この記事は約 4 分で読むことができます。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんはどうして、ほくろに毛が生えると思いますか?これまでにも諸説はありましたが、遂にどうして生えるのか?が、研究で発表されました。
ほくろから毛が生えることがあるのは、ほくろの中に存在する老化細胞が分泌する特定のたんぱく質「オステオポンチン」が、ほくろへの発毛を促進させているからだと、岐阜大学やアメリカのカリフォルニア大学などの国際的な研究グループが明らかにしました。脱毛症や薄毛の新しい治療法の開発に結び付くと期待が持たれています。
この研究データは、科学雑誌[ネイチャー]に掲載されました。
今回はどうしてほくろに毛が生えるのか?ということに迫った、研究についてお伝えします。
どうしてほくろに毛が生えるのかに着目した、研究の詳細
岐阜大学やアメリカのカリフォルニア大学などの国際的な研究グループは、ほくろの中には毛が生えやすい一部があることに視点を置き、ほくろの中に存在する老化された色素細胞を持つ遺伝子の操作を加えたマウスを生み出し、毛を剃ってから次に毛が生えてくるまでの期間を、遺伝子の操作をしていない一般的なマウスと比べました。
毛を剃って12日経過した時点で比べても、遺伝子の操作をしていない一般的なマウスには、毛がまだ生えて来ていませんでしたが、ほくろの中に存在する老化した色素細胞で覆われている遺伝子の操作を加えたマウスには、毛が多く生え揃っていました。
また、ほくろの中に存在する老化した色素細胞からは「オステオポンチン」と言われているたんぱく質が沢山分泌されていることが明らかになりました。
「オステオポンチン」を遺伝子の操作をしていない一般的なマウスの皮膚に注入すると、「オステオポンチン」を注入した箇所から毛が生えてきたことなどを受け、岐阜大学やアメリカのカリフォルニア大学などの国際的な研究グループは、老化された色素細胞から分泌されるこの「オステオポンチン」が発毛を促進していることを突き止め、脱毛症や薄毛の新しい治療法の開発に結び付く大いな研究データだといいます。
参考:ほくろの毛はなぜ生える?ネイチャーに研究成果 薄毛治療にも NHK NEWS WEB(2023年)
髪の毛の再生医療が専門の横浜国立大学の教授の男性は「老化細胞には組織の再生を妨害する機能がありますが、ほくろでは『オステオポンチン』というたんぱく質で、真逆のことが発生していることを突き止め、常識を覆す研究データです」と述べました。
私とほくろ
私は生きぼくろはなく、顔より身体に小さなほくろが点在しているのですが、顔には昔から泣き虫で、 泣きぼくろがあります。両目の下にあるわけではなく、右目の下にだけ、生きぼくろではない泣きぼくろが4つあります。
1番泣いたのは、20代の引きこもりで世の中や自分を悲観して、何か悔しかったり、悲しい気持ちになると、ずっと泣いていました。
ですが、この泣きぼくろは、小学生の頃からあります。昔は鈍い分怪我もよくして、転んだりして、痛くて、それで泣くことが多かったと思います。
今回の研究は、ほくろになぜ毛が生えるのか?という原因究明から脱毛症や薄毛にも効果が見込まれるという、それまでの常識を凌駕した、全く新しい常識となりました。
今回のことで、脱毛症などで悩んでいる人に光となれることで、さらにもっと常識を超えた、新しい研究がさらに発展することに期待が持てますね。
noteでも書いています。よければ読んでください。
コメントを残す