この記事は約 8 分で読むことができます。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
私たちの主食である米が、備蓄米の影響で、3000円台になっても、依然高い価格を推移しています。
「店頭にあるのに、米が高くて買えない」という事情から、最近、ある動きが活発になる様になりました。それは、既に新米の予約が始まって、申し込みが殺到しているということでした。
2025年6月時点で、野菜や果物などを農家から直接買うことができる通販サイトでは、日本各地の24の米農家が、2025年度の新米の予約注文を受け付けています。
2025年1月から6月までの半年間の新米の予約注文の数は、2024年の同じ時期と比べて、455倍に増加しています。
2024年、予約での新米の販売を行う米農家は8軒だけでしたが、2025年は、米のニーズが高まっていることなどを背景にあるので、3倍に増加しました。
新米の販売価格は、銘柄や産地ごとに違いますが、10kg当たり税込みで1万1000円から1万2000円のものが多い傾向です。
参照元:NHK NEWS WEB ことし収穫される「新米」予約注文 早くも通販サイトで相次ぐ(2025年7月7日公開)
そして、2025年7月23日より、離島を除くと、「本土一」の早い栽培をうたう超早場米のコシヒカリが、鹿児島県南さつま市金峰町で、2025年産の新米の出荷がスタートしました。
参照元:朝日新聞デジタル 「本土で一番早い」超早場米が出荷 農協の仮払い額は昨年の1.5倍(2025年7月23日公開)
また、備蓄米の流通が始まった頃から同時期に起こったことと言えば、消費者が、「古い米でも美味しいお米を炊けるか?」というお悩みに対し、家電量販店が、「この炊飯器なら、美味しく炊けます」と、ポップなどを出し始めました。
その効果は大きく、高性能の炊飯器を含めて、炊飯器が売れ続けているそうです。
本当に、米のことから、私たちが日本に住んでいる上で、食べ物事情が大きく変わりました。
それでも、食品ロスも多い、日本という国。
その食品ロスを解消したいと、ある企業が、『TABETEレスキュー直売所』という活動を通して、それを無くしていきたいと取り組まれていることをご存知でしょうか?
今回は、『TABETEレスキュー直売所』をどういう人たちが運営をしていて、どう消費者に届けられているのか、などをお知らせしたいと思います。
『TABETEレスキュー直売所』とは、5ヵ所の埼玉県東松山市周辺にある農産物直売所で売れ残った農産物を株式会社コークッキングが買い取り、大東文化大学で勉学をする学生が、当日中に東武東上線 森林公園駅から列車で池袋駅まで輸送し「池袋駅 東武東上線南改札 券売機前」では、運営をして、再販売しています。
2021年3月と2021年6月の合計2回の実証実験を経て、2021年8月2日から『TABETEレスキュー直売所』の本格運用をスタートしました。
『TABETEレスキュー直売所』では、どうやって、農家さんや私たち消費者に還元されていきますか?
