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こんにちは、改めましてM. Jです。
日本において、管理職になっている女性はどのくらいの割合だと思いますか?
私の感覚では、「女性の管理職」はものすごく少ない感じがします。
実際、日本での管理職の比率(2020年)は、13.3%とかなり少ないです。
世界においては、女性の管理職の割合は27.1%となっており、日本の比率は主要7カ国中では最下位という厳しい状況です。
→フランスは45.3%、イタリア38.8%、スウェーデン37.9%となっています。
日本の社会をより生き生きしたものにするためには「女性の管理職」がもっと増えていくことが必要だと私は思います!
現在の企業において、ハラスメントの件数が多いのは「管理職が男性に偏りすぎることが原因」かもしれません!あまりに偏ると、「優しさのない会社」「幅の狭い考え方の会社」になるなど企業どころか日本の社会にとって悪い影響が多くなります。
これは、日本の企業の活性化を促進する為にも重要な社会問題です!
今回は「女性管理職を多く!」の記事を以下の項目に沿って書いていこうと思います。
- 女性の管理職が少ない理由
- 管理職に求められる能力
- 女性の管理職を増やすメリット
- 実際に女性管理職のもとで働いた
女性の管理職が少ない理由
なぜ日本では「女性の管理職」が少ないのでしょうか?
①管理職は責任が大きい上に業務が忙しく、肉体的・精神的につらいイメージがある。
②企業の制度が「女性の活躍の場」を阻害している。
③日本は、育児休業制度が整っていないことや時短勤務など柔軟な働き方ができない。
④日本は「管理職は男性がなるもの」という価値観が強い企業が多い。
⑤社会全体として女性に対して「男性を立てる」「控えめな女性が好まれる」という考え方が根づいている。
⑥日本では「仕事は男性がするもの」「家事は女性がするもの」という考え方が残っていて家族の協力が得られない。
⑦昇格の基準が明確でなく、男性が優先されている場合もある。
上記の①〜⑦、見れば見るほど納得できない部分があります。
特に⑦など、あまりにも「女性の能力を軽視」し過ぎているのでないのでしょうか?
では、管理職に求められる能力とはなんでしょうか?
管理職に求められる能力
「管理職に求められる能力」は以下のようなものです。
①仕事の進捗状況を把握、管理することができる
②部下に仕事の指示を出すことができる
③仕事上のトラブルに関する危機管理ができる
④ミスが起こった時、自分が責任を持つ姿勢がある
⑤こまめな気配りができる・周囲の人のことを気にかけることができる
⑥部下の性格・能力・個性を理解することができ、部下の個性をマネジメントをすることができる
⑦部下とコミュニケーションを取ることができ、部下が話かけやすい環境を整えることができる。
⑧部下に対しての対応がしっかりできる → 「部下が仕事で成果を出した時、人前でほめる」「部下がミスをした時、感情的にならず、事実のみ叱る」
私は、仕事や地域での生活において「女性の能力」を高く見ています。「人間関係の調整能力」や、上記⑤の「気配り」の要素は、女性のほうが優れているような感じがします。
こうした能力から、「女性の管理職」が増えたほうが企業は活性化するような気がします。
次の項では、女性の管理職を増やすメリットについて触れていきましょう。
女性の管理職を増やす企業へのメリット
「女性の管理職」を増やす企業へのメリットは、以下の通りです。
①女性の視点を企業に反映できる
◆意見の交換が活発になる。
◆企業が抱える課題への「突破口」が見つけられる。
②性別や年齢などにとらわれない「多様な視点」でビジネスができる
◆「アイデアや考え方の多様化」で作業効率がアップする。
③女性の管理職を置くことで、ワークライフバランスを考えた「働き方改革」が可能となる
④企業自体が「多様な働き方」を認めるようになる
⑤新たな視点からの考え・多様な視点での考えができるようになる
⑥女性の管理職を増やすことで、具体的な「キャリアプラン」を想定することができる
◆女性の管理職候補を育成することができる。
⑦優秀な女性を管理職に置くことができる
◆女性活躍に積極的に取り組んでいる企業を認定・表彰する国の制度が設置されている。
⑧企業ブランディングの確立
◆女性の管理職が増えることによって、企業が成長する。
上記の①〜⑤の要素については、女性の管理職を増やす「最大のメリット」ではないでしょうか?
