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こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんは、カードで遊んだことがありますか?
私はもっぱらトランプが多かったです。特に神経衰弱が好きでした。記憶する力を活かして、自分の持ち札を増やしていくことだったり、ワイワイ学校の友達と遊べるからでした。
UNOは、精神科のデイケアで初めて遊びました。
ルールもよく分かっておらず、手探り状態でしたが、それでも楽しく遊べました。
それ以外にもトランプを使った面白いカードゲームが幾つかありましたが、名前を覚えていなくて、また遊ぶこともできていないので、残念だなって思います…
そんなカードゲームの中に、実は認知症の予防に効くと言われている『回想かるた』というゲームがあることをご存知でしょうか?
『回想かるた』とは、子ども時代の出来事を思い出して脳を活性化させ、認知症予防に結び付けたいのが狙いだといいます。
昔の記憶を呼び起こすことで認知症を予防する『回想かるた』を広めている認知症予防教室【一輪会】代表の田中孝史さんは、民生委員として地域活動をする中で、独居の認知症高齢者の方が増加傾向なことが気がかりでした。
2000年に【一輪会】を設立し、昔話を交えながら脳を活性化する回想法を福祉施設や公民館で取り入れて来ました。
昭和から平成にかけて活躍した往年のスター歌手の似顔絵や、代表曲やニックネームを題材にした、『回想かるた』もあります。
今回は、『回想かるた』で描かれる、その他の風景、遊び方などについて特集します。
『回想かるた』には、どんなデザインが採用されていますか?遊び方は?
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画像・引用元:利島村社会福祉協議会 回想かるたって知っていますか? (2024年7月5日公開)
三輪自動車や蒸気機関車、真空管ラジオ、タイプライター、白黒テレビなど、現在の70代がまだ子どもだった昭和30年代を想起させるレトロな写真を使っている。
ばば抜きと同じルールで、3枚一組の写真が完成したら手札を捨て、全ての札がなくなった人の勝ちとなる。自分の持ち札を意識し続けることで短期記憶を、写真から過去を振り返ることで長期記憶を鍛える仕掛けとなっている。
この『回想かるた』ですが、子どもの頃に流行ったものなど、過去のものの画像などを観ながら、「あー、こういうことあったよね」とか、思い出しながら、遊べるところが非常に良いと感じました。
人はどうしても認知力が落ちて来ると、記憶力が悪くなります。
そんな時に、『回想かるた』があれば、自分自身が思い出さなくても、誰かが「●だよ」って教えてくれれば、自分も思い出す。思い出して会話に繋がる、本当に脳を鍛えるゲームだなって思いました。
また、認知症予防という観点で言うと、回想だけでは難しいらしく、近年の研究では下記のようなガイドラインが制定されているそうです。
こちらもご参考になれば幸いです。
<WHO認知症予防ガイドラインの12の項目>
・身体活動
・禁煙
・栄養
・アルコール
・認知的介入
・社会活動
・体重管理
・高血圧の管理
・糖尿病の管理
・脂質異常症の管理
・うつ病への対応
・難聴の管理引用元:(認知機能セルフチェッカー)WHO認知症予防ガイドラインとは。 認知症予防に役立つ情報をまとめて解説(2024.07.29)
私とカードゲーム
私の中のカードゲームはトランプですが、今でもよく覚えているものがあります。
それは、ディズニーキャラが描かれたハガキサイズの大きなトランプを子どもの頃、持っていたことです。
トランプと言えば、小さいサイズが主流でしょう。
それが、ハガキサイズ。周りの食いつきも大きいものでした。
学校でトランプをする時間があれば、必ず持って行っていました。
みんなが、『○ちゃんのトランプ、すごーい‼︎』と大喜びで、笑顔で、神経衰弱やババ抜き、ジジ抜きなどを楽しめます。
トランプが大きいだけで、人は笑顔になって、自然と私やそのトランプの前に、友達が集まっていました。
そのトランプは、小学校の修学旅行でも持って行きました。
初めて家族以外と過ごす、お泊まりの旅行。
ご飯食べて、お風呂も入って、部屋に入って寝床までくつろいでいる中、私の持っていた大きなトランプで、同じ部屋のみんなで輪になって遊ぶことは、とても楽しい時間の1つでした。
そのトランプは大事に持っていましたが、家で片付けをした時に、どこかに行ってしまい、今は手元にはありませんが、いつでも回想できるように覚えておきたいです。

noteでも書いています。よければ読んでください。
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