『メンタルヘルス・マネジメント検定試験』で、心の不調への対応を学ぶ、管理職増加!

心が傷付いたハート

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

皆さんにとって、精神疾患ってどんな印象を持っていますか?

私は発達障害というものを持っていて、脳による障害だと言われていても、精神疾患の1つに入れられています。

精神疾患は年々増え、過労死があるなど、大きな社会問題の1つと言えますが、ある検定が話題になっていました!

心の不調への対応のやり方を学習できる『メンタルヘルス・マネジメント検定試験』の受検者が増加傾向で、2022年度は日本各地でおよそ5万人が申し込み、運用開始から17年でおよそ5倍に受験者が増えました。

職場の環境の変化でのストレスなどが原因で、精神疾患を発症する人が多くなっていることが背景にあることで、管理職に『メンタルヘルス・マネジメント検定試験』を受検を推める企業もあるほどです。

今回は、『メンタルヘルス・マネジメント検定試験』ってどんな知識が問われ、受験にどれ位の金額がかかる?などを紹介します。

『メンタルヘルス・マネジメント検定試験』ってどんな資格?どんなことが学べる?

心の不調

検定試験は、大阪商工会議所(大商)が06年10月から始めた。長時間労働などで労働者のストレスが拡大しているとして、厚生労働省が職場でのメンタルヘルスケアの指針を策定したことを受けたものだ。

一般社員、管理職、人事労務担当向けの3種があり、産業医や弁護士らが問題を作成。微熱が出るなど心の不調が原因の症状や、専門医への受診を促すなど上司としての適切な対応に関する知識が問われる。年2回、大阪や東京、広島など全国15都道府県で行われ、受検料は4220~1万1550円。事前に勉強するためのテキストも販売している。

引用:メンタルヘルス検定、受検者が16年で5倍に…「心を病む人」増加で管理職に推奨する企業も 読売新聞(2023年12月26日公開)

よくX(旧Twitter)を観ていると、色んな精神疾患のことが呟かれています。

話題のところの1番上を観ていくと、「この精神疾患はこういう症状があって、こう当事者の人は対応すれば良いですよ」と書いてありますが、

話題を少し進めてスクロールしてみたり、最新の呟きを観ると、否定的な意見が並んでいます。

精神疾患をよく思わない人が多いからだと思います。

それでも精神疾患というのは、多くが後天性で、例えば進学や会社に行く中で、環境が変わったりすることで、身体は上手く対応ができず、そのままうつ病だったり、心が病む時もあります。

今はこれだと言われていても、症状が進んだり、元々が誤診で、病名が変わったりする、正しい病名に行き着くのが、非常に難しいと言われているのが、精神疾患です。

精神疾患はよく思わない人がいても、ある日誰でも発症する可能性のある、表裏が紙一重の疾患であることは、今は何もない人でも、覚えていて欲しいことだと思っています。

心の不調

あるドラマから学んだこと

ある精神科が舞台のドラマが、2024年夏に放送されました。

私自身、発達障害であることや、あらすじを読んで、とても心惹かれる内容だったので、リアルタイムで視聴しました。

発達障害は取り上げられませんでしたが、自分とは違う精神疾患の描写や葛藤などが丁寧に描かれ、本当に上質で、満足度も高い作品でした。

この中で、主人公の精神科医の方が言っていました。

アメリカは精神疾患が多いけど、日本は少ない。自殺率は日本は世界6位だけど、アメリカは世界20位。日本は隠れ精神疾患が多いということ」と。

精神疾患を発症した際、隠そうとして、無理して仕事に行く人が多いです。

上司など周囲から理解を求められず、伝えることで、職場での立場が無くなったりするためです。職を失いたくないと無理して仕事をした結果、症状が悪化して、休職し、離職する人もいます。

障害年金も、精神疾患は審査が他の疾患より審査が厳しく、なかなか通りません。

世間からの偏見や、見た目では分からないこともあって、精神疾患にしかない生きづらさを感じやすいと思います。

私もふとした瞬間や出来事で、病むことも大いにあります。

心が病むとまではいかなくても、「困ったな。どうしよう…」と不安になる人は多いはずです。

そんな時、周囲の人や職場の上司の方が、精神疾患に関する理解があれば、相談ができたり、一緒に対応を考えたりもできると思うのです。

そういう意味でも、『メンタルヘルス・マネジメント検定試験』の重要性を感じています。

心の不調に悩む男性

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。