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私が人工関節置換の手術を受けたのは1月のことでした。その時の記事はこちらです。
あれから随分と時間が経ちました。それまでの診察でも問題はなく、私生活への影響はありません。同じ姿勢をずっとしていたり、少し無理をすると人工関節にも負担がかかっているかもしれません。
今回は術前のことや術後のリハビリ、心境の変化について書いてみようと思います。
当時の病室では(救急病棟3F)・・・
手術を受けた頃の話ですが、手術がうまくいくかという不安と同時に、病院内でも私の心に一つの不安を抱えていました。同部屋の人がどんな人がなるのか?そこが気になっていました。
これまでは手術が終わった人や手術の無い人がいたのですが、今回の病室で驚いたのは全員が手術を受けるための入院だったことです。私のもう一つの不安は数日後にやってきて、カーテンを開けていることができなくなって、退屈しのぎになりそうなものをいくつか持って行ったのが少しの救いとなりました。
それでも落ち着かない私は、少し早めに病棟(地域包括ケア4F)にあがったことで少し楽になりました。が、やはり退院するまでの間は不安が残ったままで、とてもきつかった。
手術の後のリハビリは・・・
この時の担当の先生を知っていたので、つらいリハビリも沈んだ気持ちも楽しくできて、もっとこの時間がほしいと思ったくらいです。リハビリの先生のやり方は違いましたが、待ち遠しい時間でもありました。
退院してからも週3日が週2日そして週1日となって、担当医の診察日が最後のリハビリとなりました。通院で行くのもたいへんでしたが、それまでの左ひじより使いやすくなり、顔を触れることが嬉しかった。
リハビリが終わった後でも・・・
病院のリハビリが終わると自主練(個人のリハビリ)が欠かせないのですが、思い出した時にしていたような気がします。時間が経つにつれてリハビリをしなくなっていました。
病院の外来で肘の曲がりを目視とかかりつけでは人工関節の左ひじの角度を測られます。
人工関節にした左ひじの痛み・・・
生まれた時の骨から人工の関節を入れたことで、左ひじの奥がジンジンして痛みがありますが、リハビリ担当の先生から「1年もたてば痛みは消えるよ」と言われました。
平成28年と29年に両手の腱の回復手術を受けた担当医が、今回も人工関節の手術をしてもらいました。腱が切れたりのびたりもなく曲げ伸ばしには影響はありません。
そうするには、腕にある2本の骨の一つを切り離すことが予防となるのです。
手術を受けた病院では診察前にレントゲンを撮って、人工関節の左ひじの状態を確認されるのは、少しでも異常があると再手術を受けなくてはならないからです。そのために、日常生活や外出先などでも注意をして、それまでよりも気をつけるようになりました。
ここで私が抱えていた問題・・・・
入院中もそうでしたが、退院してからもちょっとした足音や大きな声に過敏になり、職場に復帰する時に思ったのです。久しぶりの職場も不安で仕方がなく、何をしていいのかわかりませんでした。ゆっくりとパソコンと慣れてブログが書けるようになりました。
心の状態は、少しずつ殻に閉じこもるようになり、些細なことでイライラしたりして眠れなくてきつかった。また、その影響は日常生活だけでなく仕事場にも影を落としました。
その結果、簡単なあいさつをすることもできなくなっていたのです。
こうした状況で気づくのがあるとしたら下記のようなことがあります。
・本が読めない
・話した内容を忘れる
・心と体の脱力感
・テレビに集中できない
・ラジオをつけない
などのことがおきてしまうのです。
そうならないために・・・
穏やかな気持ちで家や職場で過ごせるようになるには、心をひろくもって「ケ・セラ・セラ」ということが必要なのかもしれません。
まとめ
私が手術を受けてから十か月たとうとしていますが、寒い季節が近づいてきて人工関節の影響はどうなんだろう?と考えてしまうのです。それと同時に「他の人と普通に話せるようになりたい!」「このままの私では嫌だ!」と思ったのです。
人は、病気(長期になる)や手術などによって知らず知らずに心細くなって、不安を抱えてしまった後の家族や友達が心の支えとなり救いにもなります。
どんな時でも話せる環境こそが強みに!
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