障害を持ちながら親になる事への不安とその対策

親

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先日、私が辛い時によく訪れているブログでこんな記事を見つけました。

子育てについて感じる3つのハードル – 生きづらさ解消を目指すhsp女子の日記

生きづらさを抱えている筆者が、親になる事への色々なハードルを文章にしています。

私の夢は、子どもを持ち、母親になる事です。
でも、この記事を読んで、少し考えさせられました。
以前から「障害」を抱えながら「親」になる事への葛藤はあったのですが、より現実的に考えさせられました。
子どもを経済的にも満足させられるだろうか。
精神的にも安心させて幸せにする事ができるだろうか。

考えてみると、たくさんのハードルがある事に気付きました。

あれほど強かった「母になりたい!」と言う気持ちに自信がなくなってきました。

でも、こんな考え方も出来るのでは?と思いました。
それは、これらの「ハードル」さえクリアできたら「親になる」夢は叶うという事です。
対策さえ取り組めば、前に進める気がしたのです。

今日は、この方と同じように私が母になるにあたって、どんな「ハードル」があるのか書き記しておきたいと思いました。
そして、それに合わせて「親になる夢」を叶えるために、それぞれへの今できる対策も書いておきたいと思います。

そもそもパートナーができるのか?

私は、精神的な障害を持っています。
結婚が出来るのかも不安です。
例えば、結婚したい!という相手ができたとしても、彼が私の障害を理解してくれるのか、それから彼の親が賛同してくれるのか、彼の家族は?親戚は?…
結婚一つをとってもたくさんのハードルがあります。

私の事を理解してくれるパートナーが出来る事だけでもすごく難しい事だと思います。その上で、周囲の理解が必要となると…。
すごく難しい気がしています。

対策 より魅力的な女性になるように自分磨きをする

でも、もし私が、魅力的で人格的に素敵だったら。
もしかしたら、障害があっても「この子だったら大丈夫だな」と周囲の人も認めてくれるかもしれない。
そう思いました。
なので、今のうちに料理、洗濯、掃除なども家事が出来るようになる事はもちろん、教養などを身に付けたり自分磨きを頑張ろうと思います。
そして、何より大切なのは人格だと思います。
みんなに認められるような、素敵な心を持った女性になるように頑張ります。

経済的に満足させれるか?

私は、子どもには教育面では不自由させたくないと思っています。
子どもが、学校に行きたい、と言ったら、どんな学校でも必死で働いて行かせたいです。
子どもの夢のためなら、どれだけでもお金を惜しみたくない。
そう思うのですが、果たして、障害を抱えている私が、将来どれだけ稼げるのか…。
そんな事も考えてしまいます。

対策 今のうちにスキルを沢山身に着ける

対策としては子どもの教育費のために、将来一般就労して、お金を沢山稼ぎたいです。
ですので、今のうちに一生懸命たくさんのスキルを身に付けたいと思います。
そのスキルが花開く日が絶対に来る、そう信じて、支援員さんに質問したりして頑張りたいと思います。

精神的に安心させれるか

精神状態が不安定な私。
母になるには、強くならなければなあ、とも思っています。私が精神不安定だと、子どもの気持ちを不安にさせるかもしれない。
もし、子どもを持つならもっともっと強くならないとなと思っています。

対策 先生の言う事をよく聞く

対策としては、先生の言う事をよく聞いて、一生懸命治療しようと思います。
子どもを持つ頃には、病気の症状を少しでも緩和させたいです。
子どもに安心して、毎日を過ごさせたいです。

特性やこころの病気を持たれている親に向けて、こんな方法も紹介されていました。

こころの病気を持たれている方の中には自分を傷つけたり、食べ吐きをしたりする方がいらっしゃいます。発達の凸凹がある方の中には自分なりのこだわりなどがある人もいると思います。それらは生きていく上で、精神的なストレスを一時的に和らげるという意味で、行わざるをえない時があります。
それらをまったくしないということは難しいことだと思います。ただ、子どもにそれを見せたり、その行動に巻き込んでしまうと子どもはそれを自分のせいだと思ったり、子ども自身が辛く感じてしまうことがあります。なので、子どものいない場所や時間に行うという配慮が必要です。保育園や学校に行っている時、あるいは寝ている時など、自分が一人になれる時はいつなのか考えてみましょう。子どもをまきこんでしまうときは、周囲の方に相談してください。

引用元:親のみなさんへ – ゆるゆる子育て日常生活編 –

この文章を読んだ時、とても考えさせられました。
私も、強いこだわりがあって、そのこだわりのせいで体調が悪いと家族を巻き込んでしまう事があります。
今のうちに、練習も兼ねて家族にもなるべく「こだわり」で迷惑をかけないようにしてみたいと思いました。

ママ友との人間関係

私が、もしかしたらもっとも心配しているかもしれない事。
それは、「ママ友との人間関係。」
私は、人間関係がすごく苦手です。
ママ友と仲良く出来るのか…。
ママ友と仲良くならなければ、子どもの人間関係にも影響を与えそうな気もします。
学校のPTAの役員なども務める事が出来るのか。
とっても不安です。

対策 治療しつつ、少しずつ人間関係に慣れる

対策としては治療を頑張って、少しずつ人間関係に慣れるために外にも出てみたいと思います。
それから、逆にあまりママ友と関わらないのも手なのでは、と思いました。

また、調べると特性や心の病気を抱えた親に向けて、こんなママ友付き合い対策方法も紹介されていました。

ママ友との関わり方については、

周囲の人と無理に会わせなくても大丈夫です。自分のペースでゆっくりと仲良くなっていきましょう。たくさん友達を作る必要はありません。数は少なくても、自分が付き合いやすい、いい友達を見つけましょう。ママ友・パパ友を作らないというのもひとつの方法です。表面上は仲良くして深くはつきあわず、距離を取ってつきあいましょう(例、あいさつだけするなど)。

引用元:親のみなさんへ 〜人間関係編~

これを読んで、少し安心しました。もし子どもができたらママ友とは私らしく、無理せず付き合っていきたいと思いました。

最後に

このように、対策を立ててみるとまたパワーが湧いてきました。
今は、正直自信がなくて、子どもを持ちたいのかも分からない気持ちでいます。
親になりたい、という夢はもしかしたら自分勝手な気持ちなのかも、自分にはその子の人生の責任は取れないかもとか、色々考えてしまいます。
でも、もしかしたら、好きな人ができて、子どもが欲しいなあと思う日が来るかもしれません。
もしかしたら来るその時のために、今のうちに対策を立てて努力して頑張る事もいいかなあと思いました。

そして、もし子どもを作る選択をしたとしても、絶対に心に決めている事があります。
それは、何がなんでも子どもの人生を幸せなものにする、という事です。
障害者の親だから…という事で不安な気持ちにはさせたくないです。
幸せな子どもにしたいと強く思っています。

最後に、この記事でいくつか引用させて頂いたサイトを紹介したいと思います。
このサイトでは障害を抱えながら子育てをする方に向けて、「子育ての工夫」が丁寧に書かれています。

親のみなさんへ − こころの病を抱えた ゆるゆる子育て

こんなサイトがあることは、自分にとってすごく心の支えになりました。
私のように、障害を抱えていて、親になる事に葛藤がある方も、特性や心の病気がありながら子育て中の方もきっとこのサイトは為になると思います。ぜひ読んでみてください。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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