夜寝ている間も熱中症対策!〜脳のクールダウンのために大切なエアコンの温度設定とは?〜

布団を掛けて気持ち良さそうに寝ている男の子

この記事は約 4 分で読むことができます。

〜睡眠でいちばん休ませるべきところは脳!〜

まだまだ暑い日が続いていますが、みなさん、しっかりと睡眠は取れていますか?この夏、毎日の猛暑で疲れがたまってきている方も多いのではないでしょうか。

疲れた時、まずは寝るのがいちばん!と思っていたのですが、実はその睡眠でいちばん休ませるべきところは“脳”だと言われています。脳は自律神経の中枢があるため、脳をクールダウンすることが、心身の休養に繋がるといいます。

冬と夏、同じ運動量でも夏の方が疲れを感じると思いますが、ただ単に暑いから疲れるのではなく、脳が体に“汗をかかせる“と言う指令を出していることで、脳が疲労すると言うのです。

では、夏の脳の疲労に対して、どう対処したら良いのでしょう?

*参考:関東百貨店健康保険組合(けんぽだより)

〜脳のクールダウンの方法〜

対処方法として、“脳を冷やす!“ことが良いとされています。

“脳を冷やす“というと、保冷剤や冷えピタなどを使って冷やすことをイメージされる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実は脳の自律神経の中枢が鼻腔に近い場所にあるので、鼻から冷たい空気を吸うことが脳を冷やすいちばん良い方法だと言うのです。

実際に“脳のクールダウン方法”をお伝えします。

まず、涼しい場所で、鼻からゆっくり3秒間かけて息を吸い、次にそのまま4秒間息を止めて、それから次は口からゆっくりと5秒間かけて息を吐きます。それを3回繰り返す事で、脳を冷やす事に繋がります。

鼻呼吸をする事で、自律神経中枢が冷やされ、そのことで自律神経が回復し、睡眠の質が改善されることが期待されます。脳をクールダウンする鼻呼吸の仕方についての説明

*参考・引用画像:MBS NEWS(“脳をクールダウン”目からウロコな「睡眠の正解」

〜夜寝る時のエアコンの設定温度は何度がいいの?〜

今年の夏は、夜になっても気温が下がらず、例年と同じエアコン設定をしても、少しも部屋が冷えずに、寝苦しい日が続いています。

睡眠不足は、自律神経の不調のほか、高血圧や心筋梗塞や糖尿病などの生活習慣病のリスクがあがり、心身に大きな影響を与えます。では、質の良い睡眠を得るため、夜寝る時のエアコンの設定温度は何度が良いのでしょうか?

脳にとって快適な温度は、最適温度は24〜26度で、寝ている間も脳を冷やし続けることが大事です。ですから、電気代は気になるものの、朝までエアコンはつけておくことをおすすめします。扇風機は一緒に使う事はエコにもつながるので、併用するのは良いのですが、体に直接当たらないように気をつけましょう。

ただし、設定温度24〜26度と言う温度は体にとっては冷えすぎるため、寝具を少し、薄手より厚手、もしくは長袖長ズボンのパジャマを着て寝ると良いそうです。

夏、布団を掛けながらエアコンを使って寝ている女性長袖、長ズボンのパジャマを着た女性

*参考:MBS NEWS(“脳をクールダウン”目からウロコな「睡眠の正解」)
*参考:テレ朝NEWS (夏の睡眠不足と戦う「快眠法」)

〜終わりに〜

以前は夜中にエアコンのスイッチを切って、窓を開けて外の風を入れたり、扇風機をかけてみたりとしていましたが、今年の暑さは朝まで気温が下がらず、質の良い睡眠をとることが難しく、また睡眠中の“熱中症“もあり得るとのニュースを見て我が家でも、今年の夏はエアコンを朝までかけるようになり、少しでもよく眠れることを心がけています。

夜の間の熱中症対策にも、身体の疲れを取るためにも、エアコンをうまく使いながら“脳のクールダウン“を試みつつ、残暑を乗り切りましょう!

“熱中症“についての記事も書いています。是非こちらものぞいてみてください。

それでは、makoでした!

HOME

布団を掛けて気持ち良さそうに寝ている男の子

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です