世界メンタルヘルスデー -渡辺満里奈さん、夫の名倉潤さんの「うつ病」を語る-

悩んでいる人間を見守る虎

この記事は約 4 分で読むことができます。

こちらは5年前に書いた、お笑いタレントの名倉潤さんが手術後に「うつ病」になってしまった記事です。

「ネプチューン」名倉潤さん、うつ病で2ヶ月療養

あの時は、自分自身の体験から「うつ病」と言う病気に関して経験談や持論を書きました。

ちなみに、10月10日は「世界メンタルヘルスデー」という日です。

この日に合わせて10月6日に、元アイドルでタレントの渡辺満里奈さん(53歳)が、夫の名倉潤さん(55歳)が、手術を受けた翌年に術後ストレスから「うつ病」を発症してしまい、2ヶ月も仕事を休んでしまった事について、

・「誰でも、なってしまう可能性のある『こころの病気』とは」
と言うテーマでトークショーを行いました。
今回は、「『メンタルヘルスデー』と『心の病』」について書いてみます

「世界メンタルヘルスデー」とは?

世界精神保健連盟が、1992年より、メンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的として、10月10日を「世界メンタルヘルスデー」と定めました。

その後、世界保健機関(WHO)も協賛し、正式な国際デー(国際記念日)とされています。

世界精神保健連盟より、2024年世界メンタルヘルスデーのテーマは、「今こそ職場でメンタルヘルスを優先しよう」であることが発表されました。

引用:(厚生労働省)世界メンタルヘルスデー

名著「ツレがうつになりまして。」

日本の漫画家&イラストレーターの細川貂々(ほそかわ てんてん)さんが、2006年に書いた

・「ツレがうつになりまして。」
というコミックエッセイ。

翌年には、続編の
・「その後のツレがうつになりまして。」

そして、2011年には完結編となる
・「7年目のツレがうつになりまして。」

と続きます。

これが大ヒットしまして
2009年にはNHKのドラマになり、2011年には映画にもなりました。

エッセイの内容は、サラリーマンだったツレ(夫)がある朝「死にたい」と言い出します。
原因が「うつ病」と分かり、売れない漫画家の妻と共に奮闘する闘病生活をコミカルに描いています。

しかし、出版にこぎつけるまでには大変だったそうで、複数の出版社にエッセイの原稿を持ち込みましたが「エッセイの内容が暗い」などの理由で断られ続けてしまい、最終的に幻冬舎で出版が決まったそうです。

参考:(幻冬舎)「ツレがうつになりまして。」
参考:(NHK)金曜ドラマ「ツレがうつになりまして」

ライター仲間も、このエッセイを元にした記事を書いています。

渡辺満里奈さんが感じた、夫の変化

総論で書いた世界メンタルヘルスデーでのトークショーで渡辺満里奈さんは、夫の変化について

・眠れない、言葉数が減る、外出が出来なくなる、些細なことで怒り出す。

と言うことが起こりだしましたと、当時の状況を話します。

そして

「まったく病気に対しての知識がなかったので、最初は自分が不安になってしまったんです」と語ると「でもこれは励ましてはいけないタイプだなと察知して、通常通り、とにかく普段と変わらないように接しようと心がけました」と対処法を述べる。
またサポートする側としては「不安を共有することが大切だなと。友人が話を聞いてくれたのが大きかったです」

 このように記事の中で当時を振り返っていました。

幸い、渡辺満里奈夫妻は、かかりつけの内科医から「先ずは休養する事が一番ですので、ちょっと一休みしましょう」とアドバイスを受けて、仕事を休む事にされ、心療内科も紹介してもらえたそうです。

参考:(ENCOUNT)渡辺満里奈、夫・名倉潤のうつ病発症時について語る「家から半径1km先にも出かけられなく」

終わりに

総論で紹介した私の記事に、私の場合が書いてありますが、私は無茶な長時間労働の末に「うつ病」と「パニック発作」を起こしてしまい、3ヶ月の入院と4ヶ月の自宅療養をしました。
そして復職にあたっては、配置転換を願い出て復職しました。

一度「こころの病」に罹った人は、それまでの自分の身体(特に精神「メンタル」面)とは違い、ちょっと無理をすると病気を再発してしまう可能性が大きくなりますので、無理をせずに仕事量をセーブしながら人生を歩んで行ってください

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