ミス・オランダ2023、トランスジェンダーの女性優勝。18年スペインでも。多様な社会に変化。 

ミス・オランダ2023

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

多様な性が行き交う現代。その中で1番置かれている環境が変わったのは、トランスジェンダーの方だと思います。

そんな2023年7月、トランスジェンダーの方にとって、大きなニュースがありました。

オランダで2023年7月8日に開かれた『ミス・オランダ2023』で、トランスジェンダーの女性、南部ブレダ出身のリッキー・コレさんがミス・オランダの大会史上初めて優勝しました。コレさんは優勝をきっかけに「社会に変化をもたらしたい」と語っています。

ミス・ユニバースは2012年からトランスジェンダー女性の出場を認めていて、2018年にはスペインでトランスジェンダー女性のアンヘラ・ポンセさんが優勝し、ミス・スペイン2018の代表に選ばれています。

ポンセさんがトランスジェンダーの女性として初めてミス・ユニバースに進出しましたが、最終選考には残りませんでした。

コレさんは、ポンセさんに続いて2人目となる、ミス・ユニバース代表となります。

今回はミス・オランダ2023の大会の様子や、コレさんの喜びのコメントなどについて、発信します。

ミス・オランダ2023の大会の様子

コレさんは22歳。壇上でミス・オランダ2022の優勝者のオナ・ムーディーさんから冠を授与されました。2022年のミス・ユニバースの優勝者のロボニー・ガブリエルさんからはタスキを受け取りました。

ミス・オランダ2023の主催者側はコレさんについて、「ハッキリとした使命のある強いストーリーを持っていた」「最終選考で圧倒的な輝きを放っていた」と、WEBサイトで説明しました。

コレさんは「トランスジェンダーであることを理由に拒まれたことのある幼い人たち全員に寄り添いたいです」とも、壇上で述べています。

優勝しました!7月8日の今日、私は以前よりももっと強くなりました」。コレさんは、自身のInstagramの投稿で喜びを露わにしました。「ミス・オランダ代表として、私のコミュニティーのトランスジェンダーの女性に誇りを持って貰え、成し遂げられると証明することができました」。

オランダ語でそう記した投稿には、水色と白、ピンクのストライプが描かれたトランスジェンダーを象徴する旗の絵文字が添えてありました。

ルースデンのAFASシアターで開催されたミス・オランダ2023の出場者は、数百人の中から4月の最終選考で10人まで絞り込まれました。コレさんは自身のトランスジェンダーという基盤を活かしながら、ミス・ユニバース界にインクルーシブ推進を訴え、それ以外の人たちにもインスピレーションを体感して頂きたいと促していました。

「ミス・ユニバースは私たちのコミュニティーに、自分自身を1つの単語で表現する様に、要求しました」。コレさんは2023年7月に自身のInstagramに投稿した動画の中でそう語っています。

私が選ぶ単語は『勝利』です。どうしてかと言うと小さな少年だった私は、自分の進むべき道でぶち当たった全ての物事に打ち勝って来たからです。今の私を見て下さい。人を勇気づけ、強く、自信に満ちたトランスジェンダーの女性としてこのステージに立っています」。

私たちコミュニティーは共に歩み、そのことが証明されたということを忘れないで欲しいです。この地球であなたは独りぼっちではありません。自分にとって最高の、そして自信に満ちたあなたになる夢を決して諦めないで下さいね」。

また、動画にはこんな言葉も添えていました。「自分にとってベストとは何なのか、決して他人に指示されて生きないで。なぜならあなたにとって唯一大事なことは、あなた自身の史上最大になることだけだから」。

コレさんが今年のミス・ユニバースで優勝すれば、トランスジェンダーの女性として初めてティアラをまといます。

8月には活動家のトランスジェンダーの女性の、ダニエラ・アロヨ・ゴンサレスさんがミス・ユニバースの歴史を塗り変えることを目標に、トランスジェンダーの女性として初となるミス・プエルトリコ2023の優勝を目指しています。

もしミス・プエルトリコ2023に優勝すればコレさんと同じくミス・ユニバースに進出する予定です。大会のWEBサイトによりますと、2023年は世界中から優勝した90人の女性がミス・ユニバースに出場します。

参考:ミス・オランダ、トランスジェンダーの女性が優勝 「社会に変化を」 朝日新聞デジタル(2023年)

コレさんは2023年のミス・ユニバースの大会のWEBサイトで、「ミス・オランダ2023として選ばれた私は、全ての女性や自らの性の在り方が、特定の性に属さないクィアの代弁者であり、かつロールモデルになりたいです」と表明しています。

こんなに世の中が変わるなんて、

想像もしなかったです。私が小さい頃は、LGBTQの、LGB位まではあったと思います。ですが、テレビなどを観ていて、性自認は隠す人が多かったですし、隠さなければ特に芸能界などでは、生き残れなかった様な、SNS世代ではないにしろ、現代とは異なる、厳しい目が常に注がされていました。

LGB位までだったあの頃から、LGBTQに変わって来てから、性自認をオープンにする人や、オープンにできる世の中に変わって行ったと思います。

ミス・ユニバースも代表に選ばれる位なので、本当に圧倒的な存在感を放つ人ばかりが、集まって来ます。

まずはコレさんには、ポンセさんが果たせなかった最終選考通過や、それ以降に選ばれることを期待したいなと思いました。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も2交代制で担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。