですが、この自己分析方法は、面接の時や、履歴書を書くときに使える自分のPRポイントがわかる方法だなあと思いました。

自分がどんな人間か知る方法

続いて紹介するのは、またこのサイトから見つけたものです。

自己分析・自己PRの考え方 3 自分の性格を把握 | 障害者のための求人・雇用・仕事情報なら就職・転職サイト【ウェブ・サーナ】

「自分がどんな人間なのか」がわかる分析方法です。

やり方

①ここから表をダウンロードして、項目ごとに当てはまるものに〇、当てはまらないものには×を書き留めていきましょう。

クリックしてmycheck.pdfにアクセス

②書き終わったら、紙に、上の表に書き込んだことを「長所」「短所」を中心にして「自分について」をまとめてみましょう。
ただただ箇条書きにしていくのはNG。
どんなシチュエーションからそのようなことを感じたのか、これも書くことが重要です。

piasuの場合

こちらは、上の表とは少し項目が減っていますが、私が実際にやってみた一部分をお見せします。
参考になると嬉しいです!!!!

性格・キャラクター 温和
素直
頑固
自立心が強い
好き嫌いがはっきりしている
のんびりしている
大ざっぱ
楽観的 ×
神経質 ×
あがり症
我慢強い
取り組み方 慎重 ×
努力家
向上心が強い
チャレンジ精神旺盛
好奇心が強い
粘り強い
前向き ×
実行力がある
集中力がある
決断が早い ×
対人関係 目立ちたがり屋
負けず嫌い
リーダーシップがある
自己主張が強い
争いは好まない
議論するのが好き ×
説得するのが得意 ×
他人の意見に流されやすい
聞き上手
考え方 自己中心的
論理的 ×
客観的 ×
感覚的
創意工夫が得意

表参照元:自己分析・自己PRの考え方 3 自分の性格を把握 | 障害者のための求人・雇用・仕事情報なら就職・転職サイト【ウェブ・サーナ】

表を書き終えたら、②に進んで、表に書いたことをまとめます。
以下が私の場合の上のチェックシートに対するまとめです。

長所
素直

具体的な理由
みんなの言うことや指摘してくれたことを素直に受け止めて、反省して直すことができるね、といろいろな人に言われるから。

短所
あがり症

具体的な理由
緊張してると、本当にドキドキして自分の力を発揮できないから。

やってみて気づいたこと

この方法をやってみて気づいたこと、それはやっぱり自分は結構性格が極端というか特性があるのかなあ?ということでした。
改めて、自分の基本的な性格を知りました。
自分は少し自己中心的なところがあったりするので、そこは直さないと一般就労先でみんなに迷惑かけちゃうなあ、とか色々反省することもできてよかったです。

この方法は、自分の長所と短所を客観的に知ることができるので、社会に出て働く際もすごく役に立つと思います。

今回私はしていませんが、他にも、第三者の他人からもチェックシートを確認してもらって、意見を貰うこともおすすめだそうです。客観的にみられている、自分について知ることができるからです。

自己分析シートを作りたい方へ

先ほど紹介した、「自分の価値観を知る+自分のPRポイントを見つける自己分析方法」と「自分がどんな人間か知る方法」を併せて観察したうえで、自己分析シートを作ることもおすすめだそう。

こちらのサイトのものを紹介させていただきます!

自己分析・自己PRの考え方 4 自己PRポイント | 障害者のための求人・雇用・仕事情報なら就職・転職サイト【ウェブ・サーナ】

やり方

やり方は、先ほど紹介した、「自分の価値観を知る+自分のPRポイントを見つける自己分析方法」と「自分がどんな人間か知る方法」を併せて観察して、以下のポイントを紙に書き出していく方法です。

①アピールポイント
自分が一番「アピールしたい!」と思うことを考えて書いていきましょう。

②アピールポイントの証拠
上のアピールポイントの証拠となるような、「頑張ってきたこと」「やってみたこと」を書いていきます。

③なぜそのことを目的にしたのか
なぜ②を頑張ってきたのだろう?と自分に問いかけて、その理由を書いていきましょう。

④具体的な経験内容
次に、どんなことに取り組んできたのかについて詳しく書いていきましょう。
これに答えることができたら、よりいいアピールになります。

⑤その経験で学んだこと、得たもの
上の経験から学んだこと、成長したこと、習得したことについて書いていきます。

⑥経験の財産をどんなふうに社会で役に立てたいか
最後に、経験で得たこと、学んだこと、成長できたことを社会人になってどんなふうに貢献できるのか、使えるのかを書きます。

