進化を続けるマスク

マスク

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こんにちは、金次郎です。

 去年4月の緊急事態宣言より1年以上経ち、現在は地域限定で3度目の緊急事態宣言が出されています。
 今回は、こちら福岡県でも感染者が多く特に作業所がある久留米市での感染者が激増しており、久留米市長も会見で「今回は、何故久留米市で感染者が多く出ているのか、私も理由が分からない」と述べていました。
 それで、5月から増える予定でした作業所への通所日数も、急遽現時点よりも減る処置が行われました。
 今回の緊急事態宣言は、取り合えず5月11日までの2週間ですが、大阪府知事は「最低でも1ヵ月は様子を見たい」と菅首相に要請しており、菅首相も「本当に2週間で良いものか私も悩んでいる」と言っており、大阪府知事の要請を受け入れて期間を伸ばす事になる予定です。 

  この記事の原稿を書いていた5月6日(木)の夜に、福岡県と愛知県も12日(水)か   ら緊急事態宣言の対象県になる事が決まりました。  

色々なデマが飛び交った去年

 先ず第1回目の緊急事態宣言が出された去年4月の前月3月には、品薄になったマスクにかこつけた「マスク増産の為に、紙が少なくなるのでトイレットペーパーも品薄になる」と言うデマが流され、トイレットペーパーやティッシュペーパーを買求める人でごった返し、スーパーやドラッグストアから、これら紙製品が無くなってしまいました。
 製紙会社や政府が「在庫は十分に有るので、冷静な行動を」と呼びかけても皆さん買占めに走ります。
 デマは更に続き「納豆がコロナウィルスに効く」と言うデマが流されると、今度は納豆も買い占められてスーパーの店頭から消えてしまい、遂には「花こう岩がウィルスに効果あり」と言うデマでは、その辺の河原の石がネットオークション等で売りに出され、皆こぞって買い求めるまでになりました。
 文筆家の御田寺圭氏は「人は不安を抱くとデマを信じてしまう傾向があります。デマの発信者を攻撃しても意味はなく、倒すべきはデマであって人ではありません。」と指摘します。
 私の年齢ですと、小学生時代の1973年(昭和48年)のオイルショックによるトイレットペーパー買い占め騒動を思い出します。
 あの時は、原油産出国であるアラブやエジプト等の中東諸国で第四次中東戦争中でして原油価格が高騰しており、あるお店が不用意に特売広告に「紙が作れなくなり、品薄になる」と書いたのが騒動の発端でした

今回のデマの発端はマスク着用の義務化

 トイレットペーパーやその他の商品の品薄デマの背景は「肺炎に罹らない様、マスクを着けましょう」と言う政府や病院での呼びかけでマスクを大量に買う人が増えて、マスクが品薄になった事による人々の不安心理を悪用したもので、とても悪質なものでした。
 見かねた政府が、国が災害用にストックしているマスクを全国民に無料配布しましたが、中々配達が上手く行きませんで、私が無料配布のマスクを手にしたのは既にトイレットペーパーやマスクが普通に買える様になった頃でした。
 また、届いたマスクを見た両親は「あなたが小学生の頃、風邪を引いてた時にしてた様なえらく古い形のマスクだね」と苦笑いしてました。
 現在はトイレットペーパーをはじめマスクも普通に買えますが「去年の今頃は凄かったな」と思い返しています

色々な材質や形のマスクが登場

 第1回目の緊急事態宣言が出てから1年。
 今では色々な材質で作られたマスクが登場しています。
 私は普通にドラッグストアで売っている、安い不織布マスクを着けていますが、日用品大手のユニ・チャームが本体が透明プラスチックで、耳掛け部分は布製のマスクの販売を始めました。

 テレビのレポーター等が着けている様な、顔の表情や口の動きが分かる様な形です。
 透明プラスチックだと、会話の相手が何を言っているのか口の動きを見て確認できますし、くちびるから離れているので声が良く聞こえます。
 難聴の私は、現在の口に密着している不織布マスクだと声がこもってしまい、相手の声が良く聞き取れない事が多いです。
 さらには、耳掛け部分も含めて全てプラスティック製で、顔にはさむだけのクリップ式透明マスクと言うのもあります

口元が透明素材のマスク

 

参照:“透明”素材で口元見えるマスク 聴覚障害のある社員の声から開発
https://www.youtube.com/watch?v=OZ1n8iEv5yk

クリップ式透明マスク

 

参照:・クリップ式透明マスク「clisk(クリスク)」の組み立て・装着方法のご説明(48秒)https://youtu.be/Rk9lh0aNa4E

マスクを着けられない人も居る

 今は街を歩いている人のほとんどがマスクを着けている状態ですが、マスクを着けられない人もいるのです。
 それは「感覚過敏」の人たちです。
 感覚には視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚と色々ありますが、特に最後の触覚過敏の人は、マスクの重さ・窮屈さ・素材の感触などで身に付けるのが苦痛でマスクを着けられません。
 この「感覚過敏」は、病気ではないので治療薬や治療方法は存在しません。
 ただ過敏さから、ストレスや精神的な苦痛を訴える人には、それを和らげる薬を処方される事もありますので、どの様な状態が辛いのかを精神科や心療内科等の病院で医師に相談してみて下さい。
 また「感覚過敏研究所」では、どの様な感覚過敏を持っているのかを分かってもらう為にバッグや洋服の胸などに着けて意思表示する「缶バッジ」を販売しています。
 また、マスクをつけられない人のために、肌に触れない透明プラスチックで出来た、手で持つ「せんす型マスク」も作っており販売しています

注意:下記リンクの動画は、全部で16分29秒あります。

・【マスクが付けられない】「針で刺されたような痛み」 14歳の少年語る”感覚過敏”の苦しみ
https://www.youtube.com/watch?v=kMH8vwnVvRY

終わりに

 新型肺炎と言う病気が流行り出して、外出時はマスクを着ける様になって1年以上になりました。
 上記で一部ご紹介した様に、今では色々な形や色のマスクが登場しています。
 テレビでプロ野球をはじめ各種スポーツ中継を見ていて、ベンチにいる選手を見てみると「何だ、この変な形のマスクは?」とか「この選手のマスクは、チームカラーでチームのロゴ入りのマスクだ!」と各チームとも、色々な工夫をしながら試合に臨んでいる様子がうかがえます。
 しかし、今年に入ってから通勤や私用で電車に乗ったり街を歩いていると

対面から来たこの人は、マスクをするのが嫌なのかな?
・この人以前はマスクしてたけど、肺炎が長期化してマスクは面倒くさくなったかな?
・「マスクをしてても、罹ってしまう時は罹ってしまうから」と言っている人を見かけた

 等々、理由は色々有るでしょうが、最近はマスクをしないで外出している人を多く見かける様になりました。
 ここ福岡県(特に久留米市)も、緊急事態宣言の対象県になるほど感染者が増加しているのに「大丈夫かな?」と思っています。
 今年のゴールデンウィークは自粛生活に飽きたのか、どこの行楽地もお客様が去年より倍増しているとニュースで言っていましたが、今後各都道府県の感染者数がどうなっていくのか?
 凄く心配しています

参考元

・なぜ「在庫は十分」なのにトイレットペーパーが買えなくなるのか
 次々に「新型デマ」が現れるワケ
(PRESIDENT Online)

https://president.jp/articles/-/33600

感覚過敏とは?感覚過敏の種類・原因・解決方法など (感覚過敏研究所)
 https://kabin.life/kabin

 

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