「過疎化地域」で理学療法を学ぶ学生たちが町おこし。その手法が素晴らしい。

スポーツジム

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島根県の理学療法士の卵たちがスポーツジムを開設する試み

島根県、奥出雲町。

バスは二時間に一本高齢化率は四十パーセント。過疎化が進む山間の町です。

その奥出雲町の若者が今、奮起しています。

理学療法士を目指す学生たちのサークル「にたまご」が、主に高齢者に利用してもらうためのスポーツジムをつくることをゴールとしたクラウドファンディングを始めました。

町での移動手段が限られることによって高齢者が外出しにくくなり、健康に影響が出てしまうという懸念から着想したアイデアだそうです。

町のスポットを有効活用!

ではどこにジムを開設するのでしょうか。

僕の私見ですが、見た目が「いかにも」なジムらしいジムはあまり高齢者が寄り付きにくいイメージがあります。

しかし、その点も若者たちはよく考えています。

奥出雲町にある閉校した旧高田小学校の一階を使う予定だそうです。

さらにトレーニングに使用するだけではなく、小学校を使って夏祭りを開催したり、地域リハビリテーションの拠点としても運用していくようです。

素敵ですね。

ジムの利用料金は?

気になるジムの利用料金ですが、

機器の自由な利用

一般    :200円

小・中・高生:無料(※小学生以下の利用は保護者同伴)

半年利用無料券  :5000円

一年間無料券   :10000円

学生専属トレーナーによる個別指導

月額    :5000円 (月4回)

地域健康教室

参加無料

 

となっています。

基本的な利用料金は200円ということなのでかなりお財布にも優しいですね。

地域の活性化住民の健康を何よりも一番に考えていることが伝わります。

心が動いた方はぜひ温かいご支援を宜しくお願い致します。

過疎化の現状について

現在、日本にある過疎市町村は820ヶ所だそうです。

全国に市町村は1768ヶ所あります。

そのうちの47%が過疎という状況に置かれているということになります。

そもそも過疎化というものは若者が職を求めてなどの理由で都市部へ移ることで起こります。

ですので、今回のクラウドファンディングで紹介させていただいた「にたまご」さんたちのように、自分の住んでいる土地を愛して行動を起こせる若者たちはとても貴重な存在であるということが言えると思います。

僕は素晴らしいことだと感じました。

こうして記事にしてなるべく多くの人に知っていただくことで、少しでもお手伝いができればなあなんて考えたりします。

Kでした。読んでくださってありがとうございました。

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