piasuの場合

私も実際に項目を埋めてみました!よかったら煮詰まった時などに参考にしてみてください。

アピールポイント

デザイン、ライティング、パソコン操作に関するスキルを身に着けてきました。

アピールポイントの証拠

Webデザイン制作、外部の案件の記事執筆、某会社さんのパンフレット作成、ポストカードデザインなど幅広い仕事をTANOSHIKAでしてきました。

なぜそのことを目的にしたのか

常に一般就労に向けて努力したかったからです。
スキルアップしていくこともすごく楽しかったからです。

具体的な経験内容

社内で募集している案件があれば、積極的に応募して、案件に参加してきました。
仕事で使うスキルをもっとレベルアップしたかったので、自主的にオンラインスクールに入り仕事と両立させて、無事卒業しました。

その経験で学んだこと、得たもの

失敗もたくさんしたし、支援員さんや周囲のサポートしてくださっている方々に注意を受けることもありましたが、最後まで粘り強く頑張れて、自分は特性がたくさんあるけれども、それでも「色々なことをやり遂げたこと、成長できたこと」が自信となりました。


経験の財産をどんなふうに社会で役に立てたいか

自信を持って社会に貢献していきたいです。
また、事業所やオンラインスクールで得たWeb関連の知識を社会で役に立たせたいですし、貢献したいと思っています。

参照元:自己分析・自己PRの考え方 4 自己PRポイント | 障害者のための求人・雇用・仕事情報なら就職・転職サイト【ウェブ・サーナ】

やってみて気づいたこと

この項目は少し難しかったです。
自分でもうまくできてるかわからないので、私は支援員さんに今度確認していただけたらなあと思いました。

皆さんにとってもこのまとめ作業はもしかしたら、少し難易度が高く感じるものかもしれません。
この項目だけでなく、自己分析に行き詰ったら、周囲のサポートしてくれる人などに客観的な意見を貰うのもいいと思います。

障害について上手に伝えるための自己分析方法

最後に、障害について上手に面接官に伝えるための自己分析方法をお伝えします。

こちらで見つけた方法です。

障害者雇用で使える自己分析と障害特性理解のポイント!就労移行支援事業所ルーツ横浜関内

以下のことをまとめていくといいそうです。

お仕事や学生時代につまづいたことをまとめたり、そのつまづいたことからわかる自分の苦手なことを考えたりするといいそうです。
また、自分の障害の特性による苦手なこと、業務上で壁になるであろう場面、もしできるのであれば相手にしてほしい配慮などをまとめましょう。

まとめ


ここまで、発達障害のある方に向けた転職のための様々な自己分析方法について紹介してきました。

皆さんはやってみてどうでしたか??なにか見つけることができましたか??

わたしも、自分を分析しながらの記事制作でしたが、本当に書いてみてよかったです。
今まで以上に、自分のことを細かく知ることができて、PRポイントが見つかったり、それから履歴書に書くこともわかったり、自分の特性を今一度見つけることができたりして、よかったです。

ただ、書いてみて「苦しい過去」を分析する時はちょっと色々思い出して落ち込んだりしたので、どの分析方法を使うにしろ、体調がいい時にすることをおすすめしたいです。

この記事が皆さんの転職活動の支えになってくれたら、すごくうれしいです!!

参照元:自己理解(障害理解)〜多くの発達障害者が陥るワナとは?〜|転職鉄板ガイド

自己分析・自己PRの考え方 1 自己分析の流れ | 障害者のための求人・雇用・仕事情報なら就職・転職サイト【ウェブ・サーナ】

【障害者枠の就職・転職】自己分析のやり方や便利なツールを徹底解説!

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2 件のコメント

  • 久々の記事を読ませていただきました。
    一般企業への就職するためには自分のことを知ることをされていて感心しました。貴女のフォローや頑張りを認めてもらえる企業にいけたらいいですね。応援しています。

    • パグさん、コメントありがとうございます。
      これからも頑張っていきたいと思います。
      温かいお言葉ありがとうございました!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    発達障害と双極性障害を持っています。20代女。 趣味:おしゃれ全般、資格取得、ネットサーフィン、文章を書くこと。 🤍noteも書いているよっ!