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こんにちは、どうも、ゆたです。
12月になり、本格的な寒さに襲われる今日この頃。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
この時期になると、布団に潜っていても寒く、なかなか寝付けないこともありますよね。
この時期になると私は昔のことを思い出します。
私の家にはかつて、一匹の犬がいました。今は天国に旅立ってしまいましたが、それはそれは愛情たっぷりに育てていました。
その愛犬は冬になると寒いのか、布団に潜って眠っていました。犬の体温はかなり高いので傍にいるだけでぬくぬく温かいのです。
今も生きてればきっと、布団の中に入ってくるんだろうな、そんなことを思うのです。
皆さんもペットを飼ったことはありますか?
ペットを飼うと決めたとき、真っ先に浮かぶのはペットショップだと思います。ガラス張りの部屋でとことこ歩く子犬を見るとついつい買ってしまいたくなりますよね。
そういったペットショップで売られている可愛い子犬たちは散歩をしますし、ご飯も適度に与えてもらえることがほとんどです。ですが、それとは対照的に、生まれながらに劣悪な環境で生きていくしかなかった犬もいます。
今回はそんな不幸な目にあっている犬たちを救う活動をしている高校生のお話です。
『犬クラブ』
岐阜県養老町にあります、県立大垣養老高校。
ここでは全国的にも珍しい部活があります。
それが『犬クラブ』です。
犬クラブでは悪質な繁殖業者などに育てられた犬を保護し飼い主を探す活動をしています。
2020年の設立から16匹の犬たちが新しい家族に迎えられました。
保護する犬種は人気でブリーダーも多いと言われているトイプードルが半数を占めるそうです。
トイプードルはちゃんと手入れをしないと毛が伸びて絡まってしまうといいます。
犬クラブではそういった犬たちをしっかり洗い、毛を散髪して、ブラッシングをかけます。
もちろん、そのあとも、健康的な生活を送ってもらい、綺麗な姿で飼い主を探します。
ここでは保護犬と人との交流を大切にしており、デイサービスに通う障害者との交流では「かわいい、癒される」と評判だったといいます。
そんな犬クラブですが、部長はこんなコメントを残しています。
「ペットショップの子犬たちの背景に、恵まれない犬がいる。活動を通して保護犬の存在を知ってほしい」
ペットショップの現状、これからは。
ここ数年で「悪質ブリーダー」や「ペットショップの闇」などのワードが関心を高めています。
ブリーダーとは動物を繁殖・飼育・販売する職業のことを指します。
その中でも悪質ブリーダーとはルールを守らず、犬を商品としか見ていない人たちを指します。
例えば、見た目が悪い子犬や体調があまり優れない子犬を山に捨てたり、交配できなくなった犬を処分したりする人たちです。
2021年6月、改正動物愛護法で、繁殖犬の出産回数と交配年齢に制限が設けられてメス犬の交配ができる年齢は原則6歳以下になりました。
そうなると、特別悪質ではないブリーダーにとっても六歳より上の犬は価値がなくなります。
もちろん、殺処分することはできませんし、ブリーダーは育て続けるしかありません。
日本では悪質なブリーダーが目立っています。その背景もあってルールを厳しくした結果、ブリーダーという職業そのものを続けることすら困難な状況に追い込まれています。
ペットの人気は未だにあり続けています。
ですが、ブリーダーの数は年々減り続けており、その結果、ペットショップで子犬や子猫を買うことは困難になるでしょう。
そんな状況で、注目が集まっているのが、保護犬・保護猫です。
皆さんももし、ペットを飼いたいな、そう思ったなら、一度、保護犬・保護猫の譲渡会に参加してみてはいかがでしょうか?
もしかしたら運命の出会いがあるかも知れませんよ?
終わりに。
ペットショップで売られている可愛い動物たち。
しかし、その裏側には悲しい思いをしている動物たちもいることがわかりました。
犬クラブのように、動物を保護している団体があり続けているのは、それだけ保護対象の犬や猫が多いということです。
彼女らの活動で多くの犬が救われるよう、そして、多くの人が大切な家族を迎え入れることができるよう、陰ながら応援しようと思います!
今日はここまで。
以上、相手はゆたでした。また次回の記事でお会いしましょう!
noteもしていますので、良ければ遊びに来てくださいね♨
まとめ記事もあります、お時間がある方は是非!
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