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以前、こんな記事を書かせてもらいました。
TANOSHIKAの人事の方に一般就労への進路相談してみた
TANOSHIKAの人事の方に進路についてアドバイスをしてもらった話です。
そして、人事の方と支援員さんに一般就労への準備を一緒にしてもらえることになりました。
この事がきっかけで、さっそく履歴書を書く事になったのですが…。
ここで問題が起きてしまいました。
過去を振り返る事が怖い
履歴書はネット上で書くことになっていました。
さっそく、人事の方が、履歴書を書くためのサイトのURLを送ってくださいました。
「よーし!書くぞーー!!」
と思っていたのですが。
途端に恐ろしい気持ちが自分に襲ってきました。
「過去を振り返ることがとても怖い」という思いがやってきたのです。
私の履歴書
私の経歴は、けっして褒められるものではありません。
簡単に言うと、不登校のため通信制高校に入り、それからそこを卒業して学校に入りましたが病気の悪化で辞めました。
社会経験も、怒られっぱなしだった数ヶ月のアルバイトしかありません。
唯一、無理やり褒めるところを見つけると、学歴コンプレックスを埋めるために、英検2級を必死で勉強して取ったくらいです。
学歴の低さが気になります。
でもそれより、この経歴はトラウマがあまりにもあって私にとっては、思い出したくもない、目を背けたくなるような経歴なんです。
人事の方に相談してみた
数日後、人事の方、支援員さん、私のチャットグループを立ち上げてもらっていました。
人事の方と支援員さんが、私と一般就労の準備をするにあたってのやり取りをするために作ってくださっていたのです。
人事の方はあたたかいお言葉と共に、改めて「よろしくお願いします。」と言ってくださいました。
嬉しかったです。
でも、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
多分、これからも履歴書をしばらく書けないし、書きたくない気持ちがあります。
既に、履歴書のURLを送っていただいてから、1週間ほど経過してしまっていました。
人事の方に、正直に「過去を振り返ることが怖くてなかなか書類作成が進めれていません」と伝えると、「大丈夫ですよ!ゆっくりいきましょう」と言ってくださいました。
ありがたかったです。
しかし、そんな優しいお言葉をもらっても、やっぱり書けませんでした。
訪問看護師さんに相談してみた
週に1回、訪問看護師さんに家に来てもらって、色々な相談をしている私。
訪問看護師さんに、今のその思いを打ち明けてみようと決心しました。
「人事の方に色々将来のことをアドバイスしてもらったけれど、どうしても履歴書を書くことが怖くて進めれていないんです。」
そして、心の隅で実は密かに思っていることも伝えてみました。
「実は、こんな風に書けないから、今回の人事の方との相談は自分にとっては早かったかなって思っているんです。もう一般就労の準備は諦めて、もう少し落ち着いてからにしようと思っています。」
私は、訪問看護師さんは「そうだね、キツかったね。あなたからすると早かったと思う。一般就労の準備はもっと後でもいいんじゃない?」と言うだろうな、と思っていました。
しかし、訪問看護師さんの口から出た言葉は意外なものでした。
「履歴書を今度一緒に書こう。私が見守るよ。」
びっくりしました。
一緒に諦めると思っていたのに。
すごく嬉しかった…。
嬉しかったです。
一緒に戦ってくれるんだ。
私を信じてくれたような、そんな気持ちになりました。
そして、少し自分の気持ちの中で、「自分のキツかった過去」を言い訳にして甘えていた部分があるのではないか、と反省しました。
こうなったら、看護師さんと一緒に頑張って履歴書を書こう。
勇気を出して、前に進もう。
初めて、そう思えました。
最後に
正直、まだ履歴書は書けていません。
というか、履歴書のURL先はパソコンのタブを開きっぱなしにしているのですが、怖くてそれさえチラ見くらいしかできていません。
でも、また訪問看護師さんが来週来てくださるので、その時に一緒に頑張って書こうと思っています。
もしかしたら、涙が出るほど辛い作業になるかもしれないけれど。
私は精一杯、辛い過去を、逃げてきた過去を埋め合わせるためにもTANOSHIKAで一生懸命働いてきたじゃないか。
そう言い聞かせて、頑張って書きます。
よかったら応援してくれると嬉しいです。
また、履歴書を書いたらその時のことを報告しますね。
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