学生のスポーツ選手が身体に「疲労骨折」が蓄積すると、発症の多い「腰椎分離症」にも⁉ 

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

私の中で、スポーツ選手は、華々しい活躍の裏側で、怪我がつきものだと、よく思います。

冒頭では野球選手だけに絞ると、最近はよく行われている手術として、肘の内側側副靱帯を再建する手術の、「トミー・ジョン手術」や、発症した原因や克服方法などまだ解明されていない部分も多く、今までは意識せずに行えていた基本的な動作ができなくなる運動障害「イップス」など、スポーツ選手でなければ負わない手術や怪我もあります。

この記事でも、スポーツに取り組む人に多い、「腰椎(ようつい)分離症」と、「疲労骨折」という怪我の内容です。

主にスポーツに励む中高生に見受けられる「腰椎分離症」と、少年期の過度なトレーニングなどを行ったことでの、腰の「疲労骨折」です。かつては見過ごされがちな怪我でしたが、放置すれば慢性的な腰痛を発症し、競技生活を諦めざるを得ない高いリスクもあります。

専門家は「スポーツをしていれば誰でも『腰椎分離症』と、『疲労骨折』は、起こり得ます。ご両親や顧問、コーチが正しく理解して、この2つの怪我を予防することが大事な行動です」と呼びかけています。

今回は、「腰椎分離症」と、「疲労骨折」を負った当事者の話と、それを予防できるトレーニングについて紹介します。

「腰椎分離症」などを患った高校生。そのわけは?

腰椎分離症

「疲れが蓄積していくと段々と痛くなっていきました」。愛知県に住む男子高校生は中学3年生だった2022年2月、サッカーチームの試合中に腰の部分に違和感を感じました。プレーが行えないほどの痛みではないためそのまま練習を続けましたが、愛知県内のサッカー強豪校に進学した2023年高校1年生の夏、試合中に歩くことすらままならない激痛が走りました。「腰椎分離症」と診断され、およそ3ヵ月休養すると痛みは消失し、現在は練習に復帰しています。

小学生の時はサッカーのクラブチームと部活を掛け持ちし、空手も習っていました。「小学生の頃、丸1日が休みっていう日はほとんどありませんでした。楽しいばかりで疲れたとも感じていませんでした。今思えば、もう少しスポーツを休んでも良かったと思っています」と悔やんでいます。

愛知県豊田市にある多くのスポーツ選手が通院する吉田整形外科あいちスポーツクリニックには、毎年350人程度が「腰椎分離症」の怪我で受診をしにきています。受診する患者の大半が小中高生で、競技は野球、サッカーが多いですが、陸上やバレーボールなど、競技を問わずに、「腰椎分離症」の症状が認められています。

吉田整形外科あいちスポーツクリニックの高松晃院長には、「腰椎分離症」の患者が増加している実感があるとし、「昔はとにかく頑張れという風潮がスポーツ界で根強くあって、異変を感じても病院を受診しない選手が多かったです。今はコーチなども昔よりは選手に無理をさせないため、結果として『腰椎分離症』の患者が増加しているのではないでしょうか?」と推測しています。

高松院長によりますと、「腰椎分離症」は小学生の頃から疲労が身体に蓄積し、中学生から高校生の初め頃に軽い腰の痛みや、腰付近が重たく感じる違和感などが出現し出すケースが多く見受けられるとします。

そうした「腰椎分離症」の前兆は日常生活では起こらず、競技中に感じることが多くあります。サッカーの方向転換やヘディングといった、腰椎をひねったりそらしたりする動作の蓄積で発症しやすくなります。身体の部位を使い過ぎる以外にも、股関節や太ももの筋肉が硬かったり、弱かったりすると腰に負担を与えやすいといいます。

初期はプレーも続けられる程度の痛みが多くあって、そのままプレーを続けて「腰椎分離症」の症状が悪化するケースもあります。軽症ならコルセットを着けるなどの保存療法で治癒しますが、悪化してしまうと手術の必要も出てきます。

高松院長は、「プレー中だけではなく、腰を後方に回したり、倒したりする動作でも『腰椎分離症』の症状が出現しているかを確認可能です。少しでも異変を感じたら速やかな専門医の受診を推奨します」と発信しました。

画像引用・参照:部活生に多い「腰椎分離症」について たけだクリニック

「腰椎分離症」を予防するためには、太もも周りの柔軟性を高めたり、腰の負担を軽くするために体幹を安定させたりするトレーニングが効果的だといいます。高松院長はそうした方法をスポーツに勤しむ選手に紹介し、腰の状態を診断する取り組みにも励んでいます。

その反面、一部のコーチなどからは「『腰椎分離症』は、病院に受診しなくても治して克服するもの」という誤った考えを持っているとも聞かれるとし、高松院長は、

『腰椎分離症』は病院を受診せず、そのまま放置しておくと、慢性的な腰痛を発症する原因にもなります。早い段階の治療を受けたならおよそ2ヵ月で治癒するので、早期発見が重要な鍵です

と説明しました。

本当にお身体にはご自愛して欲しいです

冒頭でも少し書きましたが、スポーツ選手は怪我がつきものです。

野球では腰回りの張りとか、太ももの怪我からの右半腱様筋損傷や、前十字じん帯損傷、デッドボールが頭に当たったことでの頭部の怪我、外野に来たボールを取ろうとして壁にぶつかり、脳しんとうなど、多くの怪我があります。

この2つは余り知らないスポーツですが、プロレスは投げられた時に、打った場所が悪いと頭部や頚部を損傷し、くも膜下出血などで、亡くなる人もいる。

相撲も投げられたり、投げられた時に相手が上に被さった落ち方とか、変な音を立てて、土俵上から落ちてしまうと、そこから足首や腰を痛め、車椅子で会場を後にし、暫く休んで、怪我がもとで復帰できないまま現役引退したり。

相撲は両親が観ていますが、テーピングをして、相撲を取る人も多いですし、怪我を負ったことで、足に力が入らず、すぐに負けてしまったり。

怪我って選手にとっては命取りで、全治不明だったり、完治に1年から1年半まで

時間がかかったり、休んでいる間に自分の席が無くなっていたり、人に感動を与える人たちではありますが、選手生命が怪我の程度で短くなる人もいますし、私たち視聴者がテレビで観ている以上に、苦悩し、泣きたい心境なほど、辛い想いをしている人にも陰には多くいると思います。

私自身はスポーツは全くできませんが、人知れず涙を流し、それでもあのステージに戻りたいと、必死にリハビリなど頑張っておられると思います。

この話の本題の「腰椎分離症」と、「疲労骨折」も、上手くなりたいと、ハードな練習をする内に、身体に蓄積されて、発症するものだと思います。

これほどの怪我をするまでには、「プロで活躍したい」と、練習に懸命に打ち込んでいる姿が想像できます。

でも発症したら、休んだり、その間にレギュラーポジションを奪われたり、退部しないといけない位、身体の状態が良くなかったり。

そうならないためにも、スポーツをしている人には、少しでも身体が変だと感じたら、病院を受診して頂きたいです。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。