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皆さんこんにちは。Pinkです。最近「note」でも書いたのですが、仕事をしていると、ある程度慣れてくる2年〜3年目は、周りの状況も見えて来て、また新しい仕事も増えてきて、少々疲れが出てくる時期ではないかと思います。
そうすると、次第に考え方も「ネガティブ」になり、自宅帰ってから、あるいは夜寝る前に、1日のことを振り返ることで、苛々したり自己嫌悪になったりすることはないでしょうか。
Women’s Healthの記事に「ネガティブ」な気持ちへの印象を変えてしまう、たったひとつの方法を臨床心理士が解説しているものがあったので、紹介したいと思います。
「ネガティブ」な人間だから「ネガティブ」な気持ちになるのではないということ
『「ネガティブ」な気持ちになるのは、自分が「ネガティブ」人間だから』という声をよく耳にすると思いますが、感情とは自分の中で起きていることなので、そう思うのも仕方がないことかもしれないとのことです。
しかし、「ネガティブ」な気持ちになることを自分自身のせいにするのは、さらに「ネガティブ」な気持ちを強めてしまったり、「ストレス」を長期化させて周囲との関係に不都合が出たり、心身の健康に影響が出で、「ネガティブ」な気持ちになるという悪循環になりかねないそうです。
そこで、「ネガティブ」な気持ちに振り回され、自己嫌悪に陥ることが多いという人にお勧めなのが、「問題の外在化」という心理学的な能力とのことです。
「問題の外在化」とは、問題を「自分の一部である」と捉えずに、「自分の外側に存在するもの」と切り離すことによって、「対処法」を見つけられるようになることを目的としたものだそうです。
また、「自分がネガティブな人だからネガティブな気持ちになるんだ」というのは、「内在化」(自分の中に原因があると考えること)といい、「ネガティブな感情が私を困らせている」と考えることは「外在化」になるとのことです。
感情を「外在化」することの利点とは
次に感情を「外在化」することの利点についてまとめてみました。
① 自己効力感が向上する
②「ネガティブ」な感情と適した距離を取ることができる
③ 自分に対する「ポジティブ」な心象の強化
④「解決策」を見つけ出すことができる
感情を「外在化」することの利点がわかったうえで、具体的にどのようなことをしたらいいのか、わからないという人もいるのではないでしょうか。
そのような時は、自分の中の感情を「キャラクター」にすることで、それほど深刻になることはなく、感情と距離を取ることができて、客観的に物事を捉えるのに役立つとのことです。
感情を「キャラクター」にするとは
①自分の中で起きやすい感情や、その感情によって起きる行動を思い浮かべる。
②感情や行動を「キャラクター」にして、どんな形、色、質感、表情なのかを出来れば具体 的に考えて紙やノートに書き出す
③出来上がった「キャラクター」に感情や行動、自分の感覚に合う名前をつけてみる
④「キャラクター」の出没する時間はいつか、どこに生息しているか、苦手なもの、口ぐせ など生態を考える
⑤「キャラクター」によって、被害の内容や、自分以外にも被害者はいるかなど、どんな被 害にあっているのか考えてみる
⑥「キャラクター」が役立っていること、いいところはないか考えてみる
⑦「キャラクター」に、戦う、逃げる、手なずける、可愛がるなど、どうのように対処し ていくか決める
参考サイト:モヤモヤ、落ち込み、イライラ…「ネガティブ感情」をガラッと …
最後に
いかがだったでしょうか。私自身は、感情を「キャラクター」にするということが、とても面白い発想だと思います。ぜひ自分の感情を「キャラクター」にすることで、「ネガティブ」な考えを変えることが出来ればいいなと思います。
noteでも記事を書いているので、よかったら読んでみてください!
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