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こんにちは、翼祈(たすき)です。
日焼けって身体など皮膚だけではなく、目も日焼けするってご存知でしたか?子どもの頃から紫外線を浴び続け、目が日焼けすると大人になってから瞼裂斑や白内障、翼状片、最悪な事態では失明と様々な目の病気を疾患することが分かって来ました。
医師からは目を紫外線から守る為、薄色のサングラスが推奨されています。
今回はそんな紫外線が目に及ぼす目の日焼けについて、お伝えします。
子どもの頃から浴びる、紫外線が目に与える悪い影響
紫外線が強い夏の時期は、身体だけでなく目にも負担が大きくかかると言われています。強い日差しを子どもの頃から長期間浴び続けると、白内障など目の病気を誘発する大きな影響が生じます。お出かけする時は、つばの面積が広い帽子や薄色のサングラスを身に付けるなど、紫外線から自分の大切な目を保護するための対策が重要となります。
「曇っている天気でも、8割から9割ぐらい紫外線が目まで到達しているとされています。子どもの頃から目に紫外線のダメージを重ねることは、将来の目の病気に結び付く悪い影響が起こります」。金沢医科大眼科学講座主任教授の男性はこう言います。
紫外線が多く目に溜まることで発症するのが瞼裂斑(けんれつはん)です。白目部分に突起が出来たり、黄色っぽく変色を示します。ドライアイや充血などの原因ともされ、一度目に発生すると白目のシミとして一生そのまま無くなりません。
瞼裂斑が起こっている状態でさらに目が紫外線にさらされ続けた場合白目や黒目の部分が傷が出来て、白目の表面にある結膜が黒目に覆い被さります。症状が悪化を辿ると、炎症を引き起こし白目の部分が瞳孔にまで侵入し、視力障害である「翼状片(よくじょうへん)」という重大な病気を発症する可能性も出て来ます。
翼状片は病状が進行すると瞳孔にまで達し、視力が低下し失明させることもあるので手術が必要になるまでに達します。翼状片が再発するケースも決して少なくありません。
また強い紫外線を長時間浴び続けると、瞳の中のレンズである水晶体のタンパク質が変色し、大人になってから老眼や白内障になりやすい事例も判明してました。
そして金沢医科大眼科学講座主任教授の男性は、自身が理事長であるNPO法人「紫外線から眼を守るEyes Arc(アイズアーク)」の活動の一環で、日差しが最も日本で1番強いとされる沖縄県の西表島での実態調査も実施。
瞼裂斑を罹患した小学6年生の割合は、約3%だった石川県に対し、西表島では70%以上に達しました。また、高校生が卒業まで沖縄で暮らすの人は、大人になってから沖縄に移住してきた人に比較して、翼状片の発症警戒リスクが約6倍と依然高く、水晶体の中央から白くなる「核白内障」の警戒リスクも約9倍まで達したとのデータが明らかとなりました。
夏は目の乾燥にも要注意です。伊藤医院(さいたま市)副院長の眼科医の女性は2022年6月、女性3人にハンディー扇風機の風を顔に1分間当ててもらい、目の表面の涙がどのくらいの時間で蒸発し始めるかを実験しました。
風を当てる前は3.0~8.5秒かかりましたが、風を当てた後は全員1秒台で蒸発し始めました。伊藤医院(さいたま市)副院長の眼科医の女性は、「角膜は水と油でできた涙に守られている。涙が蒸発すると、角膜がむきだしになって傷つきやすくなり、乾きやかすみ、疲れ目などにつながる。扇風機や車のエアコンなどの風は顔に直接当てないで」と注意を促します。
紫外線が目に及ぼす病気をもっと詳しく。
目の病気に詳しく日本角膜学会の理事長も務める杏林大学の教授に話を聞いてみました。
皮膚にシミができるのと同じように白目の部分にシミができることがあるほか、黄色や赤っぽい隆起ができたり目に膜がかぶったりする病気があり、こうしたものが「紫外線障害」の代表的なものです。
また珍しいですが、目にがんができることもあります。放置すると失明につながる「白内障」も紫外線が原因になることがあります。こうしたものは10年、20年と紫外線を浴び続けたことで出てくる病気なので、紫外線対策は子どものころからある程度したほうがいいです。
自分の目をよく見たときに、シミや隆起があるならばダメージのサインです。悪化を防ぐために対策をしたほうがいいでしょう。
チェックすべき注意点と有効な対策についても教えてくれました。
紫外線から目を守る為に、薄色のサングラスがオススメです
紫外線から目の日焼けを予防するキーマンがサングラスとされています。都内の専門店「Zoffグランド東京渋谷店」に来店すると、紫外線からの目の日焼けに対して悩みを持ち、サングラスの購入を検討している1人の男性と出会いました。男性は「海にずっと通っていましたが、次の日に目が痛くなって。僕はコンタクトをはめているんですけどそれでも痛みが酷くて、今年はサングラスを沢山使用しようと考え、店に来ました」と言いました。
サングラスのレンズの色が薄いと目の日焼けを予防する効果は落ちるのでしょうか?実際はサングラスとのレンズの色と目の日焼けを予防する効果は関連性がなく、紫外線をどれだけカット出来るかがとても大事だということです。薄い服を1枚羽織るだけで肌の日焼けを予防可能になる様に、基本的には素通しだったとしてもメガネを装着することである一定の目に届く紫外線を防止出来ます。
オススメは、「紫外線カット」と表記されているサングラス。透明のメガネだと勘違いしても実はサングラス。紫外線の100%カットが実現可能で、マスクも付けていても違和感は感じません。さらに「当たる日差しによってがレンズの色が変化するレンズ」を取り付けた進化型サングラスも販売しています。室内では一見透明のメガネだと思いますが、屋外に足を踏み入れると紫外線の程度に即反応し、レンズの色が強くなり紫外線が微調整されます。
参考:目の日焼けに注意…重視すべきは「紫外線カット率」 マスクでも違和感なしの薄色サングラスが人気 FNNプライムオンライン(2022年)
またコンタクトレンズもたいてい紫外線カットになっているので、そういうことを気にして選んでいただいたほうが望ましいという話もありました。
目の日焼けは知らなかったです。
私の家では昔父が運転中眩しいからとサングラスをかけていました。それもかなり前で、今家族では誰もサングラスをかけていません。たまたまこの話を知って、最初は「目の日焼けとかあるの?」という考えしか感じなかったのですが、読み進めていくと、深刻な病気を誘発するのを知って、とても恐怖を感じました。
「確かに太陽の光で、目が痛くなる事あるな」とも思いましたし、今は日傘を差して通勤していますが、それでも目が痛くなることがあります。私はメガネもしていませんし、自分だけでメガネ屋さんに1人で行った事がなく、サングラスも大体幾ら位で販売しているのかも全く知りません。未来の自分の目の保険の為に、今はサングラスを購入する事を真剣に考えないといけない位の酷暑ですし、まずはネットサイトで金額を確かめてみる事にします。メガネと一緒で、実際にかけてみないと多分人の顔に合う合わないが必ずあると思うので、そこから購入する運びにしたいと思いました。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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