【経験談】嫌われたっていい。人に嫌われることが怖かった私がそう考えるようになったのは?

傷ついたハートを持つ子供

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こんにちは、どうも、ゆたです。

皆さんは、人に嫌われることに対して、どんな感情を抱きますか?

「怖い」「絶対、嫌だ」

そんなふうに思う人もいれば、

「まぁ、仕方ないよね」「別に、俺は俺の人生だし、関係ないね」

と考える人もいるでしょう。

この記事は後者のような人にとっては、あまり役に立たない記事かも知れません。

ですが、前者のように「人に嫌われることに恐怖や強く嫌だ、と感じる」人にとってはお役に立てるかも知れません。

というのも、私は過去に人に嫌われることが本当に怖かった時期がありました。

正直、今でも平気か、と言われるとそんなことはありませんが、少し考え方を変えるだけで、かなり生きやすくなったので、その考え方を皆様にご紹介しようかなと思います。

嫌われることがなぜ、怖いのか?

辛そうに涙を流す女性

まず、そもそも、なぜ、人に嫌われることが怖いのでしょうか?

人によってもちろん、違いはありますが、私が精神科の先生と話した時に話題に上がった内容を共有したいと思います。

①トラウマ

よくあるのがトラウマになってしまっているパターンです。

人に嫌われたとしても、実害、というのはさほどないこともあります。

あまり、仲良くない人に嫌われたとしても、それほど傷つくことはないでしょう。

ですが、そうじゃないパターンもありますよね?

学生で言えば、いじめ。

いじめは人に理不尽に嫌われて、理不尽に攻撃を受けてしまいます。

ほかにも、社会人であれば、上司から可愛げがないと言われて、嫌われてしまう、いくら頑張ってもちゃんと評価をしてもらえないなど。

人に嫌われることが、人生にとってマイナスな要素になって、それがトラウマになり、人に嫌われることが極端に怖くなってしまうことがあります。

参考元:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト こころの耳トラウマ(心的外傷)体験

②自己肯定感が低い

これは私もありますが、自己肯定感が低い人は、他人の目や評価を気にします。

すると、自分の価値=人の評価、になってしまい、その結果、人に嫌われることが自分の評価を下げてしまう要因になると、勝手に思い込んでしまうんです。

③期待に応えたいと強く思う人

周りの期待に応えたい、そう思うことは凄く素敵なことではあります。

ですが、あまりにもそこに固執してしまうと、プレッシャーになったり、失敗したらどうしよう、と不安な気持ちばかりが心を支配してしまい、その結果、誰かの期待に沿えない=嫌われてしまう、と自分を追い込んで、嫌われることに恐怖感を抱いてしまいます。

少し気が楽になる方法

トラウマに支配されないポジティブな女性

このように色んな理由で人に嫌われることを怖がってしまう人がいます。

私もそうですし、正直、3つのポイントは全て当てはまります。

そんな私が生きやすくなった考え方をご紹介しようかなと思います。

①トラウマの濃度を薄くする

まず、トラウマがある人はそのトラウマを克服しなければ、と考えてしまうかも知れませんが、残念ながら脳みその構造上、トラウマはかなり長期的にあなたを蝕みます。

これは私の経験でもそうですし、病院で知り合った多くの人がそうでした。

ですが、トラウマを消すことはできませんが、色んな要素を加えて、薄くすることができます。

その要素は成功体験です。

学生時代、いじめられたとしても、社会人になって誰かと仲良くなる経験をすれば、いじめられたことはなかったことにはもちろんならないけど、少しずつ、前向きになれると思います。

それが難しいのであれば、今はインターネットもあるので、ゲームをする友達を見つけたり、一緒に話す相手を見つけるなど、昔のトラウマから、少しずつ現実を良くすることで、心に余裕が生まれ、トラウマを思い出す頻度を少なくし、最終的には、嫌われることへの恐怖を緩和することができます。

ただ、注意点としては、友人を作る時に、トラウマや自己肯定感が低いと、相手に依存してしまうことがあります。

これだと、相手に迷惑をかけてしまうだけではなく、その人との仲が悪くなった時、メンタルに相当なダメージが入ってしまうので、そこは十分に注意してほしいです。

②自己肯定感を上げる

自己肯定感を上げるのは、トラウマを克服するよりも現実的ではあります。

しかし、容易ではありません。

自己肯定感を上げるには、これも結局は成功体験なんですけど、種類が違います。

これは特別、対人関係に限定した話でもなくて、本当に小さい成功体験を重ねることでどんどん気分が盛り上がって行きます。

おすすめなのは、タスク型です。

今日、一日のミッションをメモや携帯に書き出します。

内容はなんでもいいです。

たとえば、「午前中までに会議の資料を作成する」とか「昼食は気になっているあの店で食べる」とか。

自分の中でミッションを与えて、それをこなす。

すると、自分で与えたミッションなのに、自己肯定感が少しずつ、高くなっていきます。

簡単じゃん、って思いますよね?

これが案外、難しいんですよ。

ミッションは一日、二日では効果はありません。毎日、日常的に成功体験を重ねる必要があります。

それにたとえ、自己肯定感が上がったとしても、何か嫌なことがあれば、「どうせ自分なんて」って、落ち込んでしまうんです。

なので、意外と簡単ではないんです。

ただ、自己肯定感が上がっていくと、人にどう思われても、自分を信じることができます。

自分という存在にしっかり意味を持たせて、日々を過ごせるので、他人軸にならず、人に嫌われることを恐れずに生きることができます。

おすすめ記事:「自己肯定感」が上がる7つの方法とは

③損得感情を大事にする

自己肯定感が低い人の中には、損得感情に鈍い、もしくは、苦手意識がある人もいます。

期待されたことを達成するために身を粉にして働いたり、頑張ったりしてしまうのです。

ですが、損得感情は人間として、凄く大切なセンサーです。

損してしまいそうな時に、嫌だ、とはっきり言えることは、自分を大切にするうえでも大事なことです。

たとえば、上司の命令を聞く、という場面も働いているとあると思いますが、上司が言っているから命令に従おう、ではなく、その命令を聞くことでどんな利益があるのか、という視点を持つことで、その命令がしっかりしたものか、理不尽なものか、判断することもできると思います。

損得感情で動くというのは、人に嫌われても自分の利益を優先して動くことに近いと思います。

それは悪いことではなくて、嫌われたくない、という縛りをほどくきっかけにもなります。

終わりに。

以上、人に嫌われたくない人が少し楽になる方法です。

私は、このような対策をすることで、嫌われてもいいか、と思えるほど、自分という存在を肯定することができています。

たまに落ち込んでしまうこともありますし、個人的に好きだった人から苦手です、なんて言われてしまうと、二日間ぐらい平気で落ち込みますが、それで、病気になったり、死にたくなることはありません。

それは自分という存在に責任と恥ずかしいけど、自信があるからです。

人に嫌われたくない、その感情は決して、間違っていませんが、極度に不安を感じると精神衛生上、本当に良くないです。

もし、悩んでいる人がいれば、少しずつ、考え方を変えてほしいです。

ですが、周りに気を使えて、人のために動けるあなたは、あなたにしかない、とっても素晴らしい魅力だと思います。

ただ、優しいあなたが辛い思いをしていい、という道理はありません。

誰かにとって、何かの参考になることを祈って、この記事は終わろうかなと思います。

お相手はゆたでした、また、次回の記事でお会いしましょう。

noteもしていますので、良ければ遊びに来てくださいね♨

まとめ記事もあります、お時間がある方は是非!

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