![]()
TABETEレスキュー直売所は2021年3月の実証実験開始から、農産物直売所で売れ残ってしまった野菜を生産者から買い取り、当日中に東武東上線で池袋駅まで運搬し、改札前で通勤客に販売することで食品ロスの削減に取り組んできましたが、その日の状況によりどうしても農産物が余ってしまうこともあり、農産物を余さず活用できる方法を模索していました。
![]()
この課題を解決するため、2022年6月から「OOC子ども食堂」を運営する株式会社大塚応援カンパニーへ試行的に農産物の寄附を開始しました。
![]()
『TABETEレスキュー直売所』の公式X
https://x.com/tabete_rescue?s=21
『TABETEレスキュー直売所』の公式インスタ
https://www.instagram.com/rescuechokubaijo?igsh=MW04dmtwNTJncnZjNw==
現在も活動を続けられて、5年目を迎えました。詳細は、参考リンクを読んで頂きたいと思います。
参照元:朝日新聞デジタル 売れ残り野菜、大学生が「レスキュー」 食品ロス減らす活動5年目に(2025年7月2日公開)
冒頭でもお話しした通り、米を中心に、世の中が変わって来ました。
その中で、ローソンでも、色々な動きがありました。
2025年6月17日、社長の男性が、「今後、東南アジア産やアメリカ産の米など外国米を使った、弁当を販売しようと試作している段階」だと説明しました。
参照元:朝日新聞デジタル ローソン、外国産米を使った弁当の発売を検討 コメ価格の高騰受け(2025年6月17日公開)
以前から言われていたおにぎりに関しても、この様な動きがありました。
2025年7月8日から、商品名は「令和5年産米使用 塩にぎり」として、東京都内6区のおよそ250店舗で販売します。販売価格は127円。
使われたお米は、備蓄米ではなく、市場で買い取った北海道産[ななつぼし]でした。
参照元:日本経済新聞 ローソン、23年産古米の塩おにぎり発売 2割安く都内250店で(2025年7月7日公開)
これは私がテレビのニュースで観た内容ですが、コンビニは、おにぎりや弁当などご飯系の在庫を切らさない様に、毎日多めに作っているそうです。
日にちを過ぎれば廃棄の対象で、関東地方の一部の県だけ観ても、毎日3万t、廃棄処分されているそうです。
一部の関東地方で、その量なら、コンビニは全国にありますし、もっと毎日廃棄されていることでしょう。
『TABETEレスキュー直売所』で販売されている野菜も、全く食べられないものではなく、たまたま売れ残り、それが廃棄されそうになっているもので、食べられるものです。
野菜も母がスーパーに行くと、食費が全体的に前より高いので、野菜も必要な栄養素ですし、そういう安い売り場の野菜を、よく行って、買うことが増えたと言っていました。
廃棄対象のものは、環境などが変われば、誰にでも、食べて貰えるものになります。
そういう意味でも、『TABETEレスキュー直売所』が、駅の中という人通りの多い場所で販売することは、買いたい人も増えてくるなど、一定の効果があると思います。
私が最近、経験した食品ロス
私は、子どもの頃に、テレビで観たマンゴーが好きです。
夏という季節は、マンゴーを使ったドリンクも多く販売されており、好きです。
確か宮崎県のマンゴーを食べているのを観た時、「美味しそう」だと思って、そこから気になる存在でした。
2025年6月、駅の近くにある野菜屋さんで、初めてマンゴーを見かけました。
私は、「食べてみたい」と思い、3個買いました。
母が切ってくれましたが、『種が真ん中に大きくあって、切りにくかった』と言っていました。
食べてみると、「あれ?甘くない…むしろ苦い」
と思って、母に、「全然、甘くないね」と言いました。
すると、『マンゴーは甘苦いのが特徴だよ。貴方は、凄く甘い完熟マンゴーを想像したでしょう?あれは高いし、数百円で買ったものは、完熟マンゴーなはずがないでしょう。分からなかったの?』と言われました。
私の家には、最近、お気に入りの色んな味のある、食物繊維が沢山入った、こんにゃくゼリーを常備しています。
まだ、買ったマンゴーがあって、その残りを食べた後、ゼリーを食べました。
「全然、甘さも違うし、食べやすさも違う」と思いました。
1個目の時は食べなかった甘党の父も、マンゴーを食べて、
『全然美味しくないな。甘くもないな』と言って、数個だけ食べて、食べなくなりました。
その後、誰も食べないまま、腐って、捨てました。
私の家では、果物は数が少なく、よっぽど甘くないとまず残って、いつも食べないまま、捨てています。
糖尿病の患者が二人と、血糖値スパイクで糖尿病に一度なって、薬を飲む必要がなくなった家族もいて、今糖度の高いものが好まれているので、買ってはいけない。
そもそも、そんなに元々フルーツを食べない家なので、買わないことにしています。
その野菜屋さんで、今年初めて観た桃を買った時、いつもと違うブランドを買ったら、甘みがなく、さっぱりし過ぎていました。
食べた父は、『よく冷えているけど、甘くないな。もう要らない』と言いました。
そのことで、後日、いつも買っているブランドを買うと、元々桃が大好きな母も含め、みんな大喜びで食べ切りました。
今後、シャインマスカットを両親からお願いされています。
どうか、みんなが好きな味を買えます様にー。
noteでも書いています。よければ読んでください。
コメントを残す