コロナ明けした2023年。東京都足立区が『こどものこころのSOSに気づくために』を作成。 

こどものこころのSOSに気づくために

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

やる気が起きない、イライラや頭痛がするなどの症状が現れているコロナ明けの2023年。専門家は、「進学や進級に伴ったクラス替えで、新しい担任や同級生に囲まれる世界は、子ども達にとって世の中が変わるほどの大きな分岐点です。コロナ明けした2023年は、4月は緊張感が持続し、疲れが一気にブワッと出ます」と説明します。

担任とそりが合わない、勉強についていけなくなった、友達のグループに入りそびれて孤立—。色んな心労がかさんでいるといいます。

コロナ明けで体調が芳しくないと疑われる子どもにどう接すれば良いのでしょうか?「表情に覇気がない、不眠、食欲不振といった兆候を周りの大人が察知し、話をじっくり話に耳を傾けて、『大変だったね』と共感を訴えることが大切です」と専門家は述べます。「休みたい」と言い出した子どもには、無理に登校しなくていいよとも言い添えることも大切だといいます。

自粛生活の反動で、人との交流を歓迎する空気が濃くなればなる程、学校に行きづらくなる子ども達が増えることも想定されています。

そんな中、東京都足立区では、『こどものこころのSOSに気づくために』というリーフレットを作成しました。どんなリーフレットなのでしょうか?今回はこのリーフレットと共に、子ども達の悩みを考えていきます。

東京都足立区が作成した、子ども達のSOSに気付くためのリーフレットの詳細

東京都足立区が子どもの自殺対策の一環として、初めて親御さん向けのリーフレット『こどものこころのSOSに気づくために』を作成しました。4月が来て大型連休も終わった頃は、子ども達の心身に不調が起こりやすい時期に入ります。心や体、行動が受け取れるサインを見落とさず、正確に応じるための手引きが、このリーフレットの中に紹介されています。

足立区は2014年度より小学校高学年と中学生向けに[SOSの出し方教育]を実施し、「信用できる大人に悩みを話そう」などと発信して来ました。子ども達からのSOSを受け止める側の親御さんへのサポートや啓発も必要と想定し、4ページのリーフレットをこの度作成しました。

『こどものこころのSOSに気づくために』の中で紹介している子どもの異変が見られる具体例は、「身体のSOS」では「周りの音を気にする」「怪我をずっとする」、「行動のSOS」では「好きなことにも集中できなくなる」、「心のSOS」では「急に泣いている」など。お子さんから相談された時に親御さんが取るべきでない「NG行動」としては「いつから?」「なぜ?」と問いただすことや、「あなたならもっとできるはずよ」と激励することが紹介されています。

足立区の担当者は「親御さん自身も『自分の行動はどこで間違ってしまっていたのか』と一人で悩みを抱え込まないで、我々に相談して下さい」と述べていて、足立区の保健センターなどの相談先も掲載しています。

参考:どんなサイン?子どものSOS気づいて 東京・足立区が手引書 毎日新聞(2023年)

こどものこころのSOSに気づくために』は足立区の公式ホームページで閲覧可能で、これから先、足立区内の学校で子ども達向けの授業があった時に子ども達経由で親御さんにリーフレットを配布します。

心のSOSは、一人では解決できない。

私は一人で解決したいと思うタイプなのですが、子どもの頃に両親にSOSを出したのは、2回ですね。

1回目は中学校の時のいじめ。あの頃はいじめられている自分の方が悪いと思って、両親にはなかなか言えませんでした。確か3学期頃に両親に、「私、クラスでいじめられているんだ」と話すと、両親が担任の先生に話をして、父が加害者の首謀者の1人の家に行って、「おたくの息子が、うちの娘に何をしたんだ!!」と怒鳴り込んだりしましたが、クラス会で担任の先生が「いじめが遭ってるそうだね」と言っても、「ないでーす」とみんなが言って、結局担任の先生の計らいで、2年生のクラス替えで加害者とは次の学年でも、2年間クラスが分かれるまで、抜本的な解決はしませんでした。

もう1つは大学生の頃の寮生活。夏休み、地元に帰って来て、母から「夏休み位、バイトしたら?」と言われても、嫌がらせをする相部屋の人たちが一緒に居ないだけでも幸せで、バイトは何もしませんでした。

夏休み最後の日になる前に、「私、寮で嫌がらせ受けてる」と言っても、両親は気にも留めず、夏休み最後の日の前日に、壮大な家出をしてから、両親も事の大事さに気付いて、それから両親と寮母と大学関係者で話し合いの場が設けられ、話し合いの結果、私は本当は寮生活をしていたら最低1年間はいなくてはならないのを、特例で退寮できて、一人暮らしができました。

退寮まで特例なので手続きが必要で、それには時間が少しかかりましたが、「やっと相部屋の人や先輩、寮母からの嫌がらせから離れられる」と思ったら、その間は嫌がらせを受けても、ずっと笑顔でワクワクしてました。

(まだ、この時は退寮してから、一人暮らしを始めて、大学に行った時の同じ学科だった相部屋の人たちなど周りの反応とかは、全く考えていませんでしたが。)

私は比較的色々あったことで、SOSを出しやすい人だと思います。悲しいこと、辛いことは、誰かに話すと、手を差し伸べてくれる人がいると思います。

今悩んでいる皆さん、一人で抱え込まないで下さいね。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も2交代制で担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。