女性の管理職が増えることの「メリット」は大きいので、今後日本企業が成長していくために、女性の管理職が増やすことをお勧めしたいと思います。
「女性の管理職」を増やすことのメリットがわかりました。
ただ、管理職が女性であれば良いというわけではありません。
どのような女性が管理職に向いているのでしょうか?
次の項では、女性の管理職の実際について触れていきましょう。
女性の管理職の実際
実際の女性の管理職について書いていきます。
専門学校の時の実習で「女性の管理職の方(以下、指導者の方)」と出会いました。
実習でしたので、約2ヶ月間しかその方を見ていません。
「指導者と学生」の立場でしたので、充分に観察できていない部分があります。
ですので、私のわかる範囲で書いていこうと思います。
M.Jは、指導者に対してものすごく「緊張」していました。
相手が女性ということもあり、コミュニケーションがほとんど取れていませんでした。
これに加えて「実習」でしたので「緊張感」しかない状態でした。
私自身「かなり精一杯の状態」で緊張感がスゴかったので、人から声をかけられると「身体が過剰に反応する程異常な感じ」で驚いていました。
そこで、指導者の方はあえて「M.Jに対して必要以上話しかけることはない感じ」で、ものすごく気づかっていました。M.Jに対しての話しかけは「ほかの男性職員」に任せていたようです。
緊張をほぐそうと、M.Jが当時ハマっていた西城秀樹の曲を仕事用の音楽としてかけていただきました。ほかの職員の皆さんも気にかけていただいて「西城秀樹の話題」が多い感じでした。
M.Jは、人に対して「話しかけることができていなかった」状態でした。ほかに実習生はいましたが、みんなM.Jよりも年上で気軽に話せるタイプではなかったので「孤立」していました。
そんな状態でしたので「私に対する気づかい」は相当のものだったと思います。
本来、実習は「厳しいのが当たり前」の中、かなり優しくしていただいたと思います。
「あえて直接話しかけない」
「リラックスした雰囲気づくりをする」
「相手に対して、間を置いてていねいに話す」
「相手ができている部分は、見逃さずほめる」
間接的な「気づかい」で、実習の期間はとても「やりやすかった」です。
「上から目線」で接されることもほとんどなく、「実習生の立場」で物事を考えてくださっていたと思います。
周りの職員に対しても「同じ目線」で対応されていたと思います。
相手が辛そうな時は、しっかり寄り添っていたと思います。
おそらく、男性が管理者であればこのような「細かい気づかい」は少なかったと思います。最高の2ヶ月間を過ごしたと思います。
今後、この方のような女性管理職が増えていくことを願っています!
おわりに
以上「女性管理職を多く!」の記事を書きました。
「ハラスメントのない会社」「雰囲気の良い会社」「優しい会社」「幅の広い考え方の会社」を創る為には、女性の管理職が増えることが重要です。
また、人の成長を見るのは「女性が本来もっている能力」だと思います。そんな女性が持っている能力を発揮できる環境を整えれば、日本の社会(企業)はもっと成長すると思います。
現在自分が働いている、TANOSHIKA CREATIVEの女性の支援員さんは利用者さんと上手くコミュニケーションを取っておられます。
このような方たちが将来管理職になっていけば、「利用者・支援員さん達にとって最高の事業所」になると思います!
記事をご覧いただき、どうもありがとうございました。
この記事は、以下の文献を参考にしています。
以下に、女性管理職のことについてより詳しく記載されています。ご覧いただけると有り難いです。
関連記事:厚生労働省ー積極的に女性管理職の登用を図りたい〇〇(PDF)
今後について
興味があることや、今後書いていきたい記事のテーマとして、水分補給をしよう!血管の詰まりにご用心!、一流の人;福島孝徳先生、一流の人:TANOSHIKA CREATIVEの支援員:◎さんがあります。
皆さんに役立つ情報を届けていければと考えています。
今後ともよろしくお願いします!
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