「自分の障害と友人との付き合い」

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皆さんこんにちは。Pinkです。

今回は友人との付き合いについて書きたいと思います。

友人との付き合い

私には「適応障害」「双極性障害」の二つの障害がありますが、そのことによって、友人との付き合いが変わってきたように思います。

コロナ禍ということもあり、以前は数人で集まって食事に行くことも多く、自ら幹事を引き受けて計画を立てたりしていたのですが、今は何もする気力が無く、誘われても断るようになりました。

本当の自分、適応障害」「双極性障害」の二つの障害持っていることを、友人に知られたくないという気持ちが強いからです。

数人の友人以外は誰も私の障害のことを知りません。他の友人から見た私は元気で我儘といった印象が強いようです。

あえて障害のことを話す必要がないと思ったのは、話すことによってこれまでの付き合いが変わってしまいそうで怖かったのもあります。今まで友人が思っていた印象のままの私で存在していたいと思っているのです。

皆さんはそういったことはありませんか?

自分の障害について友人についてカミングアウトしているのか?

ネットにあった発達障害の方のデータの一部を紹介したいと思います。

こちらは株式会社ゼネラルパートナーズさんのプレスリリースです。
発達障害のある当事者 92 名を対象にしたアンケートの結果となっています。

親友以外の友人・知人へ発達障がいであることを伝えていますか?

引用:「発達障がい者の障がいカミングアウトに関する調査(親・恋人・親友・知人編)」株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所調べ

これを見て、半数近くの人が友人にカミングアウトしていると知って少し驚きました。

また、友人との関係性については良くなった20%変わらない66%悪くなった14%と、8割以上の方はよくなったか変わらないということもありました。

障害について理解してもらえるかどうかは別として、カミングアウト自体で関係が悪化することはそんなに多くはないようです。

精神障害のこと

友人に自分の障害について話すことによって、これまでの付き合いが変わってしまいそうで怖いと考えてしまう私は、障害を持つことに対して偏見を持っているのではないかと思っています。

「障害者に対して偏見を持つことはおかしい」とわかっているのに矛盾していますよね。

冷静になって考えるてみると、友人に自分の障害について話さないのは、私自身のプライドの問題のような気がします。

精神障害というのは、目に見えて分かるものではありません。だからこそ、周囲に理解してもらうのは難しいと思いますが、決して恥ずかしいことなどではないと思います。

あえて話す必要はないと思いますが、このまま友人と疎遠になるのは寂しいので、もう少し落ち着いたらまずは食事に誘うところから始めてみたいと思います。

 

 

 

 

 

自分の障害と向き合い、働くまで

障害のことが分かってからは、「自立支援医療の申請」「障害者手帳の申請」「障害者厚生年金の申請」とネットで調べたり、市の相談窓口で相談して、様々な手続きを自分で行なって来ました。

また、就職も「障害者雇用」で申請し、障害者雇用枠で探すようになりました。しかし、なかなか就職が厳しく悩んでいた時に、ハローワークのトータルサポーターの方から自立支援移行事業所の話を聞いて、行く事にしました。

約1年間の「就労移行支援移行事業所」では、自分の障害と向き合い、どのようにしたらいいのか学び、他にも「ADHD」や 「ASD」の人の話を聞くことが出来て、とても勉強になりました。残念ながら就職までには至りませんでしたが、貴重な1年間となりました。

そこで「就労移行支援事業所」とはどういったところなのか、紹介したいと思います。

就労移行支援 どんなことをする?

就労移行支援では、利用者の得意に合った職場探しをサポートします。 利用者に合った業種や職種を探したり、働きやすい職場環境を考えたりするために職場見学や実習を行うことでご自身に合った職場を探すことができます。

引用サイト:就労移行支援って何ができる場所なの?

これからのこと

私はTANOSHIKA CREATIVE 東町にライターとして入って6ヶ月目となりました。書く事によって、少しずつ気持ちの整理がついたことは、とても良かったと思います。

書くことはもともと好きだったのですが、「AKARI」というサイトで書くというのは、作文や感想文とは違います。なぜなら仕事であり、個人のブログやTwitterなどではないからです。

好きなことが仕事に出来て嬉しい反面、難しさや厳しさに戸惑うことも多々ありますが、私はまだ始まったばかりです。これから先も書き続けたいと思います。

そして、今生きづらさを感じている人達の心が少しでも軽くなるお手伝いができれば嬉しく思います。

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