ジェンダーレスなランドセル。〜自分の好きな色を選んで、登校したい子どもたち〜 

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

20年近く前は「男の子は黒、女の子は赤のランドセル」という風潮が強かった中、現代は紫や水色、茶色、緑など多種多様な『ジェンダーレスなランドセル』が子ども達の間で人気だと言います。なぜこれほどまでランドセルは多種多様になったのか?それは今のジェンダーレスな社会にありました。

今回は『ジェンダーレスなランドセル』の現在のトレンドについてご紹介します。

 

ジェンダーレスなランドセル。

小学1年生が入学式で背負う真新しいランドセル。今、性別による決められた概念に左右されない『ジェンダーレスなランドセル』に注目が注がれています。かつての「男の子は黒色、女の子は赤色」という固定概念から抜け出し、男の子が赤色のランドセルを選んだり、性別で色を識別しないブランドが誕生したり。子ども達の背中から時代背景が見て取れます。

「ランドセル国内製造販売本数1位」を掲げるブランド「フィットちゃん」の【梅田ショールーム】(大阪市北区)。一際目を引くのが赤色のランドセル「ハンサムボーイDX」です。2019年に販売を始めた男の子向けのランドセルで、フィットちゃんを扱うメーカー「ハシモト」(富山県)の企画責任者によると「2020年と2021年を比べると、販売本数はここ1年で倍増した」と話します。

この企画担当者は以前から赤色に意識を置き、約10年前にも赤色のランドセルを販売しましたが、当時はほとんど売れなかったと話します。「子どもの世界に、男女による色の決められた概念はないと思う。戦隊ものの主人公のカラーは赤色だし、男の子だって赤色のTシャツを着たり、赤い靴を履いたりするのは当たり前。しかし、ランドセルではそれが駄目だった。男の子が赤色のランドセルを選んでも、両親や祖父母が反対していた。その時代背景が変わってきた」といいます。

インターネットのアンケートで「何色のランドセルなら欲しいですか?」を複数回答で質問した結果、男の子の10人に1人が赤色を選択と語ります。

参考:ランドセルもジェンダーレス 10年前は売れなかったが…時代反映する子どもの背中 神戸新聞NEXT(2022年)

性別にとらわれない薄緑や銀色など「ジェンダーレス」のカラーや、学校で使うタブレット端末の収納を備えたモデルも人気で、理由は落ち着いた大人っぽいデザイン・色で高学年になってもおしゃれに背負うことのできるからだそうです。

時代で変わっていた、ランドセルの色のニーズ。

天然素材のランドセルを販売する「有限会社 黒川鞄」(本社・富山県富山市)が、4~5歳の男女各400人(計800人)、その母親800人を対象にランドセルに関する意識調査を行いました。親世代と子どもたちで色に関する違いが見られました。

男児400人、女児400人に「何色のランドセルがほしいですか?」というアンケートを取ったところ、1番人気はピンク色、次いでブルーが2番目、かつて男児のランドセルで定番カラーだった黒は3番目となり、赤は5番目に位置付けられました。

引用:ランドセル、何色だった? ジェンダーレス化で親世代の「定番色」から変化、子どもに人気は意外なカラーだった デイリースポーツ(2022年)

また、約8割の親が子どものランドセル選びに欠かせない要素として、「背負ったときに軽く感じる」ことを重視。それと同時に、6年間使うものということもあり魅力を感じるポイントとして、「高品質で耐久性に優れたもの」を挙げる人が全体の7割という結果が出たそうです。

実際に使う前の年のGW前には既に「ラン活」

子ども達が欲しいランドセルを購入するための保護者の「ラン活」熱は年々盛り上がっています。メーカーなどで構成する日本鞄協会ランドセル工業会によると、2018年の購入は8月が最多の19・2%でしたが、2020年は5月13・4%、6月14・3%、8月14・4%と、山が崩れて購買の動きが早まっていることが分かります。

女の子は特にランドセルの色やデザイン選びに熱心で「刺しゅうやチャーム(飾り)が付属したオシャレなデザインが親しまれています」。ランドセルの人気のカラーは男の子が黒や紺、女の子はパステルカラー。ミントカラーが1番販売数の高い百貨店の藤崎では「鬼滅の刃など、アニメのキャラクターの洋服の色も影響を与えているよう」と分析します。イオンスタイルでは薄紫が1番の売れ筋です。

参考:ランドセル、性別問わないモデル登場 有料試着も 河北新聞(2021年)

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早くも「ラン活」トレンドはジェンダーレス テレ朝news(2022年)

土屋鞄製造所の「童具店・仙台」(青葉区)店長は「赤はプロ野球・東北楽天のイメージカラーに近い色合いと言うと、男の子の保護者も納得します」と話します。

今のランドセルは、

私も確か祖父母に買って貰ったと思いますが、あの当時は赤と黒しかなかったですね。違う色のは元々ランドセルではなかった鞄でした。昔は夏休みまでに選んでいたのが、今は2月からもう来年のランドセルが予約出来る様になっているんですね。

今はアニメのキャラクターに影響されてその色を選んだりと、多種多様。私が今もし買うなら、パステルカラーが良いですね。薄い紫、可愛いです♪

ランドセルの予約制ですが、試着用のレンタルランドセルがあるのも驚きですね。もし小学校なんて、子どもも私にはいませんし、どんどん進化していっていて、時代についていけない。何とか記事に書いて時代にしがみ付いてる、アラサーのライターでした。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も2交代制で担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。