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はじめに
女性に限らず、必ず注目される話題があります。
それは、「体毛(ムダ毛)・脱毛」についてです。
今では、大人の女性だけでなく、男性専用の脱毛サロンもあるぐらい、世の中では体毛に対する意識がそれぞれに変わってきています。
そんな中、子どもたち向けに「体毛」についての講演会が小学校で開催されました。
MY FIRST SHAVE(マイ・ファースト・シェーブ)
2022年9月15日(木)、渋谷区の小学校4年生の児童・保護者を対象に、シック・ジャパン株式会社は、産婦人科医の高橋幸子先生を講師に迎えて、“体毛の多様性”や“自分らしさ”とは何か。を考えながら、正しい体毛のケア方法や知識を小学生に教えるために、「MY FIRST SHAVE(マイ・ファースト・シェーブ)」という出張授業を開催しました。
小学生で学ぶ、体毛について
小学生の中でも、体毛ケアへの関心は高く、低年齢化しています。
シック・ジャパン株式会社が2022年5月に行ったアンケート調査によると、
小中学生の約60%が「自身の体毛が気になる」、
約65%が「自身の体毛をケアしたい」
と回答しています。
実際に小中学生の約61%が「自分で体毛を剃ったことがある」
と回答しています。
現在では、医療脱毛や美容脱毛など、小中学生も利用できる体毛ケアの選択肢が増えてきています。
その一方で小中学生の75%が「正しい体毛のケア方法を知らない」と答えました。
このアンケート調査では、正しい体毛ケアを知らないまま、自分なりの体毛ケア方法や間違ったケアをしている小中学生がいることも明らかとなりました。
正しいシェービング方法
大人の私たちでも知らないことの多い、体毛の処理ですが、皆さんは正しいカミソリの使い方(シェービング方法)を知っていますか?
正しいシェービング方法を、シックのマーケティング担当者さんが教えて下さいました。
まずは、子どもたちへのメッセージを伝えます。
「最初に、体毛が生えること、体毛を剃ることは恥ずかしいことではありません。私たち、シック・ジャパンは皆さんに自分の体の毛を好きになってもらえたらと思っています。」
そして、正しいカミソリでの体毛の処理の仕方を教えて下さいました。
「1.剃る場所とモイスチャソープ、カミソリの刃は水またはお湯で濡らすこと」
「2.剃る早さは、秒速3cmの速さでゆっくりと動かし剃ること」
「3.剃った後は、石鹸などはしっかりと拭き取ること」
という3ステップが大切になってきます。
また体毛を剃りたくなったとき、衛生面や安全性を考慮し「家族であっても1つのカミソリを共有しない」ことが重要になってきます。
変化は必ずおとずれる
「自分の体の変化が起こる前」の10歳前後の子どもたちが、安全で正しい知識をもって、楽しいシェービング方法、そして様々な体毛への「価値観」を知ることは大切です。
他人の体毛をからかったり、SNSやインターネットから得た誤った情報で悩む前に、これから自分の体がどのように変化していくか、「自身の体の変化の予定」を事前に知ることは、子どもたちの体の変化に対する不安を取り除くことにもつながり、このような教育を日本全体で進めていくことが大切だと思います。
さいごに
私がはじめて自分の体毛について考えはじめたのは、小学校高学年になったころでしょうか?
私は、人より体毛が濃かったので、腋毛が生えはじめ、自分の体毛が恥ずかしいという気持ちになり、悩んだりした頃でもあります。
もし、私も小学生のときにこのような授業があれば、自分の濃い体毛について悩んだりしなかったかもしれません。
自分の体の変化を正しく知ることはとても大切です。
そして、体毛は人それぞれに違うこと、決して恥ずかしいと思うようなことではないことを子どもたちには知っていてほしいと思いました。
参考サイト
シック主催 | 正しい体毛の知識やケア方法を小学生に伝える授業「MY FIRST SHAVE」を開催
小学生と保護者・教員向けサイト「じぶんからだガイド」│Schick
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