ストレートネックについて

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こんにちは、改めましてM. Jです。

皆さん「ストレートネック」をご存じですか?

通常、首、いわゆる頚椎は「S字カーブの構造」になっています。ここ最近、スマートフォンの普及で目線が下を向いている時間が長くなり、首(頚椎)が正常の状態とは程遠い「真っ直ぐな状態」になっています。

このような状態のことを「ストレートネック」といいます。

いろんな場所で、スマートフォンを長時間、目線を下にした状態で見ている人を多く見かけます。このような「ストレートネック」の状態が続くと、首や肩の病気だけでなく、脳の病気にかかる危険性が高くなるのをご存じでしょうか?

この記事をご覧になっている皆さんには、危険な病気になってほしくないと思い、警鐘を鳴らすために「ストレートネック」についての記事を書きました。

「ストレートネック」について以下の項目に沿って、詳しく記事にしていきたいと思います。

  • 首の骨(頚椎)の構造とストレートネック
  • ストレートネックを放置すると
  • ストレートネック:脳への影響
  • ストレートネックの改善方法:その①
  • ストレートネックの改善方法:その②

首の骨(頚椎)の構造とストレートネック

「首の骨(以下、頚椎)の構造」

  • 人間の頭は約5kgで、ボーリングの球程度の重さがあります。
  • 首の骨(以下、頚椎)は、緩やかに前方にカーブしていることが正常な状態です。
  • 頚椎のカーブのおかげで、頭の重さを支えることが出来ています。
  • 頚椎のカーブがなくなってしまい、頚椎が真っ直ぐな状態で固定されると「ストレートネック」の状態になります。

ストレートネック

  • 頭が通常より前に出てしまうと、首の後ろの筋肉や背筋に大きな負担がかかってきます。
  • 頭の位置が背骨から遠くなれば、首や背筋にかかる力はかなり大きくなります。
  • 頚椎のカーブが失われることで、血管や神経の圧迫や筋肉への負担につながります→首の痛み、肩こり、頭痛などさまざまな不調をもたらします。
  • 頭が通常よりも前に出る姿勢を「無意識に長時間・習慣的に」とってしまうと、血管や神経に大きな負担がかかり症状が出てしまいます。

では、なぜ「ストレートネック」になるのでしょうか?

【ストレートネックになる原因】

スマホのいじりすぎ

  • スマホやパソコンを操作する姿勢は、自然に肩よりも頭が前に出ている姿勢です。
  • 15分に1回は姿勢を元に戻すことが推奨されています。
  • 同一姿勢を取り続けないことが、ものすごく重要です。

猫背での姿勢傾向

  • 猫背で背中が丸まっている状態では、頭を後ろに引くことが出来ません。→頭が前に出てしまい、首への負担が大きくなります。

身体に合わない枕

  • 枕が高すぎると、頭が正常な位置よりも前に出ている状態で数時間以上過ごすことになります。
  • 首の筋肉に負担がかかる状態で、固まっています。

また、 ストレートネックになりやすい人もいるそうです。

  • 男性よりも女性に多い。
  • 高齢者よりも、20歳代〜40歳代の若い人に多い。
  • 将来的には、子どもの発症の危険性もあると考えられている。

スマホを操作する際の姿勢には気をつけていきたいと思います。

アゴを引いて視線を上に向けることを意識していきましょう!頭を前に出し過ぎないようにして、首への負担を小さくするようにしていきたいと思います。

次の項では、ストレートネックを放置するとどのようになるか、考えていきたいと思います。

ストレートネックを放置すると

「ストレートネック」の影響については、まだわからない部分が多いです。ですので「放置」することも多いのではないでしょうか?

ただ、ストレートネックを「放置」することは、大きな「危険」でしかありません!

果たして、ストレートネックを「放置」すると、どのような「危険性」があるのでしょうか?

首・肩の痛みが強くなる

  • 首まわりが痛い
  • 背中が張っているような感じがする
  • 首の動かせる範囲が狭い
  • 上を見上げると首が痛い

頭痛・めまいが起こる

  • 頭が痛い、頭が重い
  • めまいやふらつきを感じる
  • 手や腕がしびれる
  • 顎関節症、食いしばり
  • 腰痛、ヘルニア(頚椎、腰椎)

だるい・イライラする(自律神経症状)

  • だるい、疲れが取れない
  • イライラや不安感が続く
  • 下痢や便秘が続く
  • 動悸や息切れが起こる
  • 胸焼けがする、食欲がない

脳に悪影響を及ぼす

  • 脳の血流がかなり悪くなる
  • 脳〜身体への神経伝達が悪くなる
  • 脳の機能が低下する

軽度の首や肩の痛みだけであればいいのですが、ストレートネックを「放置」すると上記のような症状がひどくなり、最悪の場合、日常生活動作に支障が出てくることも考えられます。

ストレートネックを「放置」せずに、危機感を持って対応していただけるといいと思います。

ストレートネック:脳への影響

最近、スマホの使い過ぎでストレートネックになり、「脳に異常をきたしている人が増えている」という指摘が、医師や研究者の間でも相次いでいます。

脳への血流が減って「機能低下」を起こしている人が増えているとのことです。

(参考:横濱もえぎ野クリニック:ストレートネックとは?→脳の画像)

また、医師によると「スマホの使いすぎで、(脳の)前頭葉の機能が低下することがある」ということです。

前頭葉は、判断・意欲・感情を司る大事な部分です。前頭葉の機能が低下すると「感情のコントロールが効かなくなる」という症状が起こります。また「意欲の低下」や「記憶力の低下」が起こるので、かなり怖いです。

また「スマホを長時間使う子ども達の脳にも異変が起きている」とのことです。脳の「白質」の発達が遅れているとのことです。脳の白質が病気によって変性すると「脳梗塞」や「認知症」の原因となります。子どもの場合は、上記の症状はすぐには現れないですが、若くしてこのような症状になることは十分考えられます。怖いのは、大脳白質病変を「元の状態に戻すことができない」ことです!

スマホの使い過ぎによる「脳への悪影響」について、まだまだ報告が少ない状態ですが、今報告されていることだけを考えても、かなりの恐怖を感じました。このようにならないようにするには、ストレートネックを「予防」「改善」するという「意識」がかなり重要です。

次の項では、ストレートネックの改善方法について詳しく考えていきましょう。

ストレートネックの改善方法:その①

ストレートネックを改善する方法は次の通りです。

スマホを正しい姿勢で使用する

◆前傾姿勢にならないようにします。

◆思いっきりアゴを引いて、軽く胸を張ります。

◆スマホを使うときは、画面と目の高さを合わせていきます。

◆「寝た状態でスマホを見る姿勢」を長時間続けないようにします。

パソコンを使用する際の正しい姿勢

◆思いっきりアゴを引いて、軽く胸を張ります。

◆椅子に深く腰掛け、足裏全体が床に接するように座ります。

◆パソコン(ノートパソコン)から、40㎝離して使用します。

日常生活において、スマホやパソコンを使用するとき「正しい姿勢」を「意識」してとることが重要です!

ストレートネックの改善方法:その②

前の項目とは違った形ですが、ストレートネックを改善する方法があります。次の通りです。

立ち姿勢を「一直線」に意識する。

◆横から見て「耳・肩・太もも・くるぶし」が一直線になるようにします。

◆上から見て「後頭部・背骨・お尻の割れ目・足の間」が一直線になるようにします。

座り姿勢は「90度」に保つ

◆両足の裏がしっかりと地面に着くようにします。

◆背筋を伸ばし、股関節と膝関節を90度に曲げます。

◆肩の力を抜きます。

「首に負担をかけない姿勢」で寝る。

◆高すぎる枕を使用しないようにします。

姿勢矯正グッズの利用

◆猫背矯正ベルトは、ストレートネックを改善する効果があります。

前項とは違い、難しい部分が多いです。正直、私は全部取り入れていくのは難しいと感じましたが、少しずつ頑張って、ストレートネックの改善に取り組みたいと思います。

今回の「ストレートネック」の記事はこちらの文献を参考にしました。

参考:宇都宮のはせがわ整形外科ーストレートネック   

   大正製薬 商品情報サイトーストレートネックとは  

   間庭整形外科ーストレートネック

   いけざわ整骨院ーストレートネックを放置するとどうなる

   NHKー「スマホ脳疲労」

   スマホ脳ドックー大脳白質病変

   ソフトバンクー専門家が教えるストレートネック解消

   EPARKー「あなたのストレートネックの重症度は?」

   アマゾンー姿勢矯正グッズ(猫背矯正ベルト)

おわりに

正直、ストレートネックがこんなに「危険な状態」とは思いませんでした。まだまだ、聞き慣れない言葉なので「危険性」を認識している人は少ないと思います。

今回の記事を通して、私は、スマホの操作やパソコンの操作の際、不適切な方法で長時間使用すると、「首」や「肩」だけでなく「脳」にとっても大きな悪影響を及ぼすことがわかりました。

おそらく、ストレートネックは「現代の病気」といっても過言ではありません!これから、不適切な使用方法による首や肩、脳の病気も出現することが考えられます。この記事をご覧の皆さんも、ストレートネックの「危険性」を認識していただき「適切な使用方法」で使用していただきたいと思います!

今回は、ストレートネックによる影響を「警鐘」していきました。

今後多くの方が、ストレートネックによる「危険な病気」にならないよう願っています!

この記事をご覧いただき、どうもありがとうございました。

ストレートネックについて、とてもわかりやすく書いてあります。

こちらのAKARIのライターの記事もご覧いただけると有り難いです。

ストレートネックかと思い簡単に見てしまうと、ものすごく危険な病気が隠されている場合があります。こちらの記事もご覧いただけると有り難いです。

関連記事:佐藤脳神経外科ー「治らない肩こり」はくも膜下出血の前兆かも

今後について

興味があることや、今後書いていきたい記事のテーマとしてAGEを減らす〜内面からの老化予防について、活性酸素を減らす方法〜若返りについて、若い頃からの膝のメンテナンスがあります。

皆さんに役立つ情報を届けていければと考えています。
今後ともよろしくお願いします!

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