仮想空間「メタバース」が変える働き方。引きこもり当事者や障害者の就労支援に活用。

メタバース 障害者 引きこもり

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

メタバース』とは、自分の好みの姿を設定した分身「アバター」を介して、インターネット上に構成される3次元の世界で、自分のアバターが買い物をしたり他の人との交流を楽しめる仮想空間のことを指します。

また、『メタバース』を導入したB型事業所では、次世代のデジタル技術に向けて自由な思考・才能を企業と結びつける居場所として、新時代の就労支援事業所「サブカルビジネスセンター」と、「デジタルアートセンター」を全国に拡大し展開しています。

障害を抱えているクリエイターを発掘しながら支援もし、実際の建物を模しながら再現し、『メタバース』内で見学が出来たり、作品の展示会・販売会、バーチャルイベントも展開するなどしています。

また、色んなシーンで活用可能なバーチャル空間を構築し、障害を抱えたことで働くことが難しい人に向けて新たな働き甲斐を見出し、工賃を上げることと就職支援を目標に掲げます。

今回はそんな『メタバース』活用での引きこもり当事者と、障害を抱える人への就労支援について、具体例を紹介致します。

『メタバース』で就労支援in福井県

福井県越前市では、デジタルトランスフォーメーション(DX)技術を福祉ジャンルの課題解決に結び付けるべく検討チームを福井県庁内に設立しました。インターネット上でユーザーが交流可能な仮想空間『メタバース』を活用し、引きこもりの人を自宅にいながら支援出来る可能性を見出します。在宅勤務での就労機会のサポートが想定されています。

同越前市は2021年度、複合的な福祉問題に1回のストップで応じる「福祉総合相談室」を設立しました。引きこもり当事者に対しては、ご家族からの相談窓口や自宅へと赴くアウトリーチ支援に積極的に取り組んでいますが、引きこもり当事者の社会参加をしながらの問題解決は難しい事案が多くあります。

市民福祉部チームにおいては、『メタバース』での周りの人との交流や、仕事が出来る環境を提供することでの生活困窮の解消を促進させる支援方法を研究しています。市民福祉部チームに関しては、市民福祉部長と窓口サービス課、保険年金課、社会福祉課の各職員の計4人で構成され、2021年度末に発足しました。

「アバターを使うことで好きな場所、好きな姿、好きな時間で過ごせますし、外の世界と接点を持てる可能性が秘めている」「就労に結び付け、DXで社会的問題の解決を練りたい」と支援の方向性を確認し合いました。

就労への手段は、インターネットを通して企業と個人が仕事をお互いに受発注する“クラウドソーシング”の活用を盛り込みます。プログラムや文字入力、デザインなどの業務を行い、仲介する大手企業からのヒアリングなどを介して支援の枠組みの検討を行います。

“クラウドソーシング”に関心のある引きこもり当事者やその家族、NPO法人、医療機関、民間事業者などの連携に取り組んでいく予定です。

参考:ひきこもり当事者をメタバースで支援なるか 福井県越前市「アバターなら好きな場所、姿で活動」 福井新聞 ON LINE(2022年)

『メタバース』で就労支援in神奈川県

神奈川県八王子市横川町を拠点に、山梨県などで社会福祉施設の経営に携わる、一般社団法人デマンド・アンド・ケアにおいては、仮想空間の『メタバース』での障害を抱える人などへの就労支援をスタートさせました。障害を抱える人の支援や引きこもり当事者への対策など、福祉事業への参入に期待を待たれます。

『メタバース』にお店を設け、就労継続支援B型事業所の通所者が、お客様対応やお店の装飾、受注管理を担当したり、SNSによる広報活動なども担います。

『メタバース』は、東京都品川区にあるブイマプラス(株)が提供しています。就労継続支援事業所を経営する一般社団法人デマンド・アンド・ケアは2022年8月、B型事業所を『メタバース』内に開設。このB型作業所で現在、2人の通所者が試しながら『メタバース』内のお店で働いています。

通所者の中には、精神の障害を抱え人間関係構築に不安を持ち、外出が出来ない事例もあると言います。引きこもることに傾いていても、『メタバース』内であれば働くことが出来ると想定されています。

一般社団法人デマンド・アンド・ケアは「人と関わることで起こるストレスが余り感じない環境下で、就労支援B型事業所には数少ない創造的な新しい働き方にも繋がっていく」と話します。

参考:デマンド・アンド・ケア 仮想空間で就労支援 タウンニュース(2022年)

一般社団法人デマンド・アンド・ケアはコメントで、「就労を希望するユーザーと企業の双方にメリットが『メタバース』には多く存在します。これからは【メタバース就労】が増えるかもしれません」と期待を寄せました。

『メタバース』×B型事業所

広島県広島市に本社を置く株式会社TYPE-Rは、障害を抱える人の就労支援による新しい『メタバース』事業の運営をスタートします。障害を抱える人や引きこもり当事者の働き甲斐の創造をさせるべく2つの就労継続支援B型事業所を、『メタバース』内に新しい事業を設立しました。

①就労継続支援B型事業所「デジタルアートセンター」

デジタルアートセンター」は、障害を抱えている人の未来を専門分野に従事するクリエイターと一緒に開拓していく、就労継続支援B型の事業所となります。​「デジタルアートセンター」では障害を抱えるアーティストが製造した作品をNFTアートとして販売中です。作品の売上は障害を抱えるアーティストの支援に充てます。

②就労継続支援B型事業所「サブカルビジネスセンター」

サブカルビジネスセンター」はアニメ・ゲーム・漫画等のサブカルジャンルで、あなたがあなたらしく好きな事を学んでいきつつ、収益に繋げ、工賃へと変換させる就労継続支援B型事業所となります。障害を抱えるクリエイターの才能を発掘・支援するため全国に拠点を拡大させています。

画像・参考:就労支援×メタバース事業 メタバース(仮想空間)制作・アバター・NFT制作で企業と障がい者の新しい働き方をサポート PR  TIMES(2022年)

私が引きこもりの時。

20代、ずっと寝ていた時の口癖は、「死にたい」と、「幸せになりたい」でした。「幸せになりたい」は、自分からなるのではなく、他人が私を幸せにしてくれたら、私もきっと幸せになる、そんな考えを常に持っていました。

30代に入って、今TANOSHIKAでライターの仕事をしていますが、最近は「幸せは誰かにして貰ってなるのではなく、自分から幸せになる行動をすることが大事」という事に気付かされました。

今は自分軸もあり、明確なプランを持って、仕事やその後の人生が良くなる様に、毎日次の日に向けての自己投資は惜しみません。既往症は沢山ありますが、今が1番明るく、前向きで元気だなと感じます。それ位考え方が、ライターになってから変わりました。

引きこもりの酷かった時期のことは別の記事に書いています。引きこもりだった私でも、こうやって社会に出て、仕事をしています。このメタバースが、さらなる支援へと繋がります様に。

 

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。