イエローロケット。〜LGBTQ当事者による居場所づくり〜 

イエローロケット LGBTQ

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こんにちは、翼祈(たすき)です。相談したい、話を聞いて貰いたいと思っているLGBTQの方はいても、なかなか日本では居場所がないのではないでしょうか?また支援してくれる場所はあっても、当事者だけで構成された場所は少ないと思います。

そんな中、2023年6月までの活動となっていますが、「イエローロケット」という新たなLGBTQの居場所が神奈川県川崎市にございます。

今回はそんなイエローロケットと、「マーブルリバー」というイベントについて、お知らせします。

イエローロケットとは?

イエローロケットは、LGBRTQ当事者の岡野めぐみさんが代表立ち上げた、LGBTQや、そうかもしれない子どもや若者のために川崎市で居場所づくりをしている団体です。

LBGTQの若者が安心して過ごせる居場所を提供したいと、神奈川県川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)で、2022年8月26日、LGBTQの当事者の方が運営している「マーブルリバー」を初開催しました。主催者の方は「先輩のLGBTQ当事者がいらっしゃいます。少しでも心の支えが出来れば」と言います。

神奈川県川崎市在住の岡野めぐみさんが代表を執り、神奈川県川崎市内のLGBTQの当事者の人が加わる「イエローロケット」とすくらむ21との協働事業です。

岡野さんは、男女の性自認が揺らぎやすいXジェンダーで好きになる人は男性・女性を問わないパンセクシュアル。

自身のことを「自分が女の子だと思っている時も、思っていない時もある」と言います。

また、「(パンセクシュアルは)好きになる人に性別を求めない。性別はプロフィールの1つみたいなものです」とも話します。

神奈川市内でのLGBTQの居場所の少ないことを感じ、自ら開催しようと企画しました。岡野さんは大学卒業後に中高生への性教育や性に関係する学習と交流の場を設けるなど、ジェンダーに関係する色んな活動を実行して来ました。

2021年11月に後輩と2人で「イエローロケット」を立ち上げ、現在は弁護士を目指してロースクールに通学しながら活動を継続しています。

マーブルリバーは2023年6月まで開催しています!

下記の様にTwitterで案内が出ていました。

今回の協働事業では、主に10歳から25歳の若い年代をターゲットに「自分らしくいられる居場所」を提供します。同「マーブルリバー」にはLBGTQ当事者を含むスタッフ4〜5人が常に滞在し、「自分の性別や表現」などに関して話したいことが話せたり、ゲームや宿題、勉強など参加者のやってみたいことを一緒にして遊んで過ごせます。

2022年9月以降、同「マーブルリバー」は2ヵ月に1回のペースで2023年6月まで開催されるということです。これから先、LGBTQのための就活情報を紹介するアイデアも考案していこうとしています。

参考:LGBT当事者が居場所づくり 川崎市内在住・岡野さんら 若者向けに開催へ 東京新聞(2022年)

「イエローロケット」の代表の岡野さんはLGBTQ当事者の居場所づくりの実現に向けて「LGBTQ当事者が悩んでいることは、社会側に問題があると思う。『マーブルリバー』に来れば自分が否定されないという居場所を整えたい」と言い、「LGBTQ当事者は悲しいことに直面しやすい面も持ち合わせていて、学校や進路、友人関係など若い年代ならではの悩みごとも抱えているはず。一緒に歩んでいける友人を作ったり、自分の性を否定されない、安心して来られる居場所になれば」と述べました。

イエローロケットのSNS情報

note → https://note.com/yellowrocket/n/n24336fa975a3

Instagram → https://www.instagram.com/yellowrocket.llc/

以前にじーずのことを書きましたが、

こういうLGBTQ当事者の居場所って、私はまだまだ勉強不足なだけで、全国に沢山点在しているんだと思います。にじーずの時も思いましたが、こんなに支援して下さる居場所があるんだなーと、感心しましたし。

イエローロケットに関しては、2023年6月までの運用予定だそうで、そこが勿体無いなと思います。主催者の方のご都合だと思いますが、イエローロケットで居場所を見つけたって方、いらっしゃると思いますし、他の人が引き継いで、どうにか活動を継続という方向性に持っていけたらいいなとも思いました。

私がどれだけLGBTQの方の居場所を発信出来るか分かりませんが、見つけることが出来たら、またAKARIで発信したいなと思いました。

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noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も2交代制で担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。