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知ってる?「セルフラブ」
突然ですが、「セルフラブ」という言葉を知っていますか?
聞いたことがない、という方も多いと思います。
かくいう私も、最近まで聞いたことがなく、知らなかった言葉です。
今回はそんな「セルフラブ」について体験談を交えながら書いていこうと思います。
私の体験談〜セルフラブってなんだろう?〜
私は緊張する場面や、人が大勢いる場面がとても苦手です。
そんな場面で時々、動悸や息切れ、眩暈などの症状が出て、動けなくなってしまうことがあります。
そんな時、「早くなんとかしないと」と考えると決まって症状は悪化するのです。
それなら、と私は逆のことを考えることにしました。
「辛いね」「大丈夫だよ」「ゆっくり休んだら治るからね」と優しい言葉をかけながら、自分の体をさすったり頭を撫でたりしてみました。
そうすると、不思議と症状が軽くなったのです。
その話を知人にしたところ、「それはセルフラブというものだよ」と言われました。
セルフラブってそもそも何?
「セルフラブ」とは一体何のことなのでしょうか。
直訳すると「自己愛」や「自分で自分を愛すること」となります。
自己愛、と書くとナルシズムのようですが、それとは違います。
人は誰でも「無条件に受け入れられたい、愛されたい」という願望を抱えています。
ありのままの自分を受け入れ、愛して欲しいということですね。
それを自分で叶えてあげるのが「セルフラブ」です。
言い換えるなら、自分で自分を認めて肯定してあげること。大切にしてあげること。
これが「セルフラブ」です。
セルフラブを実践することで、自己肯定感が高まったり、自分を大切にすることに繋がったりと、良いことがあるようです。
やってみよう、セルフラブ〜行動編〜
では、実際に「セルフラブ」を実践するにはどうしたら良いのでしょうか。
自分を愛そうと思ってもいきなりは難しいですよね。
具体的にどういう時、どんな風にすると良いか、私の経験から書き出してみます。
例えば、あなたは今、一日を終えてとても疲れているとします。
そんな時、「疲れたね。今日も一日お疲れ様」と声に出して労ってみてはどうでしょうか。
また、例えばあなたは今日、とても辛いことがあったとします。
そんな時、「辛かったね。苦しいね。大丈夫だよ」と声に出して寄り添ってみてはどうでしょうか。
そして、頑張っている自分、疲れている自分の体や頭を優しく撫でてみましょう。
これだけのことで、少し疲れや辛い気持ちが癒えると思います。
やってみよう、セルフラブ〜考え方編〜
前項では、行動でセルフラブを実践する方法について書きました。
行動での実践に慣れてきたら、次は考え方について意識してみると良いと思います。
普段、あなたは自分に対して「こんな自分はダメだ」「○○ができない自分が好きになれない、嫌いだ」というような考えを持っていませんか?
それは条件付きでしか自分を愛せていない、許せていない証拠です。
意識して「できなくても頑張っている自分」を認めてあげることで、自分で自分にストレスをかけにくくなります。
最初はとても難しく感じると思います。
なのでまずは、他の人に言葉をかけるときのような気持ちで、自分自身に接するイメージを持つとやりやすいかもしれません。
慣れてくれば、自分自身に優しく接してあげられるようになるはずです。
終わりに
いかがだったでしょうか。
私の知人や友人の中には、自己肯定感を高めるのが苦手で、つい自分を責めてしまう性格の人が何人かいます。
私自身、自分が相手だと些細な失敗でも厳しく捉えてしまいがちで、自分を責めてしまいがちです。
真面目さや責任感の強さの表れでもあるとは思いますが、何事も程々がちょうど良いものです。
普段些細なことで自分を責めてしまいがちな人ほど、セルフラブを意識することに意味があるのではないか。
意識することによって、感じている生きづらさが少し和らいでくるのではないか。
そう思って今回は筆を取らせていただきました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
参考サイト
・自己愛(セルフラブ)とは?
https://selfcompass.jp/selflove_140124/
・【今日からできる】セルフラブの始め方
https://janepublishers.com/2020/05/15/howtostartlovemyself